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2007年6月 8日 (金)

千駄木庵日乗六月七日

午前は、父の介護。訪問看護師の方と共なり。

午後は、諸雑務。

午後五時より、虎ノ門のホテルオークラにて、『李登輝前総統・講演会と歓迎レセプション』開催。

李登輝氏が「二〇〇七年とその後の世界情勢」と題して講演し、「『奥の細道』探訪の機会を得て感謝する。靖国神社に赴き六十二年ぶりに靖国神社に鎮まる兄の御霊の冥福を祈ることができたことを心から感謝する。東アジアは大きく変貌している。日本の生命力・創造力を発揮してもらいたい。中国の中央集権強化が続き、台湾情勢は楽観できない。ブッシュ政権が弱体化し、米国に挑戦的な国が侵略的行動をとる。ロシアと中国がその代表。ロシアはユーラシアにおける威厳を取り戻そうとしている。ロシアはイスラム世界にアメリカとのトラブルの種を撒き,アメリカを阻害しようとしている。中国は深刻な金融問題を抱えている。沿岸と内陸の経済格差も深刻。農民にも土地を持たせようという共産主義ではあり得ない政策をやった。進歩と退歩を繰り返すのが中国の歴史。石平氏は『中国には儒教はなくなったが、日本には残っている』と書いている。私は二十二歳まで日本人だった。そしてその後六十年間中国人の中で中国人のやり方を見てきた。私が靖国神社に参拝したのは個人・家族の問題であり政治問題ではない。私は人としてやるべきことをやることができた。靖国神社が兄を祀ってくれたことに感謝する。」と語った。

この後、塩川正十郎氏の音頭で乾杯を行った。

帰宅後は原稿執筆。

              ○

近くで拝見して李登輝氏が風格ある人であることをますます実感した。現代日本の政治家にはこういう人はいないのではないか。また、いわゆる「親日政治家」の域を脱している人である。あるいは失礼な言い方かもしれないが、本当に日本が好きで、ある意味で日本人以上に日本人である。李登輝氏は支那人ではないことは確かである。日本の政治家は李登輝氏を見習ってもらいたい。今の日本の政治家で、「奥の細道」を探訪しようなどという人がいるだろうか。わが国に内政干渉を繰り返し、官製の反日暴動を起こさせ、靖国神社に罵詈雑言を浴びせかける共産支那よりも、台湾を大切にすべきなのは自明のことである。李登輝氏の来日とりわけ靖国神社参拝は非常に有意義であった。

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