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2007年12月21日 (金)

千駄木庵日乗十二月二十日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後一時半より、荻窪の教育創造研究所にて、「しきしまの会」開催。小生が、「浪漫精神の歌」をテーマに、在原業平・与謝野晶子・中河与一などの歌を講義。

帰宅後は、諸雑務。

            ○

井上順理先生から、御著書「微衷録ー皇国再建の基盤」をご恵贈いただいた。井上順理先生は、ながく鳥取大学教授をつとめられ、現在は山鹿素行の遺徳を顕彰し学問を継承する素行会の会長として活躍されておられる。小生は十数年にわたり色々ご指導をいただいている。ご恵贈いただいた「微衷録」の内容は、「天壌無窮の論理と真実」「神勅の成立と展開」「建国と紀元・皇統問題」など國體の根幹に関する諸論考が収められている。ゆっくりと拝読いたし、勉強させていただく所存である。

「政治文化情報」の愛読者の方から、藤原彰などの共著で共産党系の新日本出版社から刊行された「天皇の昭和史」という本が贈られて来た。いわゆる「天皇の戦争責任」なるものを論じた本である。この本に対する反論を書いてほしいという意向で贈られて来たものである。歴史の解釈はある意図を持てば如何様にもできることであって、「天皇制打倒」を窮極の目標とする者共の歴史観にいちいち反論するのも馬鹿馬鹿しいとも思えるが、自虐的というよりも國體破壊の意図を持った歴史書に対してこれを厳しく批判することは重要であると考える。

今日購入した本は、松本健一氏著「畏るべき天皇」である。松本氏の思想的立場は、いま一つ明確ではないが、國體破壊を目指しているわけではないようである。「恐るべき」としなかったところが一応評価できる。上記の「天皇の昭和史」への批判論を書く参考にするために購入した。目次を見るとなかなか興味深い内容のようである。

購入したもう一冊の本は、「警視庁情報官」という小説本である。公安警察の内情をテーマにした面白そうな本である。公安警察の視察の対象になっていると思われる小生にとってやはり読んでおかなければならない本であろう。

月刊誌「世界」も買った。野中広務氏の「政治家と歴史認識」という論文と「ドキュメント・志布志事件」という記事が掲載されているからである。拾い読みしただけだが、野中氏の歴史観はいわゆる左翼と大差はないようである。

こうして小生の家には読みたい本、読まねばならない本が増え続けて行くのである。

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