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2007年9月 8日 (土)

千駄木庵日乗九月七日

午前は、父のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後からは在宅して「政治文化情報」及び「月刊日本」の原稿執筆。

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お国自慢のようなことを書くことをお許し下さい。

わが家近くの文京区と台東区の間には今は暗渠になっているが、逢初川という小さな川流れている。古代、その川のそばに人が住み、水田が作られた。故に小生が生まれ育ち現在も住んでいる千駄木やその近くの動坂そして弥生町に貝塚が発見された。ゆえに古代日本稲作文化は弥生文化ともいわれている。明治一六年文京区弥生の貝塚で発見された古代稲作農耕文化時代の土器を弥生式土器と呼んだことによる。そしてその時代を弥生時代と言うようになった。

私の住む千駄木周辺つまり弥生町・千駄木・動坂は、日本民族の中核精神となっている稲作文化と深い関わりのあるところなのである。千駄木の貝塚が弥生より早く発見されていたら、古代日本農耕文化は千駄木文化と呼ばれた可能性もあったのである。

日本人の農耕生活・弥生文化から生まれた信仰は、天地自然を神として拝む信仰である。天も地も山も海も川も樹木も、神の命としてこれを尊ぶ心が日本人の根幹にある。天地自然に神の声を聞くのである。殊更に宗教教義を作り出してこれを遵守しなければ神の怒りにふれるなどという観念は日本伝統信仰には無い。日本の伝統信仰には、西洋的意味での神学もイデオロギーも無い。これが日本伝統信仰の素晴らしさである。

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