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2008年7月24日 (木)

千駄木庵日乗七月二十三日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は『政界往来』の連載原稿執筆。

午後六時より、駒込地域文化創造館にて、『萬葉古代史研究会』開催。中臣宅守(なかとみのやかもり)と狹野茅上娘子(さののちがみのおとめ)との贈答歌を講義。

帰宅後も原稿執筆、完成、送付。

         ○

内憂外患交々来たるといった時期に、國體精神を謳歌し天皇國日本の永遠を祝福するために編纂された歌集が『萬葉集』である。保田與重郎氏は、「…最も深い日本の思想は、最もゆゝしい日に歌はれ、…萬葉集の如き古典が、その日を背景として生まれた。これは十分に治國の大御代の精神を教へ、國難に処する志を示すものである」と論じてゐる。

 今日の日本も「ゆゝしい日」である。今こそ「萬葉の精神」に回帰し國體精神を勃興せしめねばならい。今日の日本も、萬葉時代と同じように、朝鮮半島及び支那大陸からの外患が迫って来ている。さらに戦後六十年に及ぶ精神的・思想的侵略により國民の精神的思想的頽廃は末期的様相を呈してきている。

 わが國は敗戦後の日本喪失の精神状況から脱出して、日本民族の誇りと矜持を取り戻さねばならない。それは偏狭な排外主義的なナショナリズムと独善に陥ることでは決してない。わが國のすぐれた古典であるところの『記紀・萬葉』の精神への回帰による精神の救済を図るといふことである。神話の精神の復活によってこそわが國の再生が行はれると確信する。

 『萬葉集』は復古即革新=日本的変革の歌集である。精神的・経済的・政治的・軍事的苦悩を強いられている現代においてこそ、勤皇の精神・國體精神の回帰と復興が大事である。『萬葉集』に歌はれた國民精神への回帰によって現代の危機を乗り越えなければならない。混迷の極にある現代においてこそ『萬葉集』の精神への回帰が大切である。

深夜地震があった。東北地方は非常に強い震度だったので、これから被害が広がっていく恐れがある。被害ができるだけ少ないことを祈るのみである。

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