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2007年8月13日 (月)

千駄木庵日乗八月十二日

午前は父のお世話。

午後は、資料整理。夕刻、知人と懇談。

帰宅後も、資料整理。

           ○

二十一世紀になっても、人類の闘争戦争はとどまるところを知らない。ますます危険になって来ている。科学技術や様々な思想体系や宗教教義は、人間が現実を生き抜き、生活の安定と繁栄と利便と精神的安穏のために作り出したものである。そしてそれは確かに人類の進歩と発展と平和に貢献した。しかし半面それらのものは、人類に大きな災害をもたらした。人間の造り出した「科学技術」の進歩が、自然破壊や公害そして核兵器を生み出し、人類を滅亡の淵へ追いやる原因となっている。 また、マルクスやレーニンの思想・教条は、二十世紀の地球上でに猛威を古い、何千万という人々を闘争に駆り立て死に至らしめた。宗教戦争は古代から今日まで続いている。

今日我々が大切にしなければならないのは、科学技術や思想体系や独善的な宗教教義という「人が作り出したもの」ではなく、日本人が太古から継承してきた神を祭ることを根幹とする「道」なのである。

人が造り出した科学技術によって自然を征服するという思い上がった考え方が、自然を破壊し、人類の生命を破滅に導きつつある。自然と調和し、自然と共に生きるという日本民族の伝統的な<道>に回帰すべき時が今である。

中東に生まれた一神教(ユダヤ教・キリスト教・回教)は、厳しい自然環境の中から生まれてた宗教であるから、現実をそのまま肯定し自然に随順し自然そのものを神として拝むなどということはない。そして「エホバ」という唯一絶対神を信じ、ある特定のすぐれた人物の説く教義を信じ、その人物を崇拝する。そしてその他の神や教えを排撃する。そして過去においてのみならず今日ただ今も宗教戦争をくり返している。戦後日本も、大らかな日本伝統精神が希薄になり世の中が乱れるにつれて、創価学会などの排他独善の宗教教団が盛んになり、今日宗教戦争を巻き起こしている。

今こそ日本民族の伝統的な<道>に回帰すべき時である。「学として説かれざる学」「言葉に表現されない言葉」で継承されてきたのが「日本の道」である。日本の伝統は、<道>を言葉で表現しなくとも、神々の御事績そして天皇の祭祀という<神話的真実>に厳然として存しているのである。

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