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2008年7月27日 (日)

千駄木庵日乗一月二十六日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後一時半より、池袋の豊島区生活産業プラザにて、「アジア太平洋交流学会」開催。久保田信之氏が主催者挨拶。古庄幸一氏(元海上幕僚長)が講演し、「海上自衛隊に三六年間勤務。昭和四十四年三月防大卒。その後江田島の幹部候補生学校で訓練を受ける。十七年間海上勤務。家族と一緒に転勤。長男は幼稚園三回、小学校五回、中学校三回、高校二回変わった。

海洋において日本が置かれている位置を知らねばならない。アフリカ周辺海域に海賊が増加。世界の物流は飛行機は数%。九八%は船で動く。大陸から見ると台湾は扇の要。

野中広務氏は何回説得しても、イージス艦配備は頑として受け付けなかった。駄目だと言った。安倍晋三氏は総理になると同時に、陸・海・空の自衛隊はどうなっているか、報告を求めて来た。

海上自衛隊と米第七艦隊一緒に行動していて、米第七艦隊が攻撃を受けても、海上自衛隊は何もできない。これでは同盟関係ではない。北朝鮮がミサイルを発射しても、何処に向かって行くのか分からないと、撃ち落とせない。自衛隊の武器使用が『警職法』によってしかできない。

外国の軍人との付き合いで、日本の二千年の歴史の話ができなければ相手にしてくれなくなる。東郷平八郎とネルソンの違いと何かということを知っていなければ相手にしてくれない。小学校から英語を教える必要無し。それよりも、日本の伝統文化についてよく知っている方が、国際的に通用する。日本の立場で両足を地につけて発言すべし。

日米同盟があるから何時でもアメリカが助けてくれると思うのは駄目。『日本は血を流さずに金儲けをしている』というのがアメリカの考え。台湾に中国軍の基地ができたら大変な脅威。」と語った。

夕刻、知人と懇談。

帰宅後は資料の整理。

              ○

古庄幸一氏は、昭和二一年生まれで、昭和四四年に防大卒なので、私と同学年ということになる。(ただし私は昭和二十二年の早生まれ)

いかにも海軍軍人らしい人であった。今の国防体制に対する深い憂慮の念を持っておられる様子であった。現行占領憲法の制約下にあり、さらにメディアや野党勢力の反自衛隊策謀に晒され、その上、与党の中にさえ、自衛隊に反感を持つ人がいる中で、その使命を果たさねばならない自衛隊は本当に大変である。

第三次国共合作が成立し、台湾に共産支那の軍事基地ができたらそれこそ大変である。尖閣と沖縄が危機にさらされる。そうなることを食い止めねばならないし、そうなった時の準備をしておかなければならない。今の日本の政治に出来るだろうか。

      

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