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2007年2月28日 (水)

千駄木庵日乗二月二十七日

午前は、父の世話。

午後から深夜までは、諸雑務そして原稿執筆。

           〇

以前にも書きましたが、今後の日本にとってきわめて好ましくない事態は次の四つであると思います。

一、安倍内閣が崩壊し、国体観・歴史観がしっかりと確立していない政治家(譬えば菅直人・小沢一郎・加藤紘一・山﨑拓など)による内閣ができること。

二、アメリカで、日本を蔑ろにし共産支那・北朝鮮に融和する政策を行なう民主党政権が成立すること。

三、台湾に共産支那との統一を志向する馬英九国民党政権が生まれること。

四、東京都知事に国防・安保・教育などで石原現都知事よりも劣悪な知事が誕生すること。

この四つの悪夢がもしも現実になったら、日本国はまさに亡国の危機に陥ると言っても過言ではありません。しかも実現する可能性が高いのです。

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2007年2月27日 (火)

千駄木庵日乗二月二十六日

午前は、訪問看護師来宅。父の看護。

午後は、知人と懇談。その後、諸雑務。

夜は、原稿執筆。

              〇

世の中が何とも落ち着きません。大分前の鶴田浩二の歌に「右を向いても左を見ても馬鹿と阿呆の絡み合い」という歌詞がありましたが、今の世の中はまさにその通りの状況のように思われます。政治家は、国家百年の大計を打ち出せないばかりか、当面の危機的状況に対してすら、有効な手立てを講じることが出来ないようです。そして、与野党共に相手の足を引っ張ることしか考えていません。醜い政争に明け暮れています。

いまの政治状況では、国家観・歴史観が他の政治家と比較してしっかりしている安倍晋三氏が総理を続けてもらうしかないと思います。他にどんな人が総理として適任でしょうか。いないと思います。

市井の一国民である私が心配しても仕方がないのかも知れませんが、今は権力闘争・醜い政争をしている時ではありません。国民が一致団結して国難にあたるべき時であります。安倍内閣を打倒して一体誰に総理になってもらうのか。小沢や菅は論外です。自民党内に安倍に代る人はいますか。いないと思います。「美しい日本」をつくるためには醜い争いをしている時ではありません。

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2007年2月26日 (月)

千駄木庵日乗二月二十五日

午後は、諸雑務。

夕刻。湯島天満宮参拝。梅祭りが行われている境内を散策。紅梅は満開でしたが、白梅は散るのが早いのか少なくなっていました。多くの参拝者が来ていました。合格祈願が書かれた絵馬が沢山ありました。ご祭神の菅原道真公は、学問の神様であると共に、尊皇の人であり、支那文化の流入に対して国風文化・日本傳統精神の復興を図った人であります。

夜は、書状執筆など。

            〇

鹿児島県警が摘発した選挙違反事件の被告十二人全員が無罪判決を受け、鹿児島県警の自白強要等の強引な捜査手法が糾弾されている。テレビの特別番組で見るかぎり、拷問に近い取調べが行われ、無実の人々が多数罪に陥れられたようだ。しかもこれは「横浜事件」「大本教事件」のような戦前の事件ではなく、つい四年前の事件である。まことに困ったことであり深刻な事態である。

警察及び検察権力は強大でありそれが濫用されると大変なことになる。しかも、今回の場合、捜査官が正義感や犯罪を摘発するという使命感に燃えて起った行き過ぎ事件ではなく、出世欲、功名心、成績を上げたい、署長に恥をかかせない、などというきわめて低次元の意識がその原因となっているところに問題がある。

警察署長のことをその警察の署員は「オヤジ」と呼ぶようである。ヤクザ組織も親分のことを「オヤジ」と呼ぶようである。つまり、警察署員には警察署長に対する「絶対服従」、中川自民党幹事長の言った「絶対的忠誠」が強いられているのだろう。犯罪の防止と摘発を使命とする警察が戦闘的・軍隊的な指揮命令と服務が行なわれるのは止むを得ないが、それが履き違えられると今回のような事が起る。事実、今回も捜査に疑問を感じた捜査員がその旨捜査会議で上申したら、署長にさんざん怒鳴られ、配置転換されられたという。

