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2008年4月27日 (日)

千駄木庵日乗四月二十五日

朝、宿舎を出発。

札幌市北十二条に鎮座する札幌諏訪神社に参拝。御祭神は、建御名方之命(たけみなかたのみこと。大国主命の第二子神)・八坂刀賣之命(やさかとめのみこと。建御名方之命の妃神)。御創建は、明治十一年。信濃の人々三十余人がこの地に移住し開墾をはじめ、故郷信濃の国一の宮に諏訪神社の御分霊をお祀りしたという。

神職の前田伏樹氏と懇談。前田氏とは、彼が東京の国学院大学に学んでいた当時から四十年近くにわたる同志。懐かしい思い出話、そして日本国そして民族運動の現状について語り合った。映画「ヤスクニ」の内容について、共産支那の立場に立った反日・反靖国神社の映画であることは間違いないと語っていた。

前田氏の御案内で、北海道神宮に参拝。明治二年に、明治天皇の詔により御創建。御祭神は大国魂神(おおくにたまのかみ、国土の神)・大那牟遅神(おおなむちのかみ、大国主命の別名)・少彦名神(すくなひこなのかみ・国土開拓神)・第百二十二代明治天皇(昭和三十九年に御増祀)。

本殿の横には、大きな鯉幟が春風に乗って泳いでいた。広大な境内は、約千四百本あるというエゾ山桜・染井吉野・八重桜が満開であった。島義勇の御靈の鎮魂のために、島義勇の部下だった福玉仙吉という人物が、明治八年(一八七五年)、参道に百五十本の桜を植えたのが始まりといわれる。梅も満開。北海道は春がいっ時に来るので、桜と梅が一緒に咲くのであろう。大変見事な光景であった。

摂社である開拓神社に参拝。御祭神は島義勇をはじめ松浦武四郎・岩村通俊・伊能忠敬・間宮林蔵・最上徳内・鍋島忠正(佐賀藩主・蝦夷開拓総督)・東久世通禧ひがしくぜみちとみ・公卿。北海道開拓使長官・枢密顧問官)など北海道開拓功労者三七柱。

参拝を終え、空港へ。日航機で帰京。

帰宅後は、諸雑務。父母は、妹と介護の方の世話で何事もなく過ごしていたので安心。

          ○

札幌には久しぶりに行ったが、新しい高層のビルが立ち並んでいた。空港から札幌までの風景も、住宅が増え白樺林が本当に少なくなっていた。北海道らしさがなくなっているという感じがしたが、それは東京から来た私の勝手な解釈で、「北海道は大変な不景気」と言われながらも発展していることなのであろう。北海道神宮も多くの参拝客・花見客で賑わっていた。

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