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2008年8月30日 (土)

千駄木庵日乗八月二十九日

早朝、父の容態に変化があり、看護。落ち着きを取り戻す。

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後からは在宅して、資料の整理・諸雑務。

             ○

歴史問題などで、書くを憚ること、軽々しく論じることができない問題というのが幾つかある。小生の勉強不足ということももちろんあるが、それだけでない。明治維新は、「尊皇攘夷」を基本理念として断行されたのであるが、その「尊皇」ということを根本から覆すようなことが、維新を目指した人によって行われたという説がある。しかもその説は、國體破壊をもくろむ者どもによって論じられているだけではなく、明らかに國體護持の立場に立つ人、まともな感覚を持つ真面目な人々も論じているのである。これは実に重大なことである。私はこの説をどうしても肯定することはできない。岩倉具視がいくら政略家であったとしてもそのようなことをしたとは信じられない。もっと勉強して、そのようなことはなかったということを書いてみたいと思う。

大東亜戦争についても、大アジア主義に基づき、英米植民地主義に反対して、日本がアジア解放のために戦ったことは基本的に正しいという説と、日本が南進論をとり、支那大陸に軍事的に深入りし、米英および支那を敵に回したのは、ソ連の謀略に乗せられた結果であり、間違っていたという説がある。どちらが正しいのか。これは今日的課題でもある。今日の危機を打開するためには、歴史に学ぶことが必要である。そのためにも、歴史上の大きな問題について真剣にそして真摯に学び勉強しなければならない。

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