« 千駄木庵日乗六月四日 | トップページ | 千駄木庵日乗六月六日 »

2008年6月 6日 (金)

千駄木庵日乗六月五日

午前は、父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は、父母の治療・介護の関係で、病院・薬局などに赴く。

帰宅後は、資料の整理など。

           ○

日本民族は今こそ民族の誇りを取り戻さなければならない。正しい國體観と歴史精神を回復しなければならない。

山鹿素行の『中朝事實』という著書がある。これは徳川時代初期に著されたもので、「日本は神國なり、天皇は神聖なり」という思想が根幹にあり、後世のいわゆる日本主義思想に大きな影響を与えた。

 平泉澄氏は次のように論じている。「山鹿素行先生は…日本こそ他國にすぐれたる國であり、正しく中華といひ、中國といひ、中朝といふべき國であるとして、ここに日本の歴史を述べて、これに題して中朝事實といはれたのであります。…中朝事實こそは、長く外國の學問に耽り、外國の思想に惑ひたる後に、一朝目覺めて日本を發見し、日本の偉大に驚歎し、ここに眞の學問として日本學を樹立組織せんとしたる先哲の偉大なる足跡といふべきであります」(『日本學叢書 中朝事實』解説)と。

 山鹿素行は我が日本こそ文化概念としての「中國」であって、支那は「中國」にあらずとの前提に立っている。『中朝事實』には「皇祖高皇産霊尊、遂に皇孫天津彦彦火瓊瓊杵命を立てて、葦原中國の主(きみ)と爲さんと欲(おぼ)す。…是れ、本朝を以て、中國と爲すの謂(いひ)なり」「本朝の 神代、既に 天御中主尊有り、二神(ふたはしらのおほんかみ)國の中の柱(みはしら)を建つれば、則ち、本朝の中國たるや、天地自然の勢なり」と記されている。

共産支那は今日、急速な経済近代化・経済建設が進行、その経済力をベースに、露骨に軍事力増強の「富國強兵」策を採っている。支那共産政権は、「戦前の日本は侵略國家だった。そして日本に軍國主義が復活しつつある」と攻撃しているが、共産支那こそ、アジア最大の侵略國家であり、軍國主義國家である。これに対して、戦後五十年以上にわたって「富國強兵」とは正反対の「富國弱兵」政策を採り続けてきたわが國は、主権國家としての政治的・軍事的力がきわめて弱体である。このような状況が続けば、日本は「中華帝國」の広域支配下に組み入れられてしまう危険がある。

支那を蔑視すべきではないが、支那に対する誤れる劣等意識や贖罪意識は払拭されなければならない。

|

« 千駄木庵日乗六月四日 | トップページ | 千駄木庵日乗六月六日 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/41439188

この記事へのトラックバック一覧です: 千駄木庵日乗六月五日:

« 千駄木庵日乗六月四日 | トップページ | 千駄木庵日乗六月六日 »