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2009年1月17日 (土)

千駄木庵日乗一月十六日

午前は母のお世話。

午後は病院に赴き父の付き添い。歩行訓練など。患部が痛むためか精神的に落ち着かない状況にあるので、色々元気づける。病院・医師に任せるしかないが不安である。退院が延びる可能性がある。

帰宅後は、『政治文化情報』の発送準備など。

         ○

毎日毎日色々な事が起る。警察庁のキャリアが成田空港の手荷物検査場でブチ切れて女性検査員に暴言をはいたうえ、プラスチック製の検査用トレーを投げつけたという。こういうことはよくある。私も何年か前、皇居参賀に行った時、女性警察官の荷物検査を受けたが、その対応が無礼だったので、ブチ切れたことがあった。テレビの討論番組でブチ切れた経験もある。これは全国に放送されてしまった。したがってあまり他人のことは言えないが、キャリア官僚は、一流大学を出て、難しい試験に合格した人がなるとものとされている。それなりの知識・教養・品性を持っている人々であると承知している。そういう人が切れたのだから、余程のことがあったのであろうか。それともこの官僚の資質に問題があるのだろうか。そういう人が、他人を逮捕し捜査する権限を持つ警察官僚になっていることはやはり問題である。三十六歳で警視だそうだが、普通の警察官は、その圧倒的多数が一生かかっても警視にはなれないで退職する。キャリア官僚はやはり以て範となる人でなければなるまい。格差社会とよく言われるが、官僚・役人の世界こそまさに格差社会の典型である。

大学構内で凄惨な殺人事件が起った。今後、大学構内への外部の人の立ち入りが制限される可能性がある。私は、東京藝術大学に藝大美術館参観のためよく行く。また東京大学構内にも時々行く。旧前田藩邸である構内を散策するためである。弥生門から入り、三四郎池・安田講堂などを巡り赤門をくぐって本郷に抜けるというコースである。また、家族の治療で東大病院にも時々行くことがある。自由に出入りできなくなるのは困る。

自民党を離党した渡辺喜美氏が、江田憲司氏と共に、政策グループを結成した。江口克彦・PHP総合研究所社長と政治評論家の屋山太郎氏がメンバーとして同席した。屋山氏は田久保忠衛氏と共に私の尊敬する評論家の一人である。国家観・歴史観・外交に関する考え方は今の評論家たちの中ではまともであると思う。屋山氏が渡辺氏と同じ考えであることは初めて知った。「官僚主導政治の打破」には、政治家の資質の向上が行われなければならない。それなくして、明治以来の官僚制度を破壊したら、日本はどうなるのか、不安である。私の考えは間違っているであろうか。

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