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2008年1月 9日 (水)

千駄木庵日乗一月八日

午前は父に付き添って病院へ。治療を受けて帰宅。

午後からは在宅して「政治文化情報」の原稿執筆。

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「昭和天皇の御心に反して『A級戦犯』を合祀した」などと批判されている故松平永芳先生(元靖国神社宮司)は実にお気の毒です。松平氏は、幽明境を異にされて、反論することが出来ないのです。当時の國會における秦豊などの社會党議員の無法不当不敬なる質問が、富田氏に大きな影響を与えたことは確實です。富田氏などの官僚が天皇陛下の靖國神社御親拝の中止の動きを示したのです。「昭和殉難者合祀」が御親拝中止の原因ではありません。

大分以前、靖国神社の問題で、半蔵門の東条会館から日比谷公園までデモ行進が行われました。皇居のお堀端を行進したのですが、私の隣を品の良い長身の老紳士が歩いていました。名刺交換をさせて頂きましたら、何と松平永芳先生でした。

松平先生は言うまでもなく、福井松平藩の藩主の家柄で、幕末の勤皇藩主松平春嶽公の孫に当たられる方です。福井松平藩は、徳川家康の次男で、二代将軍秀忠の兄である、結城秀康が藩祖です。ゆえに、福井松平藩は徳川時代は別格扱いだったと言われます。

江戸時代でしたら、江戸城のお堀端を、私のような者が松平藩主と肩を並べて歩くなどということはあり得ないことですので、大変恐縮した思い出があります。以後、何回かご激励のお葉書などをいただいたことがあります。

松平先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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