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2008年9月11日 (木)

千駄木庵日乗九月十日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後二時より、内幸町の日本記者クラブにて、「マスコミ総合研究所研究會」開催。

屋山太郎氏が講演し、「福田内閣は改造後も支持率が上がらなかった。選挙は四〇%くらいの支持率がなないと勝てない。公明党に定額減税を呑まされた。福田はそれに嫌気さしてやめた。安倍は一七回強行採決をしても矢折れ刀尽きて辞めた。福田は違う。何もやろうとしたものはない。安倍と福田を一緒にしては安倍が可哀そう。中選挙区時代の遺物のような森の意向で内閣改造した。これで世の中に通用するのかというような人事。福田には目的、信念、気概、自分の言葉がない。

安倍は政治にスピリチュアルなものを持ち込んだ。それまでは政治はモノとカネだった。

麻生が一発で勝つと思う。与謝野は財務省の代弁。次の総選挙は前の小泉劇場のようにはならない。麻生氏が講演で、聖徳太子は『日出づる国の天子書を日没する国の天子に致す』と書いたのは『華夷秩序』に入らないと宣言したのだ、と言ったのには感心した。

民主党が比較第一党になれば、公明党が乗ってくる。民主は社民と一緒にならなければ参院で過半数を取れない。民主党政権で外交的には日本は置いてけ堀になる。小沢は国連第一主義でなければ旧社会党を取り込めない。

東アジア共同体はとんでもない。日本は華夷秩序に入ってはならない。七世紀からの日本の外交方針を守れ。日韓中に共通のものはない。ある韓国の評論家が屋山氏に、「大分県の教育委員会の不祥事は、韓国では当たり前のことなので日本で何で大騒ぎするのか分からない」と言っていたという。日本人は潔く、清潔で、公平さを好む。

小選挙区制ではキャスティングボートを握る新党は出てこない。自公は金の切れ目が縁の切れ目。公明は思想的には民主に近い。現世利益の党だから野党にじっとしているわけにいかない。民主が政権を取れば民主につく。」と語った。

この後、質疑応答。

夕刻、我が家でお守りしている観音堂に賽銭泥棒が入ったので、警察に相談。二名の警察官がすぐに来てくれたので大変ありがたかった。御賽銭は大した額ではないが、お堂の鍵が壊されてしまった。

夜は、原稿執筆。

              ○

屋山氏の講演は実に面白い。ただ平沼新党については悲観的に見ておられたのが残念であった。何とか平沼氏に新党を結成してもらい、真正保守が第三極としての立場を確保してもらいたい。安倍内閣退陣によって、真正保守の政治が後退してしまった。総裁候補の中では麻生氏が比較的良いのではないかと思っている。石原慎太郎氏の御子息はなぜ対北朝鮮外交で不透明に動きをしている山崎拓氏の派閥なのか。理解に苦しむ。麻生総裁・小池幹事長というのがいいのではないか。

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受信: 2008年9月11日 (木) 09時24分

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