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2007年3月 3日 (土)

千駄木庵日乗三月二日

午前は、父の世話。訪問看護師来宅。

午後は、両国の江戸東京博物館で開催中の『特別展・江戸城』参観。太田道灌築城以来幕末までの江戸城の歴史が展示されていた。太田道灌書状・慶長大判金・江戸城本丸天守閣外面の図・江戸城普請分担図・本丸大奥絵図・将軍宣下当日大広間着座絵図などを見る。

将軍宣下が、新将軍が上洛せず江戸城で行なわれ、しかも勅使・院使が将軍より下座に着座するという事に憤りを覚えた。また、江戸城内および将軍の生活が贅をつくすようになり将軍家が次第に貴族化していく様が分かった。

博物館の裏には大きな徳川家康像がある。最近つくられたものである。太田道灌像は日暮里駅前にある。(再開発が進捗中なので今もあるかどうかはわからない)都内に建てられている戦前からの銅像は、戊辰戦争に勝った西南雄藩出身者のものが多い。(西郷隆盛・大山巖・大村益次郎・品川弥二郎・川路利良など)家康や太田道灌という江戸期以前の人々の銅像は戦後に建てられたものである。西南雄藩は江戸の人々にとっては戦勝者でありある意味の進駐軍であった。ただし大手町には旧幕臣の渋沢栄一像がある。これは戦前からのもの。

大東亜戦争敗北後の占領期間中に東京のど真ん中に、マッカーサーの銅像が日本に建てられなかった事はまことに有難いことであった。日本人はそこまで精紳的に敗北していなかったという事だろう。

そこで一首、

日本人の誇りとすべし マッカーサーの 銅像がこの国に 建てられざりしこと

帰宅後、書状執筆・資料整理。

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