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2008年7月13日 (日)

千駄木庵日乗一月十二日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後二時より、渋谷のフォーラムエイトにて、「日台関係研究会」開催。浅野和生平成国際大教授が司会。張茂森自由時報東京支局長が「政権発足五十日の馬英九政権」と題して講演し、「馬英九政権一期目は大人しいが、二期目から日本へ圧力をかけると予測していたが、政権発足直後、行政院長が『日本との開戦を排除しない』などと発言した。これは台湾にとって非常に不利な発言。馬英九もかつて『尖閣問題で、日本との一戦も辞さず』と発言した。

台湾はアメリカと日本に頼るしかない。民進党はアメリカを敵に回し、国民党は日本を敵に回した。中国は台湾に武力侵攻しようとしている。それなのに、日本と開戦したいなどと言ったらどうなるか。深刻な問題。十日たって、ようやく馬英九が『平和的に解決しよう』と言った。

日本外務省は『台湾は日本にとって重要なパートナー』と言った。私は有り難いと思った。台湾の政府の役人は日本人の気持ちがよく分からない。日本の事が正しく伝わっていない。馬英九政権の閣僚が強硬発言するのは対日関係がよく分かっていないからだ。

歴史的に、台湾にいる中国人が政権を握れば、中国に傾くのは当然。馬英九は、『台湾の将来は台湾人が決める』と言った。また、『私の骨は台湾に埋葬する。私は骨になっても台湾人だ』とも言った。しかるに政権を取ったら中国一辺倒。軍隊では朝礼での『蒋介石遺訓』の朗読を復活した。その遺訓には『三民主義を実践せよ、国民政府を擁護せよ』とある。国家よりも国民党優位の訓示である。中国は日台分断を願っている。台中関係は中国がテイクするばかりで、ギヴはない。」と語った。

この後、小田村四郎拓殖大学前総長の発声で乾杯を行い、懇親会が開かれた。小田村先生のお元気なお姿に接し、大変うれしく思った。

夕刻、知人と懇談。帰宅後は、書状執筆、原稿執筆。

          ○

「文藝春秋」と「WiLL」という雑誌を購入した。皇室について色々書かれている。私はまだ熟読していないが、小田村先生は「福田和也氏の論文が良い、彼を見直した」と言っておられた。西尾幹二氏の論文については、批判が多いようである。皇室に関する論文は、國體護持を願う立場であるのならば、慎みとたしなみを大切にすべきである。「自分の意に反する皇室はなくなった方がいい」などという主張はもはや國體護持の主張ではない。

また、この二つの雑誌には、矢野絢也元公明党委員長の論文と対談が掲載されている。池田氏の指令によるとされる矢野氏への迫害・脅迫の実態が詳しく述べられている。興味深い内容である。私は毎日「聖教新聞」を読んでいるが、創価学会による日蓮正宗及び造反した元幹部に対する非難攻撃は常軌を逸している。悪口雑言・罵詈讒謗の限りをつくしている。慈悲を根本とする仏教系の教団とはとても思えない。困ったことである。

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