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2008年7月 5日 (土)

千駄木庵日乗六月四日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午前十一時半より、東京都庁第一庁舎正面玄関前にて、「皇太子殿下を『東京五輪招致』に利用する石原“変節”知事を糾弾!緊急行動」開催。西村修平・瀬戸弘幸・笹井宏次郎の各氏そして小生が演説。ビラを配布。

この後、東京都東京オリンピック招致本部企画部総務課長という長い肩書の方と面会、抗議文を手交。

帰宅後は、原稿執筆。

          ○

田中良都議会民主党幹事長は、昨日次のような見解を表明した。  

 「本日、石原慎太郎知事が二〇一六年夏季五輪招致組織の名誉総裁として、皇太子ご夫妻に就任を要請する意向を明らかにしたことが報じられました。

 過去の東京、札幌、長野五輪の際、大会の名誉総裁に天皇陛下が就任された例もあり、二〇一六年東京オリンピックが決定した場合に、大会の名誉総裁にご就任いただくのは光栄なことであります。しかし、各国の立候補都市と競い合い招致活動を行う委員会に皇室の関与を求めるのは大いに疑問があるところです。このようなことは、過去に例がありません。

 しかも、自らがオリンピックのために東京都知事選挙に出馬するとして、オリンピックと出馬を関連づけて政治課題とした中で、その当事者が、『招致』委員会の名誉総裁就任を皇太子ご夫妻に要請すると発言するのは、あまりにも不謹慎と言わなければなりません。

 私たちが確認したところでは、今回の知事発言は招致委員会においても、都招致本部においても何ら具体的な論議があったわけではなく、知事の独断、『思いつき』発言であると言わざるを得ません。

 オリンピック招致に全力を挙げることに異存はありませんが、軽々に皇室を利用するかのごとき発言は厳に慎まれるよう求めるものです。」

                   

また、土屋たかゆき都議からは次のようなメールが送られて来た。

「知事は、招致に『皇室』を利用する奇策に出た。皇室は言うまでもなく宮中祭祀を司り、国民の安寧、国家の安泰を祈念するお立場にある。その延長線に外国へのご訪問があり、国内のご巡幸があるはずだ。


それを「オリンピックを誘致するため」に皇室に『お願い』するとは一体どんな了見なのかお聞きしたいものだ。


皇室は、そうした政治向き、経済向きのこととは一線を画している。従って、雅子妃殿下がご希望されていると言われる、『皇室外交』は憲法に違反し、恐れながら実現は将来共にない。


皇室は、陛下をはじめに、ひたすらに国民の福祉、国家の安泰を静かに祈るお立場にある。


外国に行って、数々問題の指摘されているオリンッピックの誘致に一役かっていただくとは、皇室のあり方を根本から誤解し、或いは、皇室を危うき立場に追い込む可能性のある逆賊行為である。」

どちらも正論である。自民党はどういう態度なのか今のところ分からない。石原氏の第一回目の都知事当選の時はあれほど敵対し、怪文書まで流したのに、今は石原氏べったりで何の批判もしない。何んともおかしな政党である。

一日、総理官邸で石原都知事が、福田総理と会談し、皇太子殿下に招致活動に協力していただけるよう政府に正式要請した席に、森元総理も同席していた。そして森総理が、皇太子殿下の公務に「同席」した際、直接、殿下にお願いするということにしたという。

皇族と臣下が「同席する」などという表現は全く不敬である。伺候すると言うべきである。また、元総理といえども、皇太子殿下に何か別のことについでに、物事をお願いすることも重大な不敬行為である。皇室軽視も甚だしい。そういうことを元総理からお願いされた皇太子殿下は拒否されることもできず、さりとて容認されることもできず、大変にお困りになるであろう。

とにかく、いまの政治家は、皇室への慎みの心、尊敬の心が希薄になっている。保守と言われる政治家にしてこの体たらくである。國の乱れの根本はこういう所にあると思う。

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