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2007年4月30日 (月)

午前は、訪問看護師の方とともに父のお世話。

以後在宅して資料整理・書状執筆など。

                 ○

一昨日も書きましたが、二七日、中共の李長春政治局常務委員は、訪支した加藤紘一・山崎拓両氏に、「軍事費の透明性の問題は台湾問題だ。台湾独立は絶対に認めない。武力行使も辞さない」など言った。これに対して山崎・加藤両氏が反論したという報道はない。

共産支那は、軍事力拡大を推し進めている。このような国に対しては、決然としてその非をなじり、強く抗議するのがわが国政治家のあるべき姿勢である。山崎・加藤両氏は、安倍政権が歴史問題・国防問題などまともな姿勢を貫こうとすると、厳しく批判するくせに、中共政府高官が、武力侵略を口にしても何の批判も行わない。一体この二人は何処の国の政治家なのか。

また台湾国民党の連戦は、支那に行って胡錦濤と会談し、「台湾独立に反対する」などと言った。

中華帝国主義のアジアにおける覇権確立の動きはますます強まっている。日本と台湾は中華帝国主義の侵略から自国を守らねばならない。しかるに、加藤山崎両名そして連戦の如く日本国内、台湾国内に共産支那と結託し、その手先となっている勢力がいるのである。

台湾が支那の手に落ちたら、次は沖縄である。そして、日本は支那の属国にならざるを得なくなる。共産支那そして中華帝国主義の本質を正しく認識すれば、日本は軍事力を一層強化しなければならない。それとともに、国内の媚中派というよりも中華帝国主義の走狗を厳しく糾弾しなければならない。

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2007年4月29日 (日)

千駄木庵日乗四月二十八日

午前九時半より、明治神宮参集殿講堂にて、『藝林会研究大会』開催。登壇者の発言は主な次の通り。

〈所功氏〉「昭和二十一年占領軍は祝祭日の全面的改廃を迫ってきた。祭日は祝日となった。『国民の祝日法』は戦後日本の在り様を如実に示している。祝日は世俗的で、祭日は宗教的。しかし双方ともホリデイであり神聖な日である。『昭和の日』制定の意義は、①時代の理想を掲げ、時代を象徴するものが元号であることを明確にした。②昭和天皇ご生誕の意義を明確にした。スメラミコトは、人々の心を澄ますお方であり、統べるお方である。その役割を最大限に発揮された方が昭和天皇。③国民の真心が結集して『昭和の日』が制定された。十一月三日の『文化の日』を『明治の日』に改称できないか。そのために我々は何ができるかを考えたい。」

小生の「元号が支那の古典の言葉に準拠にしているが、『記紀万葉』など日本の古典のことばに準拠するべきではないか」という質問に対し、所氏は、「漢学は外国の学問ではない。東洋の古典であり人類の古典である。日本は和漢の文化を見事に融合させている。理想を表明するには漢籍の言葉がふさわしい。」と答えられた。

〈伊藤陽夫氏〉「『人間宣言』という呼称は間違っている。冒頭に示されている『五箇条の御誓文』には『大いに皇基を振起すべし』とある。そして『叡旨公明正大、又何をか加へん』と示されている。」

〈岡野弘彦氏〉「近代以降『短歌』という言葉が使われるようになった。正岡子規の短歌革新運動によって古典から離れて新しい歌を作るべきだということになり、和歌という言葉は使われなくなった。和歌とは和する歌、心を交し合うための歌という意であり、和歌という言葉が大事。日本の伝統的和歌に対する理解が敗戦後衰えた。国語教育が文語を軽視した。文語文体の奥深さは使ってみればわかる。口語とは心に響いて来るものが違う。文語文体が読めなくなったら、日本の文化伝統は断絶する。現代語訳では古典の心がわからない。歌は調べが重要。歌は声に出して朗詠するものである。神武天皇以来ご歴代天皇の御製には特別の格調がある。歌のルーツは神と人との問答。神の声を素直に聞くことができたのは女性であった。敗戦後の日本人の心のいびつさはいまだに治っていない。」

この後、希望者がバスで立川に赴き、昭和天皇記念館見学。昭和天皇のご生涯に関する展示、生物学御研究に関する展示などを拝観。ご遺徳を追慕し奉った。特別展示として、先帝陛下がご巡幸の時のご使用になったメルセデス・ベンツも展示されていた。

まことに有意義なる催しであった。明治神宮の新緑が美しかった。昭和天皇は、日本国民とともに苦難の道を歩まれた。大東亜戦争敗北による亡国の危機から日本が脱し得たのは、昭和天皇の無私の大御心によるのである。昭和天皇のご聖徳は、永遠に語り継がれねばならない。

明治天皇崩御後、官民挙げての努力により、明治神宮が創建された。本来なら、立川の昭和記念公園に、昭和神宮が創建されても不思議ではないのである。政教分離という憲法規定により、政府が神宮を建設することはできないということだ。神社神道という日本伝統信仰を一般の教団宗教と同列に扱うことが根本的誤りなのである。

帰宅後は書状執筆など。

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2007年4月28日 (土)

千駄木庵日乗四月二十七日

午前は、訪問看護師来宅。ともに父のお世話。

午後二時より、内幸町の日本プレスセンターにて、『マスコミ総合研究所研究会』開催。中嶋峯雄国際教養大学学長が「東アジアの胎動と台湾情勢」と題して講演し、「新聞報道は出鱈目。半分はウソを書く。安倍氏を引きずり降ろそうという意識が強い。しかし安倍氏は、教育基本法改正・防衛省昇格・日本版NSCの立ち上げなどかなり仕事をしている。文科省自体か既得権益の集団。安倍氏は基本的なことで対中妥協はしていない。河野・村山談話の全面否定は公的立場では難しい。訪中・訪韓は賢明な選択であった。今回の訪中はチャイナスクールが介在する余地がなかった。中国側は江沢民時代の反日政策から転換せざるを得ない要因を抱えている。十七回共産党大会に向けて権力闘争が行われている。上海閥との闘争はまだ決着がついていない。中国国内の社会的矛盾は益々ひどくなっている。江沢民経済成長至上主義時代の負の遺産が極限に達している。農民から奪った土地を党官僚が私物化している。人権は本当に無視されている。小泉前総理は靖国問題でぶれなかった。安倍総理はあいまい戦術。エリツィンの葬儀に何故日本は前総理級の特使が参列しなかったのか。台湾政局は混迷を深めている。李登輝の香港の雑誌での発言が話題となったが、李登輝は大陸に迎合していない。『台湾は既に独立した主権国家だ』と言ったのだ。アメリカがイランに介入すると中国はイランの側に立つ。中国のエネルギー枯渇は深刻。中国は将来アメリカと対等の立場に立とうとしている。」と語った。

