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2007年12月17日 (月)

千駄木庵日乗十二月十六日

午前は父母のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は、原稿執筆、完成、送付。『政界往来』という雑誌に毎号書いている原稿です。「四宮の一筆啓上」という名前のコラムです。政治評論と言いますか、時局批判の原稿です。

夜は資料の整理。

           ○

私は、郵便局を利用し、お世話になることが多いのです。昨日も「政治文化情報」の集荷に来てもらいました。郵便局員の制服制帽が変わっていました。郵便局に行きましても、そこで働いている人々の制服が変わっていました。郵政民営化に伴い、その他看板など色々なことが変化しました。それに掛った費用は莫大な額になったと思います。また、一つの郵便局の建物の中に三つか四つの会社が同居していて、働いている人々もそれぞれ所属する会社が異なるようです。何ともややこしい話です。

一般利用者にとって今までより以上に便利で確実で安全になればそれでいいわけですが、果たしてそうなるのでしょうか。また働いている人々にとっても今までよりも働きやすく、生きがいも感じられるようになればそれでいいのですが、果たしてそうなるのでしょうか。

中曽根内閣によって行われた国鉄民営化は成功しました。サービスも良くなりましたし、駅の中のずいぶん清潔になり、明るくなりました。こうした前例があったものですから、小泉内閣の行った郵政民営化も、なんとなく良いことのように思われました。しかし、私もそうですが、多くの国民は郵政民営化の実態をあまり知らなかったのではないでしょうか。政府の広報もメディアの報道も、民営化の中身を詳しく具体的に知らせるということはなかったと思います。

昔は全逓労組と言えば大変に力を持っていました。今は労働組合があるのかどうかすら分からないくらい存在感がなくなっています。そして郵政民営化に対する反対運動が起こりませんでした。

今更こんな事を言っても仕方がないのですが、私は郵便局をよく利用する者として、民営化に対する不安と申しますか、懸念というものが、払拭できません。郵便貯金に対する批判がありましたが、営利至上主義に基づいている民間金融機関のみではなく、民間の金融機関と比較して営利主義に陥らない公的な金融機関が一つくらいあっても良かったのではないかと思います。

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