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2008年4月 7日 (月)

千駄木庵日乗四月六日

午前は、父母のお世話。

午後は、録画しておいた本日午前十時から放送された「サンデープロジェクト」を見る。

以後、原稿執筆の準備。資料整理・検索。

           ○

「サンデープロジェクト」で、支那人監督・李纓(リ・イン)の映画「靖国 YASUKUNI」に、政府出資法人から750万円の助成金が出ていることから、稲田朋美衆院議員などが、「助成金にふさわしい政治的に中立な作品なのか」を確かめるべく、文化庁に試写会を開くよう求めたことを取り上げた。

田原総一朗氏や大谷昭弘氏が、「稲田氏が試写会を文化庁に要求したから、右翼の抗議が巻き起こり、上映中止する映画館が増えた」と決め付けたのは全くおかしい。

稲田氏が代表を務める「伝統と創造の会」が、試写会を要求したのは、あくまで助成金の適否を検討するためで、税金の使い道を監視しなければならない国会議員として当然の行為である。その行為に触発されて、抗議運動が活発化したとしても、それは稲田氏の責任ではない。まして、上映を取りやめた映画館が出た事は稲田氏には何の関係もない。

田原氏は、稲田氏が自分の番組に出なかったことに腹を立てて感情的になり、一方的に稲田氏を弾劾しているとしか思えない。また田原氏は相手が女性となると居丈高に罵倒する。以前、高市早苗氏に対してもそうだった。

また、田原氏は、稲田氏がこの番組に出演しなかったことを「度胸が無い」などと腹を立てていたが、稲田氏にはこの番組に出演する義務もなければ責任もない、稲田氏は、外国人記者クラブの会見などできちんと自分の立場を説明した。田原氏の番組に出なかったからと言って、感情的に稲田氏を非難攻撃する田原氏は一体自分を何様と思っているのか。

李纓氏が何年日本に住んでいようと、支那人は支那人である。

稲田氏が、「この映画を作った会社は中国中央テレビの日本での総代理として設立された会社であり、共同制作会社の2社も中国の会社で、製作総指揮者、監督、プロデューサーすべてが外国人であることから、日本映画であると言い切ることに大きな疑問を持っている」と主張するのは当然である。

この映画の最後の部分で旧日本軍の蛮行として中国側が反日宣伝に使っている信憑性のない写真などが使われているという。私はこの映画を見ていないし、見たいとも思わないから、確かめたわけではない。しかし、これが事実とすれば、政治的中立性が疑われるし、不確かな写真を使った記録映画に、国民の税金が使われているのは大問題である。文化庁には、助成金支出の適否について再検証すべきである。

田原氏は、「右翼の街宣車が騒いだ」と繰り返し強調し、「警察は事前に街宣車を止められないのか」という意味のことを言っていた。しかし、この問題で、街宣車が上映予定の映画館に抗議を行ったのはたった二・三回ということは、この番組に出た映画配給関係者が言っていた。しかもその人は「警察は適切に対応している」と言っていたし、「ネット右翼の動きが活発だった」とも言った。

田原氏は言論の自由・表現の自由を強調するが、右翼の街宣活動も言論活動であり、表現活動である。田原氏は、「右翼の言論活動だから警察が制限し中止させてもいい」と言うのか。田原氏は何としても右翼を悪者に仕立て、その活動を権力によって弾圧させたいのである。田原氏こそ、憲法に保障された「言論の自由」「政治活動の自由」「表現の自由」を否定する人物と言われても仕方がない。

田原氏は稲田氏に「あなた方が上映運動をやって問題提起をすればいい」と呼びかけていた。しかし、田原氏がそれほど「表現の自由」「言論の自由」を守りたいのなら、稲田氏に対してそういう要求をする前に、田原氏自身そしてサンデープロジェクトが上映運動をすればいいではないか。憲法を守るということは、他人に求める前に、自分が実行すべきことである。

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