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2009年2月16日 (月)

千駄木庵日乗二月十五日

未明、「政治文化情報」の原稿完成、印刷所に送付。

午前は父母のお世話。

午後からは在宅して「レコンキスタ」用原稿執筆・完成・送付。

          ○

神武天皇「橿原奠都の詔」(『日本書紀』)に「夫れ大人(ひじり)の制(のり)を立つ。義(ことはり)必ず時に随(したが)ふ。苟(いやし)くも民(おほみたから)に利(くぼさ)有らば、何ぞ聖の造(わざ)に妨(たが)はむ」と示されている。

「聖人が制度を作る場合、必ず時に適合したものとする。だから民の利益になることならば、どんなことでも聖人の行うこととして妨げは無い」という意である。

制度というものはいかなるものであべきるかということが示されている。三千年昔と言われる神武天皇の建国の精神は、実に以て進歩的にして国民を第一と考える精神だったのである。今日においても決して色褪せないどころか、今日においてさえ言葉の真の意味において進歩的な考え方である。

日本天皇の国家統治の根本精神は、時勢というものを十分に考慮し、国民の利益を第一と考える精神である。一度決めた制度はたとえ国民のためにならなくなってもなかなか変えようとしない政治は日本の伝統に反する。「現行占領憲法」下の「戦後体制」はまさにその典型である。郵政民営化も、国民の利益にならない点があったらどんどん転換するなり調整すれば良いのである。

『日本書紀』とか『神武建国の精神』というと古色蒼然とした思想に貫かれているなどと思ったら大間違いある。復古即革新が日本の傳統精神である。また「伝統」と「旧来の陋習」とは全く異なる。『五箇条の御誓文』には「旧来ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クヘシ」と示されている。天皇国日本は何と素晴らしい国であることか。

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