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2008年5月 1日 (木)

千駄木庵日乗四月三十日

午前は、父母のお世話。訪問看護師の方と共なり、

午後からは、在宅して書状執筆。その後、「月刊日本」誌連載の萬葉集講義の原稿執筆、完成、送付。

           ○

池田創価学会は、「皇祖神をお祭りする伊勢の神宮そして護国の英霊鎮まりまします靖国神社など日本全国の神社には、神にいなくなり悪鬼邪神がすみ棲みついているから、参拝すると罰が当たる」などと会員に教育してきている。これを「神天上の法門」と言う。かかる教義は「敬神崇祖」の我が国伝統精神を根本から否定し、天皇中心の信仰共同体日本国を根本から破壊する考え方である。また、日蓮の神祇思想にも反する行為である。日本傳統信仰への回帰・敬神思想を基本理念として国民運動を展開している者として、絶対に看過できない。池田創価学会を批判する最大の理由は実にここにある。

学会機関紙「聖教新聞」四月二九日号において、原田稔会長が「今日、祭りと言っても、宗教的意味はほとんどなく、地域の親睦をはかるという社会的、文化生き意味合いが強い祭りが多くなっているから、この種の祭りに参加することに何ら問題はない。祭りに参加しても信心に揺るぎがないのであれば、全く謗法(創価学会の教えをそしること。最も重い罪とされる)には当たらない。宗教的色彩のある祭りに参加しても、神輿を担いでも、信じて拝むのでなければ謗法と言えない」(「地域友好と『祭り』について」)と述べている。

「神社には、悪鬼邪神がすみ棲みついている」などという荒唐無稽な教義を否定したのではない。しかし、祭りには参加すると言い出したのである。以前、秋谷前会長もこれと同じようなことを言ったことがある。学会の言う「地域友好」とは「公明党の票稼ぎ」のことである。そのためなら、重要教義の変更もあり得るということかもしれない。公明党の議員も祭りに参加するだけでなく、御神輿も担ぐようになっているようである。また、一般の学会員も、町会などの祭りの行事に参加するようになっている。これは一歩前進と見るべきであろうか。

日本傳統信仰・神社神道は、わが国の国民精神である。排他独善の教義を持つものではない。だからこそ、わが国は古代から今日に至るまで、外国思想・宗教を寛大にそして柔軟に受容して来たのである。

日蓮自身、きわめて神祇信仰の篤い僧侶であった。創価学会は、「神天上の法門」を完全に捨て去るべきである。

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