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2008年10月13日 (月)

千駄木庵日乗十月十二日

未明、父の容態に変化があり看護。

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後一時半より、九段の靖国神社にて開催された「藝林會学術研究大会」に参加。藝林會の方々と共に、遊就館で開催中の「特別展・幕末維新」参観。坂明夫遊就館館長、大山信吾資料課長の御説明を受ける。水戸烈公・徳川斉昭所用の陣羽織、吉田松陰遺墨、函館戦争圖、錦の御旗などを拝観。歴史を偲ぶ。

午後三時より、靖国会館にて、市村真一京都大学名誉教授が「立憲君主制と民主共和国の比較論」と題して講演し、「第二次大戦後、アメリカのデモクラシーでなければ夜が明けないということになった。君主制を支持すると右翼反動といわれた。しかし、イギリスや日本のように立憲君主制国家が安定し発展してきた。君主制を廃して共和国になった国が安定したとは言えない。政情不安を反復し経済発展もままならなかった。

君主制の長所は、は国家を象徴的に具現し国民統合を容易にする、外交の連続性を保つ、政治調整力としての役割を果たす、歴史と文化的伝統に支えられて国民の情緒と忠誠心を保持しやすい、軍の団結と忠誠心を保持しやすい。勲章は、天皇から頂くから誇りになる。私は、田中内閣の時、桜を見る会に招かれたが行かなかった。君主制の弱点は、王統の連続と徳望という二条件を必要とする。

我が国は君主国としての伝統は二千年を下らない。外来文化・宗教を包容して独自の世界に文化・文明をを発展させた。日本の伝統文化の価値は世界にとって貴重である。二十一世紀の波乱を耐えうるのは立憲君主国。立憲君主制の政治や文化の優越が明らかになれは、君主制の復活の動きが起こるかもしれない。」と語った。

帰途、知人と懇談。

帰宅後は書状執筆など。

               ○

靖国神社に多くの若者たちが参拝に来ていました。うれしいことです。

君主制と自由民主体制は矛盾するというのは大いなる誤りであり事実に反します。また時代の進歩とともに君主制は消滅するというのも間違いです。立憲君主国日本はアジアなかで最も自由で民主的な国です。

「朝鮮民主主義人民共和国」とか「中華人民共和国」などと「民主」だとか「人民」を国の名にしている自称「共和国においてこそ専制政治がおこなわれ、人民は苦しめられているのが事実であります。君主制を打倒した旧ソ連は崩壊し、いまやロシア正教が事実上の国教となり、ロマノフ王朝の復権がおこなわれています。

日本の君主国家としての國體は永遠に護持しなければなりませんし、天皇を中心に継承されてきた日本伝統信仰・伝統文化が今後の世界において貴重な価値を持つことは自明であります。

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