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2008年3月13日 (木)

千駄木庵日乗三月十二日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は諸雑務。

午後三時半、東京駅にて、北海道より上京された同志と懇談。来月札幌で行われる小生の講演会について打ち合わせ。

午後六時より、麹町にて、「日本再生同志の会役員懇談会」開催。中村信一郎氏が司会。西村眞悟衆院議員がスピーチ。西村氏の政治家としての活動がますます活発に継続されるための協力・支援について真剣な討議が行われた。小田村四郎氏が締めくくりの挨拶を行い終了。

帰宅後は諸雑務。

          ○

月刊「文藝春秋」と、永井路子氏著「岩倉具視」(文藝春秋社)を購入した。

「文春」には「総力特集・天皇家に何が起きている」という座談会記事が掲載されている。全てを熟読していないが、きわめて重大なことが語られている。

御厨貴氏は「『開かれた皇室』を目指した戦後の天皇制は、今や国民総監視下の天皇制と言っていい状況にまで行きついてしまった」と述べた。その通りと思う。長い間メディアによってかまびすしく喧傳されてきた「開かれた皇室」という論議の行き着く果ては、天皇・皇室の神聖性・尊厳性の破壊であることは明白である。大原康男氏が指摘いる通り、「一體、何に対して、何を、どうのように開くのか」(『平成の天皇論』)ということの明確な説明がなされないままに、「開かれた皇室であるべきだ」という論議が横行してきた。「開かれた皇室」論は國體破壊策謀である。

保阪正康氏は「元号によって、ひとつの時代を体験が共有される感覚を私たちは持っている。それが積み重なったものが『歴史』だと思うのですが、そこが怪しくなっている」と発言している。これも共感する。


ところが原武史氏はとんでもないことを言っている。「祭祀をすべてやめるような抜本的な改革をしなくてはうまくいかないのではないかという気がします」と。祭祀こそが、上御一人の最大のおつとめでありご使命である。これを否定することは、天皇が祭祀国家日本の君主であらせられることの否定である。

また、出席者の多くが「現天皇」「今の天皇」「天皇家」という言葉を使っているが、「今上天皇」「皇室」となぜ言わないのであろうか。

岩倉具視氏について、私はあまり勉強をしていなかったので、永井路子氏著「岩倉具視」を買った。「岩倉が孝明天皇を暗殺した」などという説が横行している。永井氏はこれを様々の資料や証言を用いて否定している。私も以前から、あり得ないことだと思っていたので、大変うれしく思った。岩倉具視は、かつての五百円札の肖像画の人相が良くないので大分損をしていると思う。

サヨクは、「天皇制打倒」を叫んでも国民の支持が得られないので、「孝明天皇暗殺説」「明治天皇替え玉説」(こういう言葉を書くこと自体まことに畏れ多い)などの搦め手を使って國體破壊を図っているのだと考える。

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