« 千駄木庵日乗五月十七日 | トップページ | 千駄木庵日乗五月十九日 »

2007年5月19日 (土)

千駄木庵日乗五月十八日

午前は、訪問看護師の方とともに父のお世話。

午後、新橋にて法律家の同志と現行憲法無効論について懇談・討議。

帰宅後は、「政治文化情報」発送作業。

              ○

愛知県長久手町で起こった発砲立てこもり事件がやっと解決しました。犠牲になった二十三歳の巡査部長は本当に気の毒です。二十三歳で巡査部長という報道を見て、かなり優秀な人だと思いましたが、警察特殊部隊・SATの隊員でした。若き夫人とまだ一歳にもならないお子さんを残して殉職されました。心よりご冥福を祈ります。

また、最初に駆けつけた警察官は犯人に撃たれ、五時間も現場で倒れたまま放置されました。なんとかならなかったのでしょうか。佐々行淳行氏がテレビで相当怒っていました。佐々氏は「部下を五時間もほっておいた指揮官は責任を取るのを恐れたのだ。早い時期に強硬策をとり犯人を逮捕していれば林一歩氏は犠牲にならずに済んだ。今回は危機管理の失敗だ」と言っていました。佐々氏の怒りはもっともです。

こういう事件を見て何時も思うのは、犠牲になるのは常に第一線の警察官だということです。京橋の警察博物館を見学した時、殉職警察官の写真が多数展示されていましたのを見ました。その殆どは、巡査・巡査部長でした。警部以上の階級の人は確か浅間山荘の時の犠牲者ただ一人だったと思います。

それだけに、指揮を執る人の責任は重いし、その判断は極めて重要なのだと思います。色々な戦史においても、指揮官及び参謀という高級軍人の判断ミスによって多くの兵士が犠牲になった例は多いのです。警察も同じだと思います。

五十四歳の警察官が重傷を負ったまま長時間放置され、二十三歳の警察官が射殺されるという悲劇は何ともやり切れません。今回の事件及び鹿児島県警の冤罪事件を見ると、今の警察とくにその上層部はどうかしているのではないかという思いを強くします。

|

« 千駄木庵日乗五月十七日 | トップページ | 千駄木庵日乗五月十九日 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121949/15120471

この記事へのトラックバック一覧です: 千駄木庵日乗五月十八日:

« 千駄木庵日乗五月十七日 | トップページ | 千駄木庵日乗五月十九日 »