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2007年4月 3日 (火)

千駄木庵日乗四月二日

午前は、訪問看護師の方来宅。父のお世話。

午後は、書状執筆など。

午後六時半より、赤坂の日本財団ビルにて、「東京財団フォーラム・日本版NSCの創設と日本の安全保障」開催。登壇者の主な発言は次の通り。

北岡伸一東京大学教授「太平洋戦争の時、日本には統一的意思決定がなかった。自国の運命はここで決めるということがなかった。憲法の構造がそうなっていた。今日は、内閣総理大臣にその権限がある。しかし日本人はみんなで決めるのが好き。一人が責任を負わない。今日の世界の安全保障は多様化している。安全保障を引き受ける機能を持つ組織=NSCが必要。総理・官房長官・外相・防衛相のみの会議を作る。問題によって他の閣僚も入れる。下に事務局を作る。事務局長が重要。そこにどうやって情報を入れるかが問題。一つの政策を実行するには色々な仕掛けが必要。それを総合的に考える装置を作りたい。内閣調査室・公安調査庁・外務省などからの情報を統括すると共に多様性も大事。国益とは国民の自由と繁栄を守ること。その基本的手段を検討するのがNSC。国民の知る権利は重要だが、今すぐ知るよりも少し後で良いということもある。何もかも公開したら、外交も安保も成り立たない。」

小池百合子内閣総理大臣補佐官「安全保障会議を抜本的に見直して、NSCを創設する。秘密の保護が課題。外相が海外行かないのは、会社の営業部長が営業しないのと同じ。情報部門と政策部門とは分ける。機密が漏れるのは特別国家公務員からが多い。アメリカは情報収集に十億ドルかけている。手ぶらでは情報は集まらない。」

細野豪志民主党衆院議員「情報の共有について前向きな提案が欲しい。NSCにどこまで役割を持たせるのか。危機管理とどこまで関わるのか。内閣官房副長官補と内閣危機管理官との役割分担が問題。タテ割りの発想をを破るにはどうするのか。他国と国益がぶつかり合う海洋政策と宇宙政策とNSCがどう関わるのか。情報管理システムのルールづくりが必要。」

                 ○

我が国の情報管理・情報収集システムがどうなっているのか詳しい事は知りませんが、内閣調査室や警察や公安調査庁などが行っているようです。それが真に国家国民の安全のために行われているのならいいのですが、特定の政治家の利益ために行われるとしたら問題です。政治家は自分関する世論の動向や選挙情報を知りたがるようです。また、国家機密が政治家から漏洩するなどということは言語道断です。

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