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2008年12月 1日 (月)

千駄木庵日乗十一月三十日

午前は父母お世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は原稿執筆・完成・送付。

午後六時より、千駄木にて、「荻原知康氏を囲む忘年會」開催。成澤廣修文京区長、増子博樹東京都議が挨拶。懇談。荻原知康氏は、小生の小中学校の後輩で、地方政治を志している。前回の区議選で落選したが、次回の当選を期している。まだ三十代なので元気が良く、頑張っている。

帰宅後は、書状執筆など。

            ○

大化改新の後の「萬葉集」編纂、平安時代の國風文化再興としての「古今和歌集」編纂、後鳥羽上皇の國體明徴化の戦ひの時の「新古今和歌集」編纂と同じやうに、明治維新においても「勅撰和歌集」が編纂されるべきであった。それが為されなかったのは、いはゆる欧化・文明開化の風潮が時代を覆ったためと思はれる。ここに近代日本の大きな欠陥があった。

ただし、明治天皇さまが十萬首に近い御製をお詠みになったことは、いかなる時代にあっても日本の傳統文化は、天皇・皇室によって正しく継承されることを証ししてゐる。皇室におかせられては、今日も、祭祀と和歌といふ日本伝統の核となるものを正しく継承されてゐる。

近代以後今日に至るまで、「勅撰和歌集」が編纂されなくなってゐるのは、わが國の國柄が正しく開顕せず、和歌文藝の道統が衰微してゐるといふことである。混迷する今日においてこそ、「勅撰和歌集」の撰進が行はれるべきである。

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