帰宅後は資料の整理など。

               ○

今日、支那大陸を軍事的に攻撃する国など全く存在しないのに、共産支那は何ゆえ軍事力を増強しているのであろうか。アジアにおける覇権の確立・領土領海の拡大・資源の収奪がその目的である。中華帝国の再現と拡大を国家目標としているのだ。わが日本は、このことを正しく認識しなければならない。しかるに、政府外務省・政治家・マスコミ・経済界をはじめ日本の各界に、支那に対する誤った親近感と贖罪意識が蔓延している。そして日本の安全と独立を脅かす支那の危険性を全く無視するばかりか、我が国が支那に対して毅然とした姿勢を貫くことに反対し妨害する勢力が日本国内にいる。阿南前大使や加藤紘一氏などはその典型である。訪中した加藤紘一・山崎拓両氏に対して、支那政府高官は、「軍事力増強は台湾独立阻止のためだ」と明言した。山崎・加藤両氏はこの発言に対して黙って聞いていたようだ。こういう人間を媚中派という。

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2007年4月27日 (金)

千駄木庵日乗四月二十六日

午前は、訪問看護師・介護士の方々と父の治療及び介護など今後のことについて相談。

お昼は、知人と懇談。

午後は、諸雑務。

夜は、資料整理・書状執筆。

                 ○

卜部亮吾元侍従の日記に「直接的にはA級戦犯合祀が御意に召さず」と書かれてあったことをとらえて、昭和殉難者の靖国神社合祀に対し、昭和天皇さまが、「不快感を示されていた。だから参拝を取りやめられた」という報道が行われています。「御意に召さず」「不快感」ということは一体どういうことであるのか、冷静に判断しなければなりません。

こうした報道を見ますと、あたかも昭和天皇さまが、靖国神社の存在そのものを否定されたかの如くに論じているように思えます。しかし、昭和天皇も、今上陛下も、靖国神社の春秋の例大祭には勅使を差遣されています。また皇族方も参拝され続けておられます。天皇およびご皇室の靖国神社ご崇敬の御心は全く変わりはなかったのであります。

先帝陛下がご晩年の一時期に、病床にあって私的に側近に対していかなるご発言をされようとも、それを文字通り「錦の御旗」にして「昭和殉難者をご祭神から取り外せ」などと主張するのは誤りであります。勅使差遣という事実に、天皇さまの大御心は明白に示されているのであります。

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2007年4月26日 (木)

午前は訪問看護師とともに父のお世話。

午後はある会合に出席、スピーチ。

その後、ある診療所に赴き父の治療について相談。

帰宅後、書状執筆など。

                ○

「言論の自由」と「民主主義」が金科玉条・錦の御旗になっています。戦後日本はこの二つを最も大切なものとしてきました。「言論の自由」とは、人々が自由にものを言ったり書いたりすることができるということだと思います。ところが「民主主義」とは一体どういうことかがはっはり分かりません。辞書によると「人民が権力を行使するという政治原理。権力が社会全体の構成員に合法的に与えられている政治形態」ということだそうです。しかし、日本国民は実際に権力が与えられその権力を行使しているでしょうか。選挙権を行使することがそれに当たるということなのでしょうが、実際には権力によって支配されて規制されているというのが実感ではないでしょうか。

しかし、「言論の自由」と「民主主義」は当然守られなければならないと思います。大切にすべきです。しかし今日の日本の現状を見ますと、それだけでは駄目だと思うのです。一昨日も書きましたが、「言論の自由」「民主主義」を謳歌するあまり、かえって国家国民の生存と安全が脅かされているという状況があると思います。「国民が主権者だ」と言い張って、全体の利益を損うようなことが平気で行われています。「言論の自由」を振りかざして多くの人々の人権が侵害されるようなマスコミの報道や取材が行われています。

こうしたことの歯止めと自制が必要であると思います。「言論の自由」「民主主義」を最高の価値する社会では、選挙で選ばれた政治家やマスコミ人は権力者です。その権力者が権力を駆使して国家国民を危うくするような言動を行った場合、それを食い止める手段が必要であります。それがテロであるなどと短絡的なことは申しませんが、「言論の自由」「民主主義」を謳歌し続けてきた日本の現状があまりにもひどいことは確かです。

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2007年4月25日 (水)

千駄木庵日乗四月二十四日

午前は、訪問看護師の方来宅。共に父のお世話。

午後は、母のお供で病院へ行く。

午後五時より、青山の大東会館にて、「時局戦略懇話会総会」開催。倉林和男英霊に答える会運営委員長が挨拶。大原康男国学院大学教授が靖国神社問題についてスピーチ。当面する諸問題について討議。懇親会。同志多数談論風発。

帰宅後資料整理。            

                ○

今日の日本にとって、最も重大な問題は、中華帝国主義にいかに対処すべきかという問題です。対米不信はもちろんあります。しかし、今日日本が反米姿勢を強めれば、一番喜ぶのは共産支那です。共産支那による日米分断のロビー活動をどうやって阻止するかが重要です。現実問題として、支那とアメリカを同時に敵に回すことはできません。

安倍政権については、参院選挙で自民党が勝利することによって安倍氏本来の姿勢がより鮮明になるであろう。それに期待する、という意見に小生もほぼ賛成です。

今日唯今の時点で、真正保守運動が全体として安倍総理に過大な要求をしても、それはかえって安倍氏を窮地に追い込むこととなります。すべては参院選挙後です。しかし、私個人としては、安倍総理に対しても、自民党に対しても、肝心要の問題については、言うべきことは言わねばならないと思っております。

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2007年4月24日 (火)

