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2008年4月 5日 (土)

千駄木庵日乗四月四日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後一時、荻窪の教育創造研究所に集合。「しきしまの会」歌会。自動車で出発。国際基督教大学構内に赴き、桜を観賞。敷地が広いのには驚きました。千代田区番町の旗本屋敷跡に建てられた漢学塾が前身であった小生の母校・二松学舎の十数倍はあるのではないでしょうか。

国際基督教大は戦後できた学校ですが、青山学院・立教大学・聖心女子大・聖学院など都内には戦前からかなりキリスト教系の学校があります。そしは、みな大きな規模です。日本は外来文化・外来宗教に大変寛大である事はこのことからも明らかです。戦前は「国家神道」がおしつけられ、宗教統制がおこなわれ、軍国主義一色で、信教の自由、学問の自由が全く抑圧されていたという見方は嘘であり、自虐史観の一つであります。

三鷹市の野川公園に至る。野原でお弁当を食した後、歌会開催。小生が、「桜」を詠んだ数首の歌を講義。そして「桜」を題とした歌会開催。終了後、三鷹駅で解散。

午後六時より、文京区春日の文京区民センターにて、「角野英毅区政報告会」開催。角野英毅氏が国政報告を行う。角野氏は、小生の小・中学校後輩。区議六期目。五期までは自民党に所属していましたが、この前の選挙では自民党を離れ無所属で立候補し、苦労して当選。歴史観・教育観はまともですので応援しています。

途中退席して、同じ文京区見センターで開催された「平成維新懇話会」に出席。中村信一郎氏が座長。平田文昭氏(アジア太平洋人権協議会代表)が「日本型変革の原理と今日の課題」と題して報告、討論。

同じ建物で同じ時刻に会合が重なるというのは初めての体験でした。

         ○

今日「しきしまの会」で講義させていただいた歌は次の歌です。

ささ波や 志賀の都は 荒れにしを 昔ながらの 山櫻かな                                                                       平忠度

(ささ波や・志賀に掛かる枕詞) 志賀(琵琶湖西南海岸)の古き都の跡は荒れ果てたけれど、山櫻は昔のままに咲いているなあ」

散るをいとふ世にも人にもさきがけて散るこそ花と吹く小夜嵐                                                         三島由紀夫

「散ることを嫌がっている世の中にも人にも先駆けて散っていくのこそ花であると吹く小夜嵐(夜に吹く強い風)」 

敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山櫻花      本居宣長

「大和心をどういうものかと人に問われたら、朝日に美しく映える山櫻だと答えよう」

ねがはくは花の下にて春死なんそのきさらぎのもち月の頃                                                   西行

「願うところは、桜花の下で、春に死にたい。その二月の満月の頃に」

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