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2007年8月 5日 (日)

千駄木庵日乗八月四日

午前は父のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後二時より、内幸町の日本プレスセンターにて、「アジア問題懇話会」開催。ジャーナリストの花岡信昭氏が「政局を読む」と題して講演、「自民党は四十五席には乗ると思っていた。安倍はどんな結果になっても退陣しないと決意していた。岸信介の孫らしい。参院は政権選択の場ではないというのが筋論。橋本の時は党内事情・派閥事情があった。今回は、安倍が辞めると言ったら党がまとまらない。国家観を大切にし、改憲を自分の政権の目標にした人は安倍さんが初めて。中曽根ですら言わなかった。戦後レジームからの脱却と憲法改正を主張した安倍を大事にしたいというのが私のスタンス。年金問題は、自民党の社保庁解体法案をつぶすための民主党の長妻昭と社保庁労使が結託した謀略であり自爆テロだという見方がある。五千万件の記録が宙に浮いていたことは去年十二月に判明し、今年二月に日経が報道したのにマスコミは騒がなかった。社保庁解体が大詰めになった時、長妻が持ち出し急に政治問題になった。民主党は社保庁と国税庁の統合を主張するが、自治労温存が目的。社保庁問題と天下り規制の国家公務員法改正とは同じ話。国際問題山積の時、内向きの選挙しかできないのが問題。小沢は何でもありの政治家。理念は後からくっ付ける。民主党の比例議員は労働組合の組織内候補ばかり。トップ当選の女性議員は自治労。小沢は谷垣を担いで政権を作ろうとしているという人もいる。今後の安倍にとって人事がすべて。平沼赳夫の処遇が人事の焦点の一つ。平沼を副総理・憲法担当特命大臣にするべし。麻生は幹事長。塩崎は他人の言うことを聞かない。記者会見はクソ面白くない。安倍内閣には、小泉内閣のシオジイ・飯島秘書官・竹中のような存在がいない。公安・警察から閣僚の身体検査の情報を取れる人脈がある人が官邸にいない。政治判断ができる力のある人が官邸にいない。創価学会の勝利神話が崩れた。公明は考え方は民主に近い。公明党創価学会は組織維持のためなら何でもやる。安倍内閣の閣僚は、安倍政権実現への流れを作った人たちを集めたので切れなかった。」と語った。

もっと興味あることか語られたのですが、ここには書ききれません。後日「政治文化情報」誌で報告します。

帰宅後は、資料の整理。

              ○

私の母が塩崎官房長官の記者会見のニュースを見ていて「NHKニュースのアナウンサーみたいだね」と言っていました。たしかに無味乾燥なしゃべりっぷりで人気がありません。

小沢氏は安倍氏のことを「哲学がない」とよく批判しますが、それでは一体、小沢氏にはどんな哲学があるのでしょうか。今までの彼の言動を見ていますと、哲学とは縁遠い人のように思います。

自民党も民主党も、戦後体制下の政党であります。そういう意味では同根です。両党とも、現行占領憲法の三原理を否定しません。むしろ積極的に継承しようとしています。維新を目指し、真正保守の立場からすれば、自民党に過度の期待をすることはできません。むしろ戦後制打倒という大義からすれば、自民・民主両党とも打倒の対象であります。しかし、安倍氏は、その思想的系譜からいっても、また現実の彼の主張を見ても、今の政治家の中では、戦後体制打倒・真正日本の回復を目指す政治家であると思います。勿論、欠陥・欠点はあります。然りながら、理念・思想よりも権力奪取を優先させ、社民・共産とも共闘し、自治労・日教組など日本を悪くした元凶組織の候補を抱える小沢民主党よりはずっとましである、というのが私の考えであります。

「サピオ」八月八日号は大変面白い内容です。「公安調査庁・公安警備警察」についての特集です。鈴木邦男先輩と公調OB菅沼光弘氏(この人は朝生のパーティーなどで会いました)の対談は特に面白い内容でした。感想を書きたいのですが、次の機会にします。

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