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2007年6月 6日 (水)

千駄木庵日乗六月五日

午前九時半、父の治療のため、ある病院に赴く。訪問看護師の方と共なり。

午後は、ある相談窓口に赴く。

帰宅後は、原稿執筆。

           ○

富山県警の冤罪事件・枚方市官製談合事件における大阪府警警察官逮捕・愛知県長久手町の発砲・籠城事件における警察官殉職及び重傷警察官長時間放置・鹿児島県警の冤罪事件など、最近の警察不祥事は極めて深刻である。これまでに無かったことが次々と起こっている。否、これまでもあったのだが、露見しなかっただけなのかと勘繰りたくなるような状況だ。特に、冤罪事件において独裁国家や戦前の警察で行われていた肉体的精神的拷問・虚偽の自白強要が行われ、無辜の民を罪に陥れた事件は許すべからざることである。

法と証拠に基づいて犯罪を摘発しても、国民大衆がそのことを信用しなくなったら、日本国の治安は崩壊する。警察の劣化による警察への信頼の喪失は、国家社会の安定と治安維持を根底から揺るがすこととなる。その国の警察がまともに機能しているかどうかによって、その国が安定した国であり自由民主体制が確立している国であるかどうかが判然とする。小生の数少ない海外旅行体験によってもそれは実感できた。

川路利良初代警視総監は、「夫レ警察ハ国家平常ノ治療ナリ」という名言を残している。国家を内側から支える重要な使命を帯びる権力機関が警察なのである。警察の劣化は国家の劣化に直結する。

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