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2007年8月12日 (日)

千駄木庵日乗八月十一日

午前、父の容態に変化があり、共に病院に赴く。医師に治療をしていただき落ち着きを取り戻したので帰宅。午後は、父の薬を購入のために調剤薬局に赴く。昨日半分徹夜だったので少し休む。

午後六時より、「九段下沙龍」開催。当面する諸問題について同志と討議。暑気払いも兼ねる。

帰宅後は諸雑務。

              ○

日本という国はしなやかで自由な発想を持つ国である。外来文化文明を柔軟に受け容れさらにそれを高度なものにしてきた。学問や信仰においても教義や教条にあまりとらわれることなく、生活や時代に即してそれを柔軟に改変した。憲法などの法律についても然りである。成文憲法を頑なに守ることによって現実がおかしくなる場合には、成文憲法の条文に拘束されることはなくこれを運用する。現下日本におけるいわゆる「解釈改憲」といわれることも実に日本人のしなやかで自由な発想にしからしむるところであろう。現行憲法の何処を探しても「自衛隊」というものは存在しないのに、自衛隊は厳然と存在している。理外の理・法外の法で自衛隊は認知されている。しかし「解釈改憲」が行われるということは、現行憲法が日本の実情に合わなくなってきているということである。そして次第に空文化していっている。これはやはり改められなければならない。改憲を行おうとした安倍内閣の行方が混とんとしてきているのはまことに残念である。しかし、「現行憲法三原理」を踏襲する自民党そのものの改憲試案は全くなっていないのだから、もう一回出直す必要はある。法理的には、現行憲法破棄・帝国憲法復元改正が筋である。また安倍氏は、正々堂々靖国神社に参拝すべきである。何で「アイマイ戦術」などということをするのだろうか。「柔軟」と「アイマイ」は全く異なる。安倍氏の姿勢がアイマイでは支持する方もアイマイになってしまう。日本民族は基本に於いて極めて強靭なものを持っていたから、外来文化文明を受容し自家薬籠中のものにして来たのである。

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