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2008年10月12日 (日)

千駄木庵日乗九月十一日

朝、「政治文化情報」の原稿完成、送付。

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後三時より、大手町の経団連会館にて、「日韓文化協会セミナー」開催。倉田信靖会長が挨拶。

長谷川慶太郎氏が講演し、「中東のオイルマネーの持ち主の間では、金の現物を実際に取引し、何処かに埋めて財産の保全を図るということがおこなわれている。いま彼らが一番注目しているのは日本。その理由は、①日本はパニックに引っ掛かっていない唯一の金融市場。②日本の製品は安全。日本の技術を売ってもらいたい、合弁したい。③日本の政治体制・社会秩序は安定している。今週もドバイからかなりの数のミッションが日本に来ている。

特許の国際貿易で日本は黒字になった。アメリカも日本から買う特許の方が日本に売る特許よりも多くなった。毎年日本の特許の輸出超過が二千億円のペースで伸びている。アメリカでの特許出願案件の二五%・二万件を日本人が占めている。日本は研究開発への投資が多い。研究開発の成果が特許という形で表れている。ゆえに日本国の将来は極めて明るい。日本のエコノミストは悲観論しか書かない。

軍事技術開発の成果が民間に放出され実用化されている。カーナビがその典型。アイポットという形態の新種もイラク戦争でアメリカによって開発された。日本の防衛省の研究開発費は少ない。アメリカの十分の一。

米軍は世界一の戦闘効率を持っている。これからは何処の国もアメリカに対して戦争を仕掛けられない。これからは戦争はない。戦争が無いということが二十世紀と二十一世紀とを区分する最大のもの。戦争とはインフレを意味する。第二次大戦では八千万人が死んだ。労働力が不足し、物が不足し、インフレになった。戦争が無いとデフレ。二十一世紀はデフレが継続する。石油も小麦も一時値が上がったが、今は下がっている。今年はアメリカは大豊作。平均寿命が延びる。二十一世紀の終わりには女性の平均寿命は百二十歳になる。大恐慌の再来はあり得ない。

日本が今回パニックに巻き込まれずに済んだのは、度胸がなかったから。度胸が無いのに欲張りな投資家は投資会社のカモになる。日本とアメリカ二カ国で世界のGDPの三五パーセントを占める。日米経済同時崩壊はあり得ない。

北朝鮮が崩壊すると日本海の様相が変わる。北が崩壊したら、韓国は日本の支援が無くてはやっていけなくなる。狭量なナショナリズムを放棄する。韓国経済は日本の手の内で踊っている。技術も機械も日本製。競争で日本に追いつくのは不可能」と語った。

帰途、知人と懇談。

帰宅後は、書状執筆など。

            ○

長谷川氏の楽観的な見方をすべて信じていいのかどうかは私にはわからないが、何となく安心したことは事実である。経済に限らず、日本人はもっと自信を持って進んで行くべきだと思う。マスコミはなぜか悲観的にして自虐的な見方しかしない。これが問題である。そしてやたらに危機意識を煽る。しかも、解決策は提示しない。国民はそれに踊らされる。日本人の勤勉さ・優秀さを保持していくことが第一である。

昨日、二人の政治家に質問書を送りました。以前はよく政治家に質問書を提出したのですが、最近は出さなくなっていました。どうしても問いたださなければならないこと、見解を聞きたいことがありましたので、久しぶりに出しました。「政治文化情報」にその質問書を掲載します。

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