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2008年11月13日 (木)

千駄木庵日乗十一月十二日

午前は、父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は、父母の看護・介護などについての相談のためにある方と懇談。

その後、原稿執筆。

夕刻、知人と懇談。

その後も原稿執筆。

           ○

台湾最高検は十二日午前、海外への不正送金や機密費流用などの容疑で陳水扁前総統を逮捕した。国家元首経験者を逮捕するというのは全く異常なことである。かつて国民党の体質を考えると、冤罪ということも十分に考えられる。或いはそうではないのかもしれない。不正流用や機密費流用が事実であるかどうかは分からない。

韓国では、長い間、退陣した大統領が海外に脱出したり、逮捕されたり、軟禁状態に置かれるというのが恒例になっていた。陳水扁氏が長い間馬英九氏と敵対関係にあった。それだけに台湾も以前の韓国のような國になってしまったのかと思うと恐ろしい気がする。馬英九総統は、紳士面しているが、実はとんでもない権力者ということなる。しかし、これはあくまでも今回の逮捕容疑が事実無根であるということを前提とした話であって、容疑が事実であるのなら、逮捕は当然のことである。しかし、いずれにしても、前国家元首が退陣後一年もたたないうちに逮捕されるなどということは異常である。

陳水扁氏には、もう十年くらい前に、東京の台湾独立運動の集会でお会いしたことがある。当時は李登輝総統の後継者であり、独立運動の指導者の一人でもあったので多くの人々に期待され、大変な人気であった。しかし、総統になってからは期待したほどの指導力・政治力を発揮することはなかった。李登輝氏と比較するとだいぶ格が下がるという感じであった。最近は、その李登輝前総統からも批判されるようになっていた。

今回の事が冤罪であるとすれば、国民党・馬英九政権のやり方は非道であるということになる。果たして冤罪であるのかどうかが最大の問題である。また、台湾独立達成の正義実現のために今度の事件が大きな障害にならないことを祈る。

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