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2007年9月20日 (木)

千駄木庵日乗九月十九日

午前は父のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後一時半より、衆議院議員第一議員会館にて、「新しい憲法を作る研究會」開催。堀渉・清原淳平両氏が挨拶した後、竹花光範駒澤大学教授が「二院制の問題点」と題して講演、「世界の国々では、一院制の国が八割に達し、二院制の國は二割。二院制の欠陥が顕在化している。英国議会は、二院制。貴族制度がこの前提になっている。一方は貴族の利益を代表し、一方は庶民の利益を代表する。アメリカは、一七七六年、十三の英植民地が独立し十三の国家連合を作った。そしてその結びつきをより強化するためフィラデルフィアで会議を開き、十三の国が合体し合衆国となった。一七八七年に単一主権国家となり憲法を制定した。大きな州と小さな州との利害対立があり、一院制を許さなかった。上院は各州の人口に関係なく各州二名づつ州の利益代表が選ばれる。下院は人口に比例して議席数が決まる。アラスカ州は一名だが、カルフォルニア州は四六名。世界には貴族制度を前提とした二院制と、国家構造を前提とした二院制がある。わが国の帝国憲法に於いては英国型の二院制。わが国はアメリカ型二院制をとる余地はない。戦後、帝国憲法を改正することとなり、マッカーサーによって無理矢理二院制にさせられた。参議院が衆議院の決定を覆すのでは国会は成り立たず、国政が暗礁に乗り上げ、国民が困る。深刻な状況にある。憲法改正を行って一院制にすべし。」と語った。

夕刻、知人と懇談。

帰宅後は、明日の萬葉集講義の準備など。

          ○

二院制についての竹花先生の講義は勉強になりました。今日の選択は、貴族制度を復活するか、貴族制度が無くなったのだから一院制にするか、あるいは、参議院の規模と権限を縮小して学識経験者などを選んだ諮問会議というようなものにするかしかありません。しかしこれも憲法改正しなければ実現しないのですから、これは遠い話です。その意味でも改憲を目指した安倍総理の退陣は困ったことです。そして、福田康夫という文字通りの旧政治家が総理総裁になるというのはさらに困ったことです。しかし困った困ったとばかり言っていられません。福田政権になったら、これを厳しく批判しなければなりません。

今日はある大学教授の方から、次のようなメールをいただきました。

「福田氏は相変わらず女性が自立する男女共同参画を目指すと言っております、この人は家庭崩壊を目論む左翼であります、この様な人物が自民党の総裁選挙に出ること自体が自民党の左翼化を明確に示しております。最早自民党は国民政党とは言えないでしょう。分裂をした方が国民の為になると思います。北朝鮮、中国と仲良しで家庭崩壊を目指す福田さんを総裁にしましょうとホメ殺しをしましょう。」

福田氏のような人を総裁にしようという自民党はもう駄目かもしれません。自民党・民主党が分裂し政界再編が行われるのを期して待つべしです。

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