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2008年7月 6日 (日)

千駄木庵日乗七月五日

午後は、原稿執筆。

午後六時より、神田学士会館にて、「憲法懇話会」開催。高乗正臣平成国際大学教授が座長。「憲法試案作成に向けてー三潴信吾著『日本憲法要論』から学ぶ」とのテーマで、日本文化大学の村松伸治氏、松陰大学の高乗智之氏が研究発表。「憲法の地位」「憲法の任務」「憲法の権限」「立国法」「成文憲法と不文憲法」などについて論議が行われた。

「憲法とは国民精神・道徳的伝統の顕現としての立国法に基づく政務法の最高法規」「立国法は国家の成立と共にできる」「國體護持が憲法の第一の任務」「国家は自然なものでなければ国家に非ず。」「立国と建国とは異なる」「日本は古代から国民の人権は大事にされて来た」「日本には天皇が宗教の弾圧した歴史はない。ゆえに政教分離などということはあり得ない」ということが語られたことが印象に残った。

また憲法とは直接関わりはないが、ある人が、「アメリカ大統領は、プロテスタントでなければならないという伝統がある。だからカソリックのケネディは暗殺された。オバマもイスラム教徒であるとしたら、暗殺される危険が高い」ということが語られた。

帰宅後は、原稿執筆。

            ○

 アメリカ製の現行占領憲法が、諸悪の根源になっていることは、多くの人々が指摘する通りである。それは現行憲法が、日本の傳統や文化とは相容れない西洋政治思想(主權在民論・契約國家思想・權力國家思想・西洋的君主論・個人主義・物質主義)に基づいており、日本國體・日本傳統精神を隠蔽しているからである。

憲法は成文化されたもののみではなく、歴史、伝統として形成されているが成文になっていないものがある。不文憲法といわれるものである。不文法とは、國體法と言い換えても間違いではないと思う。

國體法は憲法の一番基礎を成している部分であって、「立國の基本たる法」とも、「國家の根本法の根本法」とも定義づけることができる。これに対して政體法とは、國體法の基礎の上に定められた國家の統治組織や國家活動の原則や國民の権利義務などに関する基本的な定めを総称する。

 日本國に成文憲法が必要であるならば、その成文憲法は、日本國の「國柄」に合致し、日本の傳統的な言葉で言えば日本國の「國體」を正しく表現していなければならない。つまり日本の傳統と文化と歴史に即した憲法でなければならない。

わが國は、立国の基本=不文憲法として君主國家である。これを共和制に変革することは革命によってのみできることである。成文憲法の表現・条文を戦勝國の圧力によって変えることで國體を変更し、君主制を共和制にすることなどできるものではない。君主國家が立国の基本であるわが國で、成文憲法に共和制ともとれるような表現がある場合、これを正すことが絶対に必要なのである。

日本の伝統的國家観・君主観とは絶対的に相容れない原理で成り立っている現行憲法が長く続けば続くほど、麗しい伝統的な日本の國柄が隠蔽され破壊され続けることとなる。これが現代の混迷の根本原因である。現行占領憲法は、日本を永久の弱體化しておくために戦勝國=アメリカ占領軍が日本に押しつけた憲法である。今日における日本の変革とは、現行憲法を破棄し、正しき憲法を回復することなのである。現行占領憲法は一刻も早く破棄し、日本國の建國以来の國柄へ回帰し、現代の混迷を打開しなければならない。

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