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2007年9月29日 (土)

千駄木庵日乗九月二十八日

午前は、父のお世話。

午後は、母の介護更新申請の為に近くの支援センターに赴く。

帰宅後は、書状執筆・諸雑務など。今日は月末でもあり、色々支払いなどがあり大変でした。

         ○

福田氏が総理になりましたが、国会の指名が遅れたため、宮中における任命式は翌日になりました。ところが未だ任命式を済ませていないのに、テレビなどは「福田総理」として報道していました。これはおかしいと思います。現行憲法においても「天皇は、国会の指名に基づいて、内閣総理大臣を任命する」と定められています。正式に総理大臣に任命されていない人を「総理」と呼ぶのは誤りです。

佐藤栄作氏が自民党総裁に選出されただけで、任命式が終わっていないのに、総理官邸に来て、執務しようとしたら、当時の石岡實内閣官房副長官(事務)が「皇居における任命式が済んでいないのですから、官邸を使うことはできません」と諫言したということがあったそうです。尊皇精神篤い佐藤栄作氏は、そのことでかえって石岡實氏を大変信頼したということです。

石岡氏は、終戦時の警視庁特高第二課長として愛国団体の終戦阻止行動などに対処し、戦後は、警視庁公安部長・内閣調査室長などを歴任しました。愛宕山の「尊攘義軍」(終戦直後、終戦に反対して愛宕山にて集団自決した愛国者)の慰霊祭には必ず参列されてしました。古武士のような風格の方でした。

ひと時代前の政治家・官僚には佐藤・石岡両氏のような尊皇愛国の士がおられたのです。今は、そういう人々が本当に少なくなったように思います。政治家・官僚の道義の低下・腐敗は、日本の道義精神の根幹である天皇への仰慕の心・尊皇精神が希薄になったからであると思います。

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