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2008年12月31日 (水)

千駄木庵日乗十二月三十日

未明、父が苦しみ出し、看護。朝になってもおさまらず、救急車に来てもらって、病院へ。治療を受け、小康状態になったので、医師の指示により、タクシーで帰宅。ところが帰宅途中にすでに父の体が震え出し、家に辿り着いたら倒れ込んでしまった。再び救急車に来てもらって、病院へ。再度診察治療を受け、入院することとなった。

詳しい病状は書かないが、泌尿器の病気である。一回目の治療の時、「入院させてやりたいのですが」と言っても、医師は「べッドがない」とか、「そんな病状ではない」とか言って断られた。しかるにこの有り様である。

病人とりわけ年老いた病人は文字通り弱者である。患者側は、病院と医師に頼るほかはない。その病院の対応に信頼がおけなくなると本当に困る。苦しみ年老いた父が廊下の椅子やベッドの上で長い時間放置されていると怒りがこみ上げる。しかし、患者やその家族にとって長い時間と感じられても、病院側はそうは思っていないようである。

今日は一般診療はやっていないので、救急外来が相当の混雑であった。それだけ、医師や看護師も忙しいということである。病院側を責めるわけにもいかないのかとも思う。しかし、自分の父親が現実に苦悶している状態を見ると、そうした理性も吹き飛んでしまう。

朝から夜まで、病院と自宅を往復三回。大変な一日であった。しかし、父の苦しみが少しでも和らぎ、回復することを祈るのみである。

明日は、新年を迎える準備(部屋の掃除やお節料理の買い出しなど)をしなければならないが、父が入院している病院に行かねばならない。相当忙しい一日になりそうである。今日は私的なことばかり書いてしまった。

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