千駄木庵日乗四月二十三日

午前は、訪問看護師の方とともに父のお世話。

午後は、母の介護認定のことで区役所の介護関係の職員来宅。

以後は、書状執筆・資料整理など。

                ○

長崎市長射殺事件が起ったため、テレビなどで、「テロ」の問題が報道されています。今回の事件は、いわゆる「右翼テロ」とは全く関係ありません。しかるに、なぜか「右翼テロ」と関連させて論じられるのは困ったことです。「右翼テロ」は国家国民のためという大義に基づいて行われるのであります。

「右翼テロ」が起ると必ず「言論の自由への挑戦だ」「民主主義への挑戦だ」の大合唱が起ります。それでは「民主主義」「言論の自由」とは一体何でしょうか。どういうことを言うのでしようか。何でも自由に勝手気ままにしゃべったり書いたりしていいということが「言論の自由」なのでしょう。何でも多数決で決めることが「民主主義」なのでしょう。それはそれで結構なことだとは思いますが、戦後六十数年間、我が国のはこの「言論の自由」と「民主主義」を謳歌してきました。その結果が今の日本なのです。

私はもう一度現代日本の「民主主義」と「言論の自由」について深く考え直さなければいけないと思います。別にこの二つを否定するわけではありませんが、この二つを守ってさえいれば日本が良くなるとは決して思えません。それは現状の日本が証明しているではありませんか。

いわゆる右翼とやくざの関係についても、いろいろ議論されています。確かにやくざと関係のある右翼も存在するでしょう。しかしそれは右翼に限ったことではないのです。最近の週刊誌をにぎわせているように、日本を代表する芸能プロダクションもやくざと関係があるのです。企業も政治家も芸能関係もスポーツ関係も陰でヤクザとのつながりがあることは周知の事実です。なにゆえに右翼との関係のみがことさら大きく取り上げられるのか不思議です。

たとえやくざとの関係があったとしても、国家国民のために真面目に運動に取り組んでいる民族運動団体を否定することはできないと思います。

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2007年4月23日 (月)

千駄木庵日乗四月二十二日

朝、訪問看護師の方とともに父のお世話。

午前十一時より、上野公園にて、「西郷南洲翁銅像清洗式」執行。神事が行われた後、清水巌会長が式辞を述べた。そして吉田直紀・藤元正義両氏及び小生が挨拶を行った。続いて銅像の清洗が行われた。

小生は、「日本各地の多くの銅像が建てられているが、上野の西郷像ほど庶民大衆に親しまれ愛されている銅像はない。それは西郷隆盛先生が地位と権力に恋々とせず、また、日本のために身を捧げた方であるからだ。大久保・岩倉の謀略と戦った時も、明治天皇の御信任を得て筆頭参議・陸軍大将として軍権と政権を掌握していた西郷さんが、この二人を殺すか逮捕するかすることもできた。しかし西郷さんは敢えてそれを行わず、さっさと下野して鹿児島に帰ってしまった。また、戊辰戦争の際も、幕府側に対して寛大な処置をとった。そういうところが民衆に愛された理由である。日本人に尊敬されている歴史上の人物は、楠正成・吉田松陰そして西郷隆盛である。この御三方は、日本人の理想の人物であるが、共に敗者である。また尊皇精神と自己犠牲の精神が共通している。楠公は湊川で討ち死にし、松陰先生は伝馬町の牢獄で打ち首となり、西郷先生は城山で割腹して果てられた。しかし、今日、この御三方は、多くの国民から圧倒的に尊敬されている。それに比較して勝者であったはずの足利尊氏・井伊直弼・川路利良・大久保利通を尊敬する人はごく一部である。『敗者の側に正義がある』という言葉は真実である。日本も大東亜戦争の敗者であるが、いつの日か必ず、正義の戦いを行ったということが世界的に評価される日が来るであろう。また、そういう日が来るために我々は戦わねばならない。今こそ、西郷南洲精神を恢弘していかねばならない」ということを語らせていただきました。

新緑燃える上野公園は実に爽やかで清々しく、多くの人々が来ていました。式典終了後、彰義隊慰霊碑に参拝し、博士王仁碑を仰ぎました。

この後、投票所に赴きました。保守系の文京区長候補は、福岡政行という左派学者の推薦を受けていましたので、投票しませんでした。

帰宅後は、原稿執筆。

                ○

楠公・松陰先生・西郷南洲翁とともに、日本武尊・菅原道真公も多くの日本人に尊敬されている。この御二方も、自己犠牲と尊皇精神の体現者のような方である。今の日本人とりわけ政治家・官僚・経済人はこうした方々の精神と行動を取り戻さねばならないと痛感する。

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2007年4月22日 (日)

千駄木庵日乗四月二十一日

朝は、訪問看護師の方と父のお世話。

お昼、母の代理である会合に出席。

午後は、「政治文化情報」発送作業。完了。購読者の皆様には、月曜日にお届けできると存じます。

夜は、明日行われる「西郷南洲像清洗式」におけるスピーチの準備など。

              ○

やっと区議会選挙が終わりました。候補者が多いせいか、連日朝から晩まで連呼の声が聞こえてきました。私宅は表通りに面していますため、いささか辟易しました。以前は、区議会選挙は地元のために役に立つ人を基準にしていました。しかし、最近はそれでは駄目だと思うようになりました。地方分権ということが言われ、教科書をはじめとした教育問題やその他いろいろな問題で、区政・区議会の在り方や動向が重要になってきています。国体観・国家観・歴史観がしっかりとした人を選ばねばならないと思います。今回の区議選では、真正保守運動・民族運動の同志が何人か立候補しています。そうした方々の当選を祈ります。

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2007年4月21日 (土)

午前は、訪問看護師の方とともに、父のお世話。

午後は、「政治文化情報」発送準備。

午後六時半より、新橋にて、同志御二方と懇談討論。

帰宅後、発送準備。

               ○

「国民新聞」四月二十五日号に、拙稿「現行憲法の欠陥と自主憲法の制定」が掲載されました。ご一読いただけますれば幸甚です。なお、ご参考迄に、拙稿の掲載されている雑誌をご紹介させていただきます。

