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2008年11月22日 (土)

千駄木庵日乗十一月二十一日の二

朝、宿舎を出発。杉山清一氏と共に帰京。

会津出身の杉山氏は長年の同志である。昨日の萬葉會で、たまたま会津で歌われた東歌を講義した。『萬葉集』に収録されている歌の北限は、会津である。会津をはじめとした東北地方は、戊辰戦争では朝敵という汚名を着せられたが、近代日本建設では、東北の人々が大きな貢献をした。昭和維新においては、「昭和維新は東北から」という合言葉があった。大川周明・石原莞爾など東北出身の維新運動指導者は数多い。

午後からは在宅して、「政治文化情報」発送準備など。

        ○

昨日の研修会で、「民主党よりも自民党の方がまだましだから民主党に政権を取らせてはならない、という議論があるが、民主党が政権を取ってもどうせ行き詰り、政界再編となる可能性が高い。そうなった方が、今の自民党政権よりはまだましのではないか」という意見が出された。

確かにそういうことは言える。麻生氏の田母神前空幕長問題における姿勢を見ても、自民党は、真正保守の立場、戦後レジーム否定の立場を放棄したとしか言えない状況になっている。安倍氏の早期退陣は本当に残念であった。

もっとも自民党・民主党・公明党・共産党・社民党などという政党は、戦勝国支配体制下に生まれ育ってきた政党である。

自民・民主両党の中に、真正保守・維新実現を目指す考えを持つ政治家がいても、党全体としては、戦後体制維持なのである。

民族派というか維新勢力が、国会においてせめて公明党くらいの議席を確保していれば、政界再編について色々な策を講じることの意味はある。しかし現状では一議席もないのである。我々が為すべきことは、自民党政権だろうと、民主党政権だろうと、あるいは政界再編が行われようと、権力を掌握している政治勢力に対して、真正保守、維新実現の立場から、これを批判することに徹する以外にないと思う。

今の政治に対してはあくまでも反対勢力の立場で臨むのが維新運動の在り方であると思う。権力者に対して、國體を破壊し、祖国の歴史を冒瀆する政治は許さない、という姿勢を強固に保つことが基本である。

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