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2009年2月15日 (日)

千駄木庵日乗二月十四日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後二時より、渋谷道玄坂のフォーラムエイトにて、「日台関係研究會」開催。浅川公紀武蔵野大学教授が講演し、「アメリカ国民は6対4で、オバマの成功に懸けている。これからのオバマの道は大変。アメリカの一極支配が終わり、多極化あるいは無極化の時代になった。それにどう対応するのか、オバマが国政に携わったのは三年間の上院議員のみ。昨年十一月四日、テロとの戦いの継続を鮮明にした。

対日関係に意欲を持っている。日本の好意的。オバマは同盟関係よりも地域的安全保障の枠組みを作ろうとしている。六カ国協議は維持するだろう。ブッシュは、金正日・盧武鉉、陳水扁が嫌いだった。オバマが北朝鮮への融和策を取ることは十分考えられる。直接対話を進める。中国の国際経済における影響力の拡大により、アメリカは中国と仲良くしなければならない。中国の軍備拡張・軍の近代化がアメリカを脅かす。

オバマは選挙中台湾のことを話していない。オバマは中国に対して好意的ではない。『中国が為替操作をしている』という厳しい見方をしている。ブッシュは事実上北朝鮮の核保有を認めた。これは失敗だった。オバマは金正日に会いに行かず、クリントン国務長官が行くだろう。

クリントンの国務長官任命は、外交がうまくいかなかったら、その責任を負わせ、次期大統領の目を摘むという深謀遠慮があるのかもしれない。」と語った。

終了後懇親会。

帰宅後は、原稿執筆など。

           ○

懇親会で、在日台湾人の方と懇談した。日本で医師をされているのだが、小生より十歳くらい年上で、少年時代台湾で二・二八事件を体験されたこの方は次のようなことを語ってくれた。「中学の物理の先生が急にいなくなった。最初は授業がなくなったので喜んだのだが、心配になって校長にどうしていなくなったのかと聞いたら、行方不明だと言われた。国民党軍に連行され、殺されたのである。また、郷土台南の先輩で、戦前日本の高等文官試験に合格し、戦後弁護士をしていた人が、やはり国民党に殺され、公園の木につるされた。二・二八事件とその後の白色テロにより、日本教育を受けた台湾のエリートたちは殆ど殺された。」

支那人の残虐さを身を以て体験した人が台湾人には多くいる。大陸から逃げて来た支那人が支配階級となっていたので、運のいい優秀な台湾青年は国外に脱出した。その人たちの中には、日本やアメリカで独立運動を行った人も数多い。

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