「月刊・日本」四月号=「万葉集に歌はれた日本のこころ」〈連載〉


「政界往来」五月号=「四宮の一筆啓上」〈連載〉

「大吼」春季号=「今こそ大和魂を発揮して国難を打開せよ」〈毎号論文を書かせていただいています〉「万葉集を読む」〈連載〉

                ○

菅直人がまたまた国会で、歴史問題で安倍総理にいろいろに揚げ足取りの質問をしていました。こういう姿を見ていますと、つくづく民主党に政権を取らせてはいけないと思います。自民党が政権が素晴らしいと思っているわけでは決してありませんが、祖国を根本的に貶める政治家・政党が政権を握ることは絶対に許すべきではないと思います。政策論争は大いに結構ですが、歴史問題は、政争の具にしてはなりません。

国民が祖国に対する誇りを喪失することが道義退廃の根本原因です。そしてそのことが荒廃した社会をつくり凶悪なる犯罪を起こすのです。

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2007年4月20日 (金)

午前は、訪問看護師の方とともに父のお世話。

午後一時半より、豊島区立千早地域文化創造館において、「万葉会」開催。小生が柿本人麻呂の歌を講義。

帰宅後、「政治文化情報」発送準備など。

                ○

「万葉集」は、我が国の最大にして最古の歌集であります。上は天皇から万民の歌が収録されています。また、飛鳥奈良時代という日本国の一大発展期・変革期の歌がおさめられています。それだけに、日本民族の信仰・人間観・自然観・国家観・死生観など基本的な精神がうたわれているのであります。「歌」とは、魂の訴えであります。真心の表白であります。「万葉集」の精神とは原日本の精神であり日本民族の中核精神であると思います。「記紀」はには日本民族の中核精神が語られ、「万葉集」では歌われていると申してよいと思います。「記紀万葉」とは真の意味の日本の古典であります。

今日のような殺伐とした世の中、危機的状況においてこそ、原点への回帰、万葉の精神の復興が大切であると信じます。

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2007年4月19日 (木)

千駄木庵日乗四月十八日

午前は、訪問看護師の方とともに父のお世話。

午後三時半より、衆議院第一議員会館にて、「新しい憲法を作る国民大会」実行委員会開催。清原淳平実行委員長の挨拶・経過報告の後、大会決議文・スローガンなどについて討議。

午後六時半より、駒込地域文化創造館にて、「万葉古代史研究会」開催。小生が、「万葉集」作者未詳歌を講義。

帰宅後、あすの万葉集講義の準備。

                    ○

五月三日に開催される、「新しい憲法を作る国民大会」は、以前は「自主憲法制定国民大会」と言っていました。ところが近年、政治家からの要望とのことで、このような名称に変わりました。若い人たちは「自主憲法」の意味が分からないというのが理由だとのことです。

現行占領憲法が、その内容も制定過程も戦勝国の押し付けであるということが最大の欠陥なのです。それを正し日本の伝統に則った憲法を自分たちの手で作るというのが自主憲法制定です。外国製の理念を是正せずして、新しい憲法を制定しても全く意味がありません。若者たちには、そのこのことをよく説明することが真の改憲運動なのです。

改憲の機運が盛り上がってきているようですが、ただ憲法を新しくすればいいというものではありません。自民党の改憲試案は、現行占領憲法の原理を踏襲しています。これでは駄目です。

今のままでは、新憲法の制定が憲法改悪になる恐れがあります。困ったことです。「政治文化情報」の次号ではこのことを詳しく論じました。お読みいただければ幸甚に存じます。

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2007年4月18日 (水)

千駄木庵日乗四月十七日

午前は、訪問看護の方と父のお世話。

昼は、選挙情勢などについて知人と懇談。

午後は、母を診療所にお連れして治療を受けていただく。

その合間に、万葉集講義の準備。

夜、父の具合が悪くなり、病院にお連れして、治療を受けていただく。

帰宅後、講義の準備。

               ○

大変な一日でした。なんとか頑張っています。

長崎市長が狙撃されました。まだ事件の全容が明らかになっていませんから、迂闊なことは書けません。ただ、テレビ報道が、今回の長崎市長銃撃事件といわゆる「右翼テロ」とを一緒くたにした報道が見られ、被爆者団体や加藤紘一氏のコメントを流していたのはどうかと思います。

いわゆる「民族派のテロ」は、国家の大義のため、民族の危機を救うための万止むを得ざる直接行動です。無い方がいいに決まっていますが、全面否定はできません。しかし、今回の二つの事件はそれとは次元を異にしています。とくにアメリカの乱射事件と「民族派のテロ」を一緒にされてはたまりません。

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2007年4月17日 (火)

千駄木庵日乗四月十六日

午前は、訪問看護師の方来宅。ともに父母の世話と相談など。

午後から、諸雑務。そして「萬葉集講義」準備。

               ○

デレビタックルというのを見ていましたら、福岡とかいうよくテレビに出る大学教授と称する男が、南京事件の捏造問題についての討論で、「ザ・レイプ・オブ・南京」の写真の捏造について民主党議員が正論を吐露していたら、横から口を出して、「八三一部隊」のことを持ち出して日本を責め立てるようなことを言った。「八三一部隊」のことも事実が証明されたわけではない。日本軍が国防上、細菌戦や防疫について研究したことが犯罪であるとなどと言うことがおかしい。当時シナ軍もソ連軍も細菌兵器を用いていたので、それへの防衛上日本も研究を行ったのである。生体実験などということは捏造である可能性がまことに高い。ともかくまだ事実が証明されていないことまで持ち出して、問題をすり替え、日本を貶める福岡という男は許し難い。歴史の捏造と残虐行為は、支那朝鮮が本家本元である。福岡はその支那朝鮮の手先となっているのである。

浜田幸一氏が「天皇は元首ではない」と言っていたが、これは大きな誤りである。浜田氏は支那を批判するためにこういうことを言ったのだが、内閣総理大臣・最高裁長官を任命し、各国大使の信任状を受理される天皇が元首であらせられなくて、一体だれが日本の元首なのであろうか。

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2007年4月16日 (月)

