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2007年8月21日 (火)

千駄木庵日乗八月二十日

午前は、父のお世話。訪問看護師の方と共なり。

午後十二時より、赤坂の日本財団ビルにて、「東京財団政策懇談会」開催。菅原琢東京大学先端科学技術研究センター特任准教授が「参院選選挙分析報告」を行い、「参院選前後に三回にわたり二千名を対象としてネット調査を行った。国の財政悪化で国と地方をつなぐ自民党まパイプが細り不祥事の追い風もあり一人区で民主党が一気に支持を伸ばした。一人区が「振り子県」として自民・民主の主戦場になりつつある。当選者が与野党で頻繁に交代する。ちょっとした風で一挙に結果が変る。民主党の支持が伸びたから一人区で勝ったわけではない。選挙協力と候補者の資質と敵失で票が伸びた。自民の比例区得票率は八九年以降三割弱が基本であり、今回の二八%の得票率は自民の実力通りの結果。自民の基盤が弱くなったのではない。今回の結果は自民党へのお灸であり、不満表明。継続的な批判票ではない。しかし自民党から離れてしまった有権者もいる。造反者と離反者とは異なる。自民が小泉時代に獲得した若年層の支持者が離れつつある。自民が離反者・造反者の支持を取り戻すには、年金・格差など関心が高く解決が難しい問題を処理すべし。参院の過半数を利用して政権担当能力の腕を試す場所を与えられた民主党は有利。衆院選も野党協力を進める必要がある。」と語った。

小生が、先端科学技術を駆使して参院選選挙分析を行ったうえで、参議院は必要だと思うか」と質問したのに対して、菅原氏は、「参院があることで参院選挙がある。それだけ民意を示す機会があるということ。有権者がものを申す場所がある。政治が動きやすくなる。」と答えました。国会議員には給料・通信費・交通費・事務所代・宿舎代など一人一億円も金がかかるそうです。私は、参院は廃止するか大幅に人数を減らすべきだと思います莫大な金のかかる選挙をするより、公的な機関が厳正に世論調査をしたり、ある事柄については国民投票をしたりして民意を問えばいいと思いますが如何でしようか。

帰宅後は、諸雑務。

            ○

今日は同志にして畏友・村田春樹氏から極めて重要なメールをいただきましたので紹介します。

815日、政府主催の全国戦没者追悼式に初めて出席しました

私は幸か不幸か遺族ではないのですが某ルートで出席の権利を得ました。ご出席したことがない方も多いと思いますので以下簡単に報告します。

(中略)

私は朝7時から九段下で外国人参政権反対のビラ配り署名をしており11時に着替えて汗を拭き拭き会場へ。

開式前暗かった会場が開式直前に極めて明るくなり場内を見ると殆どの参加者が扇子で涼を取っていました。

両陛下が御臨場になっても扇子は止まないと危惧したのですががそれはさすがになかった。

但し総理大臣以下の話の時は扇子着帽が散見されました。壇上に向かって左より総理大臣以下顕臣が入場すると安倍首相・小泉前首相のみ拍手が湧きました。

一同起立して両陛下をお迎え。さすがにしわぶき一つなし。国歌斉唱、東京芸大のオーケストラの伴奏。涙が流れました国旗国歌法が成立するまではこれもなかったそうだ。

意外だったのは壇が低く、2階席の最前列の私からは着席の両陛下が見下せること、戦没者の霊 とある靈標柱も見下せることです。

内閣総理大臣式辞はまあまあでしたがその後の河野衆院議長の挨拶には息を呑みました。

ご承知と思いますが自虐史観丸出しのひどいものでしたが、まさに安倍首相に対し宣戦布告したと聞こえたのは私だけでなく参加者全員だと思います。

そして自虐派の勝利の雄叫びでした。

「(日本国民は)海外での武力行使を自ら禁じた『日本国憲法』に象徴される新しいレジーム(体制)を選択して今日まで歩んできた」

まさに「安倍よ!お前のやろうとして来たことは絶対にやらせないぞ!」と言わんばかりで

聞いていて愕然としました。

「日本軍の一部による非人道的な行為によって人権を侵害され、今なお苦しんでおられる方々に、心からなる謝罪とお見舞いを申し上げる」

「従軍慰安婦も南京も事実だよ!河野談話を見直すなんてじジャリが騒いでいるが絶対に見直しなんかするかい!」と言わんばかりで、私はこういう場でこんな政治的な挑戦状を叩きつけて良いのか我が耳を疑いました。

喋り方がまさに挑戦と勝利の雄叫びそのものでした。

両陛下もさぞ驚かれたと拝察します。

そして極めて重要なことですが雄叫び終わって壇を下りるときに立ち止まって両陛下に向かって一礼するのを忘れかけたのです!

ほんの一瞬のことでしたが私は見逃しませんでした。半歩ですが礼をする位置を通過してしまい慌てて引き返したのです。

言いたいことを叫んで興奮して忘れてしまったのか。もとより両陛下に対しての敬意など全く持ちあわせていないからなのか。おそらく両方だと思います。本当に心底許せない男です、河野は。

三島由紀夫氏の小説「奔馬」の主人公が伊勢参拝の政治家が誤って榊を尻にひいてしまいそれを聞いてその政治家の暗殺を決意したことを想起しました。(とはいうものの私は何もできませんが)

続く参院議長江田五月の挨拶も似たようなものでしたが河野の興奮した雄叫びとは違い淡々としたものでした(内容は許せないものですが)

さて最後の献花ですがオーケストラが荘厳な曲を演奏するのですが私はなぜか違和感を感じました。そして脳内に閃いたのです。

「この壇上この零標柱には軍人軍属はのみたまはいない!」

と直感したのでした。

なお両陛下の先導役を勤めた柳沢厚生労働大臣は緊張しきってかちかちになって顔面紅潮しておりそれはそれで好感持てるものでした(河野に比べればはるかに良い)。

日本はいまなおGHQに占領され続けてることを再度痛感した次第です。

武道館を出て昼食後ビラ配り署名活動に戻りました。以上報告終わります。』

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