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2007年10月 2日 (火)

千駄木庵日乗十月一日

午前は父のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後からは在宅して原稿執筆。保守と変革、復古即革新をテーマとした原稿を書いています。

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ミャンマーで軍事政権による反政府デモ弾圧を取材中の映像ジャーナリスト・長井健司さんが射殺された事件が大きな問題となっている。マスコミはミャンマー政府批判報道を連日行っている。わが国政府も駐日大使を呼びつけて抗議するなど、ミャンマーに対する批判を強めている。

確かに、わが国国民が射殺されたことは大問題であり、ミャンマー政府に抗議するのは当然である。

しかし、わが国のマスコミがこの問題でいきり立つのを見ていて不思議に思うのは、わが国の上海総領事館員が、共産支那特務機関に脅迫されて自殺に追い込まれた事件で、わが国のマスコミが今回のような大々的な支那政府非難を行わなかったことである。

週刊文春が報道して発覚したのだが、日本のマスコミは今回ミャンマーに対して示しているような糾弾報道姿勢を全く示さなかった。外務省も、支那政府に対して中国に対して口頭で抗議および真相の究明を要求しただけであった。しかも事件の真相の公表は行われず、支那特務機関員の処罰はもちろん支那政府のわが国に対する謝罪と遺家族への補償も全く行われず今日に至っている。

我が国のマスコミも政府も大国共産支那に対しては、かくのごとく軟弱・弱腰である。しかるに、ミャンマーのような小国と言っては失礼だが、支那のような軍事大国ではない国に対しては、居丈高に強硬姿勢を示すのである。戦後日本の外交に一貫している「弱い国に対しては強く、強い国に対しては弱い」という姿勢は日本の恥である。

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