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2008年1月26日 (土)

千駄木庵日乗一月二十五日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は、上野公園の東京国立博物館で開催中の「陽明文庫創立七〇周年記念特別展・宮廷のみやび近衛家一〇〇〇年の名宝」展参観。

帰宅後は資料の整理など。

陽明文庫は、藤原鎌足以来の藤原家に伝わった文書・記録・宝物を保存継承するために近衛家二九代当主・近衛文麿が昭和十三年に設立しました。

今日行った展覧会では陽明文庫に所蔵されている「藤原鎌足像」、「春日鹿曼陀羅図」「御堂関白記」(藤原道長自筆日記)、「大手鑑」、御歴代天皇の宸翰・御像など国宝・重要文化財が展示されていました。また明治の御代になって近衛家から皇室に献上され現在三の丸尚蔵館に所蔵されている宝物なども展示されていました。

まさに宝物と言っていいものばかりが展示されており、三時間かけて参観しましたが、時間が足りませんでした。後鳥羽天皇・藤原定家・藤原行成・近衛家熙などの書はまことに見事でした。

日本の書と絵画に美しさは本当に素晴らしいと思います。他の国の文化と比較して繊細であり高貴であり清潔であります。そしてそれは、京都の宮廷を中心に継承されて来たのであります。日本国が天皇国であるというのは、天皇・皇室が絶対的政治権力であり続けたというのではなく、天皇皇室を中心に日本の文化・宗教・政治のあるべき姿・理想が正しく継承されてきたということです。

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