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2007年6月 2日 (土)

千駄木庵日乗六月一日

午前は、訪問看護師の方と共に父のお世話。

午後は、診療所・薬局に赴く。

帰宅後は、原稿執筆の準備。南出喜久治氏の著書に触発され現行憲法無効論について書くつもりです。

            ○

自民党の中川秀直幹事長は、二月十九日に行はれた仙台市における講演で、「閣僚・官僚は総理に對し絶對的な忠誠、自己犠牲の精神が求められてゐる」と語った。しかし、閣僚・官僚は総理大臣の臣下ではない。総理大臣も國務大臣も官僚も等しく天皇の臣下である。だから「大臣」(天皇の重要な臣下といふ意)と言うのである。総理大臣をはじめとする各大臣そして官僚の絶對的忠誠心は、天皇陛下に對してのみ捧げられるべきである。天皇の臣下である内閣総理大臣に對して「絶對的忠誠心」を捧げるべきではない。

故松岡利勝農水相が残した国民及び後援会あての「遺書」の末尾に、 安倍総理 日本国万歳 」と記されていた。松岡氏は、自死する際、安倍晋三内閣総理大臣に絶対的忠誠心を捧げたのである。私は、その心をまことにあわれと思い、また、ある意味で尊いとも思う。その意味では、中川幹事長の希望にこたえたと言うべきかもしれない。しかし、それだけに、安倍総理・中川幹事長をはじめとして政府与党首脳は、この言葉を重く受け止めなければいけないと思う。

ところが、今日は冷房設定温度を上げて軽装で働く「クールビズ」の初日とかで、安倍内閣の全閣僚が、沖縄県産の「かりゆしウエア」のシャツ姿で勢ぞろいしてニコニコ笑っている姿がテレビに映し出されていたが、少し不謹慎ではないかと思った。何時までもめそめそしていろと言うわけではないが、松岡氏が亡くなってからまだ一週間もたっていないのだから、こういうことは自粛すべきではなかったろうか。とくに松岡氏が亡くなった直後、涙を流していた某女性閣僚がニコニコ笑っていたのには違和感を抱いた。「安倍総理 日本国万歳」とまで書いて自殺した松岡氏があわれでならなかった。

しかしながら、閣僚・官僚はもちろん、全日本国民が絶対的忠誠心を捧げる対象は、上御一人日本天皇である。

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