この事件では県会議員が逮捕され、お隣りの宮崎県では県知事が警察に逮捕された。警察とはそれほどに強大な権力を持つのである。その警察に対するチェック機関が整備されていないことが問題である。公安委員会も議会の警察委員会も、警察に飼い慣らされていると言っては言いすぎだが、警察に対するチェック機関の役目を果たしていない。県会議員などは、自分を逮捕し政治生命を奪う権限のある警察に対して厳しい姿勢をとれるはずがない。

鹿児島と言えば、近代警察の父と言われる川路利良初代警視総監の出身地である。この人は西郷隆盛を裏切り、刺客を送り込んで西郷暗殺を指示した人物である。そういう権力濫用体質・謀略体質を未だに警察が背負っているのであろうか。

この事件を指揮した警察署長をはじめとした幹部はなぜ正々堂々と反論あるいは謝罪しないのか。これも問題である。また、判決の通りなら、ありもしない事件がなぜ、作られたのか。警察・検察側は捜査過程を検証し、公表すべきでないか。

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2007年2月25日 (日)

千駄木庵日乗二月二十四日

午前は、父の入院していた病院に赴き、今後の事などを相談。

午後は原稿執筆。完成。送付。

夜は、書状執筆。

             〇

大和魂・やまと心についての小論を書きました。大和魂・やまと心とは、物事に素直に感動する心であると思います。それは「正直」「潔さ」「精錬潔白」「誠」「まごころ」「清明心」「もののあはれ」にも通じる心です。日本民族は古来、こうした心を大切にして来ました。神や大君に対する畏敬の念、自然を尊ぶ心、美しいものを愛する心は、まさに日本民族の真心の表れであります。

和魂漢才・和魂洋才の和魂とは、日本人の大らかなる包容力であります。「やむにやまれぬ大和魂」と歌われた「大和魂」は、強靭なる戦闘精神・勇武の心であります。この二つは矛盾するものでも別のものでもなく、とぢらも「朝日に匂ふ山桜花」と歌われたような、美しくも純粋なる清明心の表れであります。われわれは今こそ大和魂を発揮して国難にあたらなければならないと思います。

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2007年2月24日 (土)

千駄木庵日乗二月二十三日

午前、訪問看護師の方と共に父の世話。

午後二時より、内幸町の日本プレスセンターにて、『マスコミ総合研究所定例研究会』開催。外交評論家の岡崎久彦氏が講演し次のように語った。

「馬英九が総統になると中国の台湾統一のシナリオが進む。馬英九が総統になると何が起るか分からない。しかし、馬英九の支持率が低下し、王金平が国民党の総統候補になる可能性が出て来た。そうなると、現状維持か台独かの選択となり、日本にとって心配がなくなる。アメリカは中国に武力行使もさせないし、台湾に独立もさせないという二重抑制政策。先週の『アーミテージ報告』は台湾に同情的。アーミテージは、『台湾の民意が独立を支持するという選択をした場合は、米日は二重抑制政策を考え直さねばならない』と言った。現状維持では戦略にならない。将来どうするかという戦略が入った。独立するかしないかは本来高次の問題であり、中国を怒らせるかどうかの問題ではない。今回の『六カ国協議』は、六十日後に五割以上の確率で五万トンの重油を北朝鮮に食い逃げされる可能性が高い。五十万トンの重油は、北朝鮮にとって干天の慈雨。北は時間を稼いだ。北朝鮮は、中国の東北(満州)の第四の省と言われる。南北統一したら、日本はお金をうんと取られて大変。韓国も北を併合したら経済的にやっていけない。江沢民の愛国運動は成功した。天安門事件で獄中にいた民主化運動家たちが出獄して、民主化運動をしようとしても、誰も賛成しなかった。『日清戦争の仇をとり台湾を回復しよう』という主張が強くなった。第一次大戦後に山東のドイツ利権を日本が獲得した事に対する反対運動であった五四運動は、段祺瑞軍閥政府への反政府運動でもあった。だから中国政府は、五四運動を記念した反日デモを禁止した。安倍首相は、『靖国神社には行かない』とは絶対に言わない。ブッシュのイラク政策が国民の支持を失ったとは言えない。増兵反対決議案は上院を通らない。どんな大統領が出て来ても、イラク撤兵は出来ない。」と語った。

なお参加者の一人が「中国がイラク派兵を行ったら、世界が大きく変り、米中同盟ができる」と語ったのに対し、岡崎氏は「中国はレバノンに派兵している。イラクに出さない理由はないが、イランと中国は友好関係なので派兵できない。二十一世紀は、米中対立の時代であろうというのは変らない」と答えた。