千駄木庵日乗四月十四日

午前は、訪問看護師の方とともに、父と母の介護。

午後は、介護支援センターに赴き、母の介護申請。母も、腰を痛めすぐに起き上がることができなくなり、家事も十分にできなくなりましたので、介護を申請することにしました。妹はもちろん嫁に行っており、還暦を迎えた小生は独身ですので、なかなか大変なことになっております。なんとか頑張らねばと思っております。幸い、介護の方々がよくやってくださいますし、父母共に精神的にはなんとか元気ですので助かっております。

夜は、今週水・木曜日に行われます萬葉集講義の準備。

              ○

いわゆる過去の歴史問題で思いますのは、相手国(支那と南北朝鮮そしてアメリカ)は、今日唯今の外交問題と絡めて日本を責め立ててきていることです。日本を従わせるための道具に歴史問題を利用しているのです。そしてあることないこと持ち出して、日本に謝罪と反省を求め、そのうえで、日本に要求を認めさせ、日本を自国の従属下に置こうとしているのです。

このようなことは絶対に許してはなりません。過去の歴史問題についての反省と謝罪そして補償なるものは、戦後六十数年間においてわが国はし過ぎるへどしているのです。もうこれ以上する必要はありません。決着はついているのです。

さらに問題なのは、わが国内に民主党などの野党や偏向マスコミのような支那や南北朝鮮の手先になって歴史問題で祖国を責め立てるバカ者がいることです。実に以て許しがたいことです。

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2007年4月15日 (日)

千駄木庵日乗四月十四日

午前は、訪問看護師の方とともに父のお世話。

午後は、母が腰の具合が悪くなり、ともに近所の整形外科の診療所に赴く。

夜は、名簿の整理などの諸雑務。

               ○

名越二荒之助先生が十一日に逝去されたとのことです。大正十二年のお生まれで、享年八十五歳であられたとのことです。

名越先生には本当に色々ご指導をいただきました。御著書の上においてだけではなく、旅行をご一緒させていただいたり、小誌「政治文化情報」について毎月のようにご感想を電話でお寄せくださったり、また会合にお会いするたびにいろいろご指導をいただいたり、ご激励をいただきました。本当にありがたく思っております。

ご家族の方が「そっとしておいてください」とのご意向でしたので、ご葬儀には参列できませんでした。

名越先生の「大東亜戦争を見直そう」「世界に生きる日本のこころ」「昭和の戦争記念館」「「日韓二千年の真実」などの御著書は正に不朽の名著と申し上げるべきと思います。

先生ご自身、大東亜戦争に従軍され、戦後はソ連に抑留され、筆舌に尽くしがたい御苦労をされました。その意味で、先生のご文章には魂がこもっていました。先生の御著作は、これからこそ我々日本人にとってまことに大切な価値を持つと確信します。

いわゆる「名越節」をもう聞くことができなくなったかと思うと、本当にさみしい限りです。衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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2007年4月14日 (土)

午前は、訪問看護師の方とともに父のお世話。

午後は、原稿執筆。

夕刻、友人と懇談。

帰宅後、原稿執筆。印刷所に送付。

                 ○

「聖教新聞」の報道によると、池田大作氏は、温家宝首相と会談した時、開口一番「光栄です。うれしいです。政治家ではなくて、庶民の王者と会ってください。庶民が大事です。」と言ったという。また別の報道では、「庶民の王者と会ってくださってうれしい」と言ったという。文脈や状況からいって、後者の報道の発言をしたと思われる。

一体庶民に王者などいるのであろうか。また王者となったらその人はすでに庶民ではあるまい。池田大作氏は、自分を日本の王者だと思っているのであろろうか。とてつもない発言である。

池田氏はかつて、「広宣流布の暁に、富士大石寺にある勅使門が開かれた時、そこを通るのは私である」と言ったことがある。日蓮は、天皇の御事を「王」と書いている。この池田氏の発言は、天皇陛下を冒瀆するものであり、看過できない。

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2007年4月13日 (金)

千駄木庵日乗四月十二日

午前は訪問看護師と共に父のお世話。

午後からは『政治文化情報』来月号の原稿執筆。

                

温家宝が来日し、ジョギングをしたり、国会演説をしたり、池田大作と会ったりしました。また、色々と愛想をふりまいています。しかし、歴史問題・台湾問題では、これまでどおりの不当な要求なを行いました。また、東シナ海を平和と友好の海にしたいなどと国会演説しましたが、シナはすでに資源の盗み取りを開始しているのです。盗人猛々しいとはこのことです。また、反日暴動・上海総領事館員自殺問題の謝罪もしません。

こんなことでは真の「日中友好」はとても構築できません。

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2007年4月12日 (木)

千駄木庵日乗四月十一日

午前は、訪問看護師の方とともに父のお世話。

午後は、原稿執筆。

午後六時より、「九段下沙龍」開催。この催しは民族運動活動家の懇談会です。今日は、ある大新聞記者お二人が出席し、非常に有益なお話を聞くことができました。そのすべてをここに書くことはできませんが、以下のようなことが話題になりました。

「裁判官が検察の言いなりになっている。容疑を認めれば保釈するが、そうでないとしない。人質裁判になっている。だから調書に署名したのに、裁判になって否認することが多くなっている。地方では力関係は検察より警察の方が上。人間としての常識・礼儀作法も知らない人物が司法試験に受かる。しかし中には国選弁護士しかやらないヤメ検もいる。そういう人は貧乏している。裁判員制度は疑問。調書と自白に頼る土壌で、素人が裁判に参加すると感情に動かされて、無罪が有罪になる危険がある。法科大学院は裁判官・検事の天下り先確保のために作られた。」

帰宅後、原稿執筆。

                      ○

最近無罪判決が相次いでいます。起訴された人は厳しく自白を強要されていました。本当に極悪非道の犯罪に対して厳しい姿勢で臨むのは当然ですが、無実の人を過酷な取調べによって罪人に仕立て上げるのは許されません。しかも、警察・検察が正義感・使命感からではなく己の昇進や成績のためにそういうことが行われているのだとしたら許されないことです。検察・警察への不信が国民の間に高まることは防がねばなりません。

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2007年4月11日 (水)

千駄木庵日乗四月十日

午前は訪問看護師の方とともに父のお世話。

午後は、「政治文化情報」五月号の原稿執筆。

午後六時半より、青山の大東会館にて、「青山懇談会」開催。中村信一郎氏が司会。小川力氏が「教育勅語復活運動の新展開について」と題して問題提起。活発な討論が行われた。

