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2007年6月24日 (日)

千駄木庵日乗六月二十三日

朝、父のお世話。

午前十時より、大田区の平和の森会館にて行われた『故高橋昌幸氏本葬儀』に参列。

帰宅後は、書状執筆、来週水曜日に行われる『萬葉古代史研究會』における講義の準備など。

           ○

赤尾敏先生は私の尊敬する人物のお一人でした。亡くなられた故衛藤豊久先輩も赤尾先生を尊敬していました。衛藤先輩から伺った印象に残るお話を書いておきたいと思います。昔は、国政選挙では立候補者が次々と演壇に立って政見を訴える立会演説会が行われました。参議院の東京地方区の選挙の時、演説会場の立候補者控室で、当時の日共議長・野坂参三が赤尾先生に話しかけて来て、「赤尾君。君は僕が戦争中、中国にいて日本に鉄砲を向けていたと言うが、僕はそんなことをしていないよ。それより、公明党の黒柳明は僕のことを老いぼれと言うんだよ」と言いました。赤尾先生は「そんなことを言うのか。けしからん」と答えて、それから赤尾先生はずっと演説で黒柳批判をするようになったそうです。

その道一筋何十年という人は立場や思想が異なっても、お互いに相通じるところがあったのかもしれません。それにしても、昔は、政治の世界のみならずどの世界の人でも、今日の人々と比べると、魅力があるというか、風格のある人が多かったように思います。

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