                〇

台湾の独立が日本の国益に一番かなっているのですが、日本が共産支那を恐れて、台湾に対して安全保障面でも、外交面でも、正々堂々と台湾擁護の立場を闡明しないところに問題があります。日本にもそれなりの軍事力もあり、経済力もあるのですから、北朝鮮・共産支那に対して、何時までも相手の鼻息をうかがうような外交は止めるべきであります。北朝鮮も共産支那も軍国主義国家なのであります。日本はそれなりの対応をすべきであります。日米台は軍事的に結束すべきであります。        

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2007年2月23日 (金)

千駄木庵日乗二月二十二日

午前、父の治療の付き添いで病院へ赴く。

午後からずっと、資料整理。

          〇

資料整理をしていましたら、昨年十二月二十一日の「朝日新聞」に、石原慎太郎都知事が、「二〇一〇年の夏季五輪招請組織の名誉総裁に皇太子同妃両殿下にご就任をお願いする」意向を示したという記事が載っていました。その後、このことがどうなったか知りませんが、私はそういうことをお願いすべきではないと思います。もしも万一、招請できなかったら、皇室にご迷惑がかかる事態になるのではないでしょうか。こういう先行き不透明な問題、しかも、他の国との競争をしなければならない事、まして、都知事選の争点にもなる問題に、皇室にお関わりいただくのは慎むべきであると思います。

石原氏の都知事としての実績は大いに評価しますし、彼の国防問題・外交問題などに対する姿勢は高く評価します。民主党推薦の変な人が都知事になるよりは石原氏の三選の方がよっぽど良いと思います。しかし、石原氏の皇室への姿勢はいささか問題があると思います。

私は、天皇・皇室は神聖不可侵のご存在であると思っております。政争や国際競争のただ中に皇室・皇族を巻き込むのは厳に慎むべきと思います。

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2007年2月22日 (木)

千駄木庵日乗二月二十一日

午前中、父の介護の方が来宅。お世話になる。有難し。

午後は、ある精神世界の指導者の方の事務所訪問。懇談討議。日本の再生は、精神世界の浄化・神道の言葉で言えば禊祓えから、という御意見に賛意を表す。

午後六時半より、豊島区立駒込地域文化創造館において「萬葉會」開催。小生が萬葉集巻十三の作者未詳歌を講義。

                 〇

西村眞悟氏の事件で、検察が控訴を断念しました。当然です。これで西村氏は衆院議員としての活動を続ける事が出来ます。国家民族の為に大変喜ばしい事です。組織的犯罪処罰法違反は無罪が確定したわけで、そもそも同法違反で西村氏を起訴した事自体不当なことでした。

それにしても、創価学会は西村氏に何の怨みがあるのか、昨日の聖教新聞の幹部座談会で、「西村氏に有罪判決」「宗教弾圧の政治屋は自滅」という見出しで、西村氏に対して罵倒のかぎりをつくしていました。そもそも西村氏は「宗教弾圧」などしたことはありません。政教分離の憲法原則に則って創価学会を批判しただけです。堺市は関西創価学会発祥の地と言ってよく、そこに厳しい学会批判をする議員がいることが恨めしくて仕方がないのでしょう。

この間、私の知人のご婦人が、学会員にしつこく誘われたので、仕方なく学会の会合に出て見たら、日蓮正宗の坊さんと学会批判を行った竹入義勝氏などに対する非難攻撃の話ばかりなので呆れて帰って来たと話していました。創価学会・公明党の怨念体質は実に以て異常であり、このような体質が改められないかぎり、学会・公明党批判は続けられなければなりません。

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2007年2月21日 (水)

千駄木庵日乗二月二十日

午前中から、介護関係の方が来宅、父の事について相談。

午後は、原稿執筆。夕刻、知人と懇談

午後六時より、ある勉強会に出席。「天皇の大御心と維新」と題して小生が講話。活発の討論が行なわれました。

                 〇

中川幹事長の発言で、「忠誠心」という言葉が、大きく話題になった事は喜んでいます。死語になってはいなかったのです。マスコミも忠誠心という言葉そのものの存在は否定していないようです。ただし、閣僚たちがそろって「安倍総理に忠誠心を持っている」