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2008年5月20日 (火)

千駄木庵日乗五月十九日

午前は父母のお世話。

午後からは在宅して、原稿執筆。

         ○

戦争体験者の方には色々な考えを持っている人がいます。今日電話で話した人は、「東條など統制派の人たちは靖国神社の御祭神から外すべきだ」と言うのです。その理由は、「尾崎やゾルゲというコミンテルンに謀略工作に乗せられて、日米戦争を開始したから」ということだそうです。

確かに、「日独伊三国同盟」「南進論」「蒋介石を相手とせず」という政策が國の方向を誤らせたと言えます。しかし当時の状況としては、やむを得ない面もあったと思いますし、すべてコミンテルンの謀略に乗ってしまったというのも首肯できません。

東條英機氏らには、戦前・戦中多くの錯誤があったことは事実です。しかし、「東京国際軍事裁判」は、講和前の戦争行為の継続の中で行われた報復なのであります。そこで処刑されたということは敵によって殺されたのです。まさに戦死です。戦死者を靖国神社に祀るのは当然であります。戦争行為によって敵に殺された人々を靖国神社の御祭神から外せということはあってはなりません。

日本を戦争に追い込んだルーズベルトやスターリン、そして日本に原爆を落としたトルーマンの方が東條元総理などよりも余程罪は重いのであります。彼等こそ「戦争犯罪人」なのであります。そのことを強く主張すべきであって、東條氏らを靖国神社の御祭神から外せなどというのは本末転倒の暴論です。「戦争責任」と「戦争犯罪」の違いも明確にしなければなりません。

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