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2008年8月28日 (木)

千駄木庵日乗八月二十七日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は、上野公園の東京芸術大学美術館にて開催中の「狩野芳崖 悲母観音への軌跡」展参観。

「幕末の長府(現在の下関市)に長府藩御用絵師の嫡子として生まれた狩野芳崖(1828~1888)は、 近代日本画の基礎を築いた人物としてその名を残す画家です。 明治時代、フェノロサ、岡倉天心らとともに西洋画法を取り入れた日本画の改革・実験に取り組んだ芳崖は、 その後の日本画の発展に大きく寄与しました。この芳崖の絶筆《悲母観音》(重要文化財)は、 作品自体の完成度の高さに加え、近代日本画の幕開けを告げる記念碑的作品と位置づけられ、 続く若い作家たちへも様々な影響を与えた極めて重要な作品といえます。

 今年2008年は、狩野芳崖生誕180年、没後120年にあたります。 本展では、晩年の日本画革新時代の作品だけではなく、 郷里で修業を積んだ幼少時代からの作品を網羅、《悲母観音》制作に至る芳崖の画業を追い、 今再び《悲母観音》の魅力に迫ります。」(案内書)

との趣旨で開催された。

「悲母観音」「大鷲」「不動明王」「出山釈迦図」「孔丘尊像」「懸崖飛沫図」などを見る。「悲母観音」は中学時代、美術か歴史の教科書で見て印象に残った絵である。芸大美術館て行われた他の展覧会にも何回が展示された。

我が家は、母方の祖父の代から観世音菩薩が安置されているお堂をお守りしてきたので、私にとって観世音菩薩はとても親しい仏様である。そのお堂に安置されている観音様は、如意輪観世音菩薩で、祖父の代に我が家を建て直した時、地下から出現したと伝えられる。

私は、いろいろな仏像を拝観したが、日本の仏像は、観世音菩薩像が一番多いと思う。美術館にもお寺にも観音像が一番多い。それだけ日本人は観世音菩薩に対する信仰が厚いということであろう。狩野芳崖の観音像は、幼児に浄水を与えている絵で何とも素晴らしい。宗教画であるとともに、美術としての価値もきわめて高いとされる。

同じ美術館にて開催中の「台東区コレクション 敦煌莫高窟壁画模写」参観。芸大大学院修了制作の作品。

「めぐりん」という台東区營の小さなバスに乗り、谷中墓地入り口で下車。寺町を歩いて行くと、長安寺という寺院に至る。なんとそのお寺には、狩野芳崖のお墓があった。参拝。

帰宅後は、「政治文化情報」発送準備。

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受信: 2008年8月28日 (木) 17時14分

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