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2007年8月25日 (土)

千駄木庵日乗五月二十四日

午前は、父のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後は、知人宅訪問など。

夕刻、根津神社参拝。夕暮れの神域はとても美しく清浄でした。

帰宅後は、書状執筆など。

           ○

今日書いたある大先輩への手紙を掲載します。

「貴簡拝誦致しました。なかなか難しい事柄でありまして、小生には快刀乱麻を断つがごときお答えを申し上げることはできません。

蒋介石はやはりそれなりの人物であったと思います。全く否定すべき人物とは思いません。日本に留学し、日本精神を学び、帰国して国民革命に従事し、「祖国統一」を曲がりなりにも成し遂げたことは評価しなければならいと思います。

私が高校生の頃、テレビで御手洗辰雄氏が蒋介石と対談をしているのを見ました。御手洗氏が「以徳報怨の精神で日本兵を早期に帰国させて下ったことに感謝する」と言いましたら、蒋介石は「それは私が日本の留学した時に学んだ日本武士道精神に基づいて行ったことです。あなた方が感謝すべきは私に対してではなく、日本武士道精神に対してです」と答えました。私はこれに大変感動しました。

しかし、彼もまた、支那権力者の悪しき体質を背負った人物でありまして、敵対する者、反逆する者に対しては、これを残虐なる手段で殺戮したのであります。支那権力者のそういう体質は、毛沢東・鄧小平も全く同質であります。歴史問題においては、蒋介石に対しては「是は是、非は非」として評価しなければならないと存じます。

台湾人は、明治陛下の御製に「新高の山のふもとの民草」と歌われておりますように、かつては、天皇の民であり、帝国臣民でありました。また今日は東亜同胞であります。私は台湾人に対して、無上の親近感と敬意と感謝の念を持っています。

その台湾人数万人を虐殺したのが、蒋介石国民党の軍隊であります。台湾人は、台湾にやって来た支那人・国民党の暴虐と圧政に抗し、大和魂を奮い立たせて、支那人と戦い、虐殺されたのであります。それが二・二八事件の本質であります。私は、台湾独立が正義であると信じます。

現在および将来の日台関係とアジア情勢を考えます時、日台の絆は、政治・軍事・文化・経済などあらゆる面で強固なものにしなければなりません。

以上、明確なるお答えに決まったくなりませんが、小生の思う所を書かせて頂きました。どうかお許し下さいませ。」

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