帰宅後、原稿執筆。

                ○

今日初めて昭和二十三年六月十九日に、衆院で可決された「教育勅語など排除に関する決議」と、参院で可決された「教育勅語の失効確認に関する決議」の全文を読むことができた。まことに情けない内容の決議である。戦争に負けるとはこういうことなのかと実感させられた。この決議は、占領軍の民政局次長のケーディスが衆参両院の文教委員長に命令して行われた。決して当時の衆参両院議員の「自由に表明された意志」ではない。

そもそも国会には、「ご詔勅」を失効させたり排除する権限はない。現行憲法の欠陥は国民主権思想である。「国民は主権者であるから、国民の代表たる衆参両院議員が天皇の詔勅をも失効せしめることができる」という考え方によって行われた決議である。しかし、天皇陛下は、日本国の権力者ではあらせられない。したがって、天皇陛下が詔勅を発せられるのは権力行為ではない。ゆえに権力機関である衆参両院が、天皇の詔勅にかかわることはできない。これは、「皇室典範」についても言えることである。

ともかく、敗戦直後に戦勝国によって行われた日本弱体化のための諸施策はことごとくこれを否定しなければならない。

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2007年4月10日 (火)

千駄木庵日乗四月九日

午前は、訪問看護師の方とともに父のお世話。

午後は、原稿執筆の準備。「国民主権論」について書く準備をしました。

午後六時半より、サンパール荒川にて、「あらかわ正論の会・講演会」開催。浅川喜文荒川区議会議員・西川太一郎荒川区長が挨拶。森本敏・林英臣両氏が講演を行った。印象に残った言葉は次の通り。

〈林英臣人間学経営研究所所長〉「この会場に来る前、回向院の吉田松陰・橋本左内両先生のお墓にお参りした。橋本左内は二十五歳で亡くなったが、識見・行動力において坂本竜馬の上ではないか。竜馬は薩長同盟を結ばせたが、左内は有力諸藩を連合させて新しい日本を作ろうとした。地球も日本もこのままでは済まない。何らかの大きなショックが来て、日本人が立ち上がって新しい方向を作り上げねばならない瞬間が近付いている。滝壺に近づきつつある船に乗っているのが今の日本人。地域の結集力と教育力が大事。神話の神々を今も拝むことができる国、古代のやまとことばを今もも使っている国、縄文人以来の血統を継承している国は日本のみ。」

<森本敏拓殖大学教授>「安倍総理はもっと積極的に自分の言葉で国民に語りかけた方が良い。そうしないと国民に心が伝わらない。中国は非常に不安定。農民の不満が高まり月に五回くらい各地で暴動が起っている。汚職・環境汚染・格差もひどくなっている。安倍総理は去年の訪中で暗に『靖国神社に参拝しない』と約束した。中国は日本の頭を押さえつつエネルギー効率や環境汚染の面でどうしても日本の技術協力が欲しい。日本の将来にとって中国の脅威が最大の問題。アメリカは米軍を再編成して中国の海洋進出に対応しようとしている。アメリカはイラク政策を間違った。宗派対立の中に足を踏み入れた。アメリカ大統領は、ホワイト・アングロサクソン・プロテスタントでなければならない。ただ一人の例外がケネディ。日本は当分の間日米同盟を利用しつつコンパクトな防衛力を持たねばならない。しかし、防衛費をどんどん減らし艦艇・飛行機・自衛隊員を減らしている。周りの国に馬鹿にされたり、利用されたりしない国にすべし。」

              ○

日本の国に危機が迫っていることは事実であります。これにどう対処するかが、喫緊の課題であります。しかし、与野党ともそのことに関して具体的にして納得できる対応策を国民に示すことができないでいます。そして、スキャンダルやら失言問題で争いを繰り返しています。

もうすぐ温家宝が来日しますが、一体何をしに来るのでしょうか。日本に協力を取り付けたいのなら、そして日中友好を真に望んでいるのなら、内政干渉・領海侵犯・資源盗み取り・反日暴動を謝罪し、我が国の国連常任理事国入りを積極的に推進するという意志表示をすべきであります。

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2007年4月 9日 (月)

千駄木庵日乗四月八日

午前は、訪問看護師とともに父のお世話。

午後は、投票所に赴く。帰宅後、資料整理。書状執筆など。

               ○

石原慎太郎氏が都知事選に勝利しました。良かったと思います。今回立候補した他のどの人が都知事になるよりも、石原氏が都知事になった方が良いと思っていたからです。

その理由を今更ここに書くことはないと思いますが、何と言っても、毎年終戦記念日に靖国神社に参拝し続けていること、国家安全保障に関して正当なる考え方を持っていること、対外関係についても毅然とした筋の通った姿勢を貫いていること、などが挙げられます。

他の候補者は以上の三点について全くおかしな考え方を持っていると思います。もちろん石原氏に対しては批判はあります。しかし、百パーセントを望むことはできません。

前宮城県知事は、知事時代に情報開示問題などで、反警察の姿勢をとっていた人ですから、今回の選挙結果を一番喜んでいるのは警察でしょう。佐々淳行氏が選挙参謀になったのもそういうことが関係していると思います。これからは都政の面でも、佐々氏が参謀になるのでしょうか。

東京の治安の悪化を食い止めることは極めて重要ですが、鹿児島県警の冤罪事件を見ても、警察権力の横暴と腐敗も食い止めねばなりません。また、石原氏自身の驕りも許してはなりません。そのことが心配です。

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2007年4月 8日 (日)

千駄木庵日乗四月七日

午前は、訪問看護師とともに父のお世話など。

午後は、皇居東御苑にある宮内庁三の丸尚蔵館にて開催中の「香淳皇后の御絵と画伯たち」展拝観。八重桜・菊桜・鹿踊・くるまえび・菊・おおべにうちわ等の御作品を拝観する。川合玉堂・上村松園・跡見玉枝などの作品も展示されていた。

香淳皇后さまの御絵は魚や植物を描かれた作品が多く、生きとし生けるものを慈しまれる温かなお人柄をおしのびすることができた。この後、東御苑を散策。松の廊下跡・本丸跡などを巡る。

