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2008年9月17日 (水)

千駄木庵日乗九月十六日

午前は父の付き添って病院に赴く。定期的な診察と治療。

午後二時より、上野公園の東京国立博物館表慶館にて行われた「特別展・スリランカ 輝く島の美に出会う」レセプション開催。スリランカのラトナシリウィクラマナーヤカ 首相、高村正彦外務大臣などが挨拶。

この特別展は「『光り輝く島』という意味を持つスリランカ。豊かな自然に恵まれ、紅茶や宝石で知られる同国には、2000年以上の長い歴史の中で人々が育んできた素晴らしい文化が存在します。本展では、同国政府の全面的協力によって、仏像やヒンドゥー神像、仏具や、美しい宝石をふんだんにあしらった宝飾品など、国宝級を含む約150件におよぶスリランカ美術の粋を一堂に展覧いたします。」(案内書)との趣旨で開催された。

如来座像・菩薩立像・涅槃像などの仏像、首飾り・簪などの美術工芸品などが展示されていた。中でも、青銅鍍金の観音菩薩坐像は九世紀の作品で安楽座像というくつろぎの形をしていて美しかった。湯上りにくつろいでいる青年というような感じであった。また全般的に日本の仏像にーよりも体格がすがっしりしとた感じであった。

帰宅後は明日の会合の資料の整理、スピーチの準備など。

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レセプションで驚いたのは、スリランカの首相が、参列していたスリランカの数人の僧侶(首相よりも相当年齢は下のようであった)に対して深々とほとんど拝跪する姿勢でお辞儀をしていたことである。それだけ出家者・僧侶に対する尊敬の念が深いということであろう。日本ではお葬式の時に、導師の僧侶に対して参列者が敬意を表することはあるが、拝跪することはない。

出家というのは家庭を捨てることであると思う。しかし、日本の僧侶は禅宗も含めて、家庭を捨てるということはない。日本の僧侶の大部分は一般人とほとんど同じ生活をしている。お酒は飲むし肉も食べる。そういうところの違いであろうか。(もちろん日本にも本当に酒も肉も断ち家庭を持たない僧侶もいるであろうが)

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