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2008年2月13日 (水)

千駄木庵日乗二月十二日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は資料の整理及び諸雑務。

午後六時より、「九段下茶龍」開催。同志諸氏と当面する諸問題について討議。この会合は、民族運動の活動家の集いである。

帰宅後は資料整理。

            ○

沖縄県北谷町で起こった米海兵隊員による女子中学生暴行事件に関連して、民主党の鳩山幹事長は十一日、水戸市での記者会見で、「米軍再編問題と基地の縮小を、政府が米国側と強い態度で臨んでもらいたい。早く米軍基地が、日本の領土の中に存在しないような環境ができるような準備を何年かけても行うべきでないか。もっと日本と米国とが対等な関係でなければならない」と語った。テレビ朝日の「報道ステーション」の解説員(朝日新聞記者)も同様のことを語っていた。

今度の事件は許し難い事件であることは確かである。だからと言って、すぐに米軍基地縮小に結び付けていいとは思わない。外国軍の基地がわが國内にあること自体不正常である。わが国の米国とは対等の関係でなければならないというのも、鳩山氏の言う通りだ。だからこそ、わが国が自主防衛体制を確立しなければならないのである。

ドイツを訪問中の高村外相は十日、国際シンポジウム「ミュンヘン安全保障政策会議」に出席し、アジア地域の安全保障について講演し、中国の軍事力近代化・軍事費拡大について、「透明性に依然として不十分な部分がある。より詳細な内訳の説明が必要だ。不十分なままでは、地域の懸念の増大につながる」と警鐘を鳴らした。

共産支那・北朝鮮・ロシアの軍事的脅威にさらされている日本が、自主防衛体制を確立しないままで、米軍との「軍事同盟」を縮小させていいはずがない。アメリカに対する不信感はある。恨みもある。しかし、今日唯今、アメリカとの軍事的関係、はっきり言って、米軍に守ってもらっているという不正常にして国辱的状況を解消するのは危険である。鳩山氏はそういうことを主張しているわけではないだろうが、国民がアメリカに対する反感をつのらせているこの時期に、「米軍基地縮小」などということを主張するのは世論への危険な阿りである。反米ナショナリズムを扇動するのは非常に危険である。政治家として軽薄である。

「米軍基地が、日本の領土の中に存在しないような環境ができるような準備を何年かけても行う」という鳩山氏の主張は、即ち日本が自分の國は自分で守ることができる体制を作るということであろう。そのための努力を第一にすべきであって、米軍基地の縮小はその後である。

メディアは米軍兵士の事件は大々的に報道し批難するが、ロシア軍機の領空侵犯に関しては何の報道もしないし、非難もしない。一体どういうわけであろうか。朝日新聞・テレビ朝日などの偏向姿勢は許し難いものがある。事実上、共産支那・北朝鮮・ロシアによる我が国への侵略の先導役を務めているのである。

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