帰宅後は、資料整理など。

                  ○

昭和の御代に青年時代までを生きた私は、香淳皇后様をまさに日本女性の理想像として仰慕し奉って来た。昭和天皇とともに、激動の歴史を生きられ、筆舌に尽くしがたい御苦労を重ねられたと拝察する。しかし、その御笑顔は、国民にとにって何よりの慰めであったと思う。まことに恐れ多いが、慈母の御笑顔であったと思う。

川合玉堂氏が、今上陛下の「立太子の礼」に際して詠んだ歌が書かれた色紙が展示されたいた。その中の一首は「たからかに 太子は宣らす かしこしや 皇后の宮に 御聲似ますも」であった。

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2007年4月 7日 (土)

千駄木庵日乗四月六日

午前は訪問看護師来宅。父のお世話。

午後は、諸雑務。

夕刻は、同志と懇談。

                ○

大東亜戦争が終わってからすでに半世紀以上も経過しているのに、いまだに戦争前或いは戦争中のことについて、あることないこと持ち出されて責めたてられるというのは一体どうしたことであろうか。私も、近代日本が良いことしかしなかった、絶対的に正しい国であったとは思っていない。戦前の日本がそういう国であったのなら、昭和維新運動は起こす必要はなかった。

しかし、日本は近隣諸国とやらに悪いことしかしなかったという歴史観は全く受け入れることはできない。何故何時までも戦前戦中のことで日本だけが悪者として責め立てられなければならぬのか。また我が国の政府は、そうした理不尽な攻撃に対して反撃できないのか。

その根本原因はやはり憲法にあると思う。現行憲法前文には、日本は侵略戦争を行った悪い国であり、戦勝国は「公正と信義」なるものを持っている正しい国であるとか書かれている。わが国外交が戦後一貫して謝罪をし続けてきたのは、この憲法の「前文」に忠実に従っているのである。

アメリカをはじめとした戦勝国に対する「詫び証文」を憲法にしているとことを根本的に是正しない限り、日本国は国家としての尊厳性を保つことは不可能である。諸悪の根源は現行憲法にあるというのは全く正しいのである。

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2007年4月 6日 (金)

千駄木庵日乗四月五日

午前は、訪問看護師の方来宅。父のお世話。

午後から、資料整理および書状執筆など。

                 ○

いわゆる「従軍慰安婦」の「強制連行」なるものは、全くの事実無根なのである。問題の根源には、事実無根のことを「官憲などが関与した事例があった」などとした「河野談話」にある。こうした祖国の歴史を貶める「談話」を官房長官という立場で行った河野洋平氏の責任は重大である。しかも、最近に至ってもこのことを反省していない。さらに問題なのは、安倍内閣が「河野談話」を撤回しないとしていることである。

政府は、アメリカ議会およびアメリカ世論に「反日機運」が高まることを恐れているのだろうが、逆効果である。正義の主張・歴史の真実の闡明こそが、真の友好関係の樹立となり、反日機運を雲散霧消せしめる最も有効な方策となる。泥棒もしていないのに、「あいつは泥棒だ」と言われたら、その事実を敢然と否定することが相手の信頼を獲得する唯一の手段である。然るに、今の政府の姿勢は、「泥棒らしいことはしました。ご免なさい」などと言うことが、相手の信頼を回復することになるなどというまったく誤った姿勢なのだ。

河野洋平・加藤紘一・宮沢喜一・古賀誠といった歴史問題や靖国神社問題などで、実におかしな姿勢をとっている政治家は、宏池会に属している。池田勇人元総理の系統の政治家たちである。「保守本流」などといわれているが、小生をして言わしむれば「本流」どころか「保守濁流」であり「似非保守」である。彼らは実際に権力の中枢にあって反日的政策を実行したのである。野党の社民・共産よりも悪質といわねばならない。

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2007年4月 5日 (木)

千駄木庵日乗四月三日

早朝、父の具合が悪くなり、看病。訪問看護師に急遽来ていただき、なんとか持ち直す。

午後二時より、神田学士会館にて、「アジア問題懇話会」開催。古森義久産経新聞ワシントン駐在特別編集委員が「ワシントンからみた東アジア」と題して講演し、「慰安婦問題で、シーファー米駐日大使はワクを踏み外した発言をした。この問題におけるアメリカの邪悪性は、河野談話では許さないというところにある。閣議決定の謝罪をせよとハードルを高くしてくる。この問題の陰に中国の動きがある。サンフランシスコ講和条約すら認めない反日攻撃に対しては日本がいくら謝っても解決しない。日本政府は歴史問題でキチンと反論してこなかった。外務省は『朝日』の社説のような思想を持つ人が外交をしてきた。慰安婦決議が米下院で採択されたら、日米関係の大きな転換点となる。アメリカの世論と議会の支持を得るため中国の力を入れている。日本のアメリカ議会対策とは大きな開きがある。日本側の対外発信に問題がある。ネオコンという言葉はレッテル貼り。民主主義の拡大のためには武力行使も必要という考え方。自由と民主主義の拡大がアメリカの存在意義ということがアメリカの東アジア政策の基本にある。だから米中接近には限度がある。」と語った。

もっと多くのことが語られましたがここには書ききれません。詳しくは、「政治文化情報」誌で報告します。

                      ○

従軍慰安婦の強制連行などというのは、全く事実無根のことであります。これを放置しておくことはできません。「河野談話」そのものが間違っているのだという主張を正しく行うべきと思うのです。そして、我が国は歴史の真実を日本側がアメリカのみならず国際社会を広く発信しなければなりません。茂木木弘道氏などが民間の立場で一生懸命努力しています。外務省は何故そういうことをしないのでしょうか。

                      ○

父の病状が心配ですが、何とか回復してくれるように祈っております。

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千駄木庵日乗四月三日

ブログがメンテナンス中ということで掲載が遅れました。

午前は、訪問看護師来宅。父のお世話。

午後からは、諸雑務。「月刊・日本」誌掲載用の萬葉集講義の原稿執筆。完成送付。

             ○

ますらをの かなしきいのち つみかさね つみかさねまもる やまとしまねを

これは、三井甲之の歌です。わが國の多くの先人たちは様々な國難などに際して、祖國日本は永遠のものと信じ、祖國のために貴い生命が捧げました。また、そういう祖國に身を捧げる人々がおられたからこそ祖國は今日の日本があるです。 

この歌は、昭和二年に詠まれた歌であり、戦時下で詠まれた歌ではありません。長い祖國の歴史の中で祖國に身を捧げた「ますらをたち」の悲しみに作者自身が一体化せんとしている歌です。現実に祖國が存在し、そこに親兄弟同胞が生き、美しい自然があり、麗しい伝統がいきづいている以上、護る決意を持つのがその國に生きる人間の自然の感情ではないでせうか。かかる自然な感情まで「軍國主義」「戦争肯定」などと言って否定したらそれこそ祖國は無くなってしまうと思います。

 三井甲之は、甲府に生まれ、伊藤左千夫門下であり、斎藤茂吉と同時代の人です。しかし、今日、三井甲之のことはあまり高く評価されていません。三井甲之のこの歌の歌碑が山梨県中巨摩郡竜王町篠崎の山県神社の境内に建立されてゐ

います。何年か前、森田忠明兄に連れて行ってもらいました。

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2007年4月 3日 (火)

千駄木庵日乗四月二日

午前は、訪問看護師の方来宅。父のお世話。

午後は、書状執筆など。

午後六時半より、赤坂の日本財団ビルにて、「東京財団フォーラム・日本版NSCの創設と日本の安全保障」開催。登壇者の主な発言は次の通り。

北岡伸一東京大学教授「太平洋戦争の時、日本には統一的意思決定がなかった。自国の運命はここで決めるということがなかった。憲法の構造がそうなっていた。今日は、内閣総理大臣にその権限がある。しかし日本人はみんなで決めるのが好き。一人が責任を負わない。今日の世界の安全保障は多様化している。安全保障を引き受ける機能を持つ組織=NSCが必要。総理・官房長官・外相・防衛相のみの会議を作る。問題によって他の閣僚も入れる。下に事務局を作る。事務局長が重要。そこにどうやって情報を入れるかが問題。一つの政策を実行するには色々な仕掛けが必要。それを総合的に考える装置を作りたい。内閣調査室・公安調査庁・外務省などからの情報を統括すると共に多様性も大事。国益とは国民の自由と繁栄を守ること。その基本的手段を検討するのがNSC。国民の知る権利は重要だが、今すぐ知るよりも少し後で良いということもある。何もかも公開したら、外交も安保も成り立たない。」

小池百合子内閣総理大臣補佐官「安全保障会議を抜本的に見直して、NSCを創設する。秘密の保護が課題。外相が海外行かないのは、会社の営業部長が営業しないのと同じ。情報部門と政策部門とは分ける。機密が漏れるのは特別国家公務員からが多い。アメリカは情報収集に十億ドルかけている。手ぶらでは情報は集まらない。」

細野豪志民主党衆院議員「情報の共有について前向きな提案が欲しい。NSCにどこまで役割を持たせるのか。危機管理とどこまで関わるのか。内閣官房副長官補と内閣危機管理官との役割分担が問題。タテ割りの発想をを破るにはどうするのか。他国と国益がぶつかり合う海洋政策と宇宙政策とNSCがどう関わるのか。情報管理システムのルールづくりが必要。」

                 ○

我が国の情報管理・情報収集システムがどうなっているのか詳しい事は知りませんが、内閣調査室や警察や公安調査庁などが行っているようです。それが真に国家国民の安全のために行われているのならいいのですが、特定の政治家の利益ために行われるとしたら問題です。政治家は自分関する世論の動向や選挙情報を知りたがるようです。また、国家機密が政治家から漏洩するなどということは言語道断です。

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2007年4月 2日 (月)

千駄木庵日乗四月一日

朝から、専門家の方に来ていただいて、パソコンの整備。この専門家の方は小生ののごく親しい友人で、色々助けて下さり、有り難く思っております。

午後十二時より、荻窪の教育創造研究所にて、「みすまるの宮例大祭」執行。祭文奏上・祝詞奏上・玉串奉奠などが行われた。祭主の菅家一比古氏が挨拶。小生らが祝辞を述べた。この後直会開催。

帰途、千駄木を散策。須藤公園・狸山公園などの桜を見る。

帰宅後、書状執筆など。

                ○

憲法改正の機運が盛り上がっているといわれますが、ただ改正すればいい、新しい憲法を作ればいいという話ではありません。現行占領憲法の欠陥を根本的に正さなければ改憲の意味はありません。現行憲法の最大の欠陥は、その原理にあります。国民主権・主権在民という思想は、君首と国民が絶対的に対立し、権力を奪い合った歴史を持つ欧米で生まれた思想です。祭祀国家であり君民一体の国柄であるわが日本にはまったく適合しない思想なのです。

しかるに、自民党や読売の改憲試案は、現行憲法三原理を踏襲しています。このような国体否定の国民主権という原理は全面的に否定すべきです。戦後及び現代日本の混迷の根本原因は、天皇を神聖君主と仰ぐ国体が正しく開顕されていないところにあるのです。

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2007年4月 1日 (日)

千駄木庵日乗三月三十一日

午前、パソコンの具合が悪くなり、専門家の人に来ていただいて見てもらう。

お陰さまにて午後には復旧する。有難し。

このため午後十二時より、青山霊園にて執行された墓前祭はやむを得ず欠礼する。

夕刻、日暮里の諏方神社に参拝。神域の桜を仰ぐ。続いて養福寺に参拝。ここは真言宗のお寺で若き姿の弘法大師の御像がある。桜が美しい。本行寺、経王寺を巡拝。この二つのお寺は日蓮宗。それぞれ由緒あるお寺です。そして谷中霊園に入り、桜の木の下を歩みゆく。本当に今日が満開。多くの人々が来ていた。そして谷中天王寺に参拝。谷中大仏(釈迦牟尼。像佛)に拝礼。谷中霊園内を散策。今日で桜が散ってしまいそうに思えましたので、谷中と西日暮里を歩きました。

帰宅後もパソコンの整備。

今日詠みし歌一首。

「夕暮る谷中の墓地の花吹雪身に浴びにつつ一人歩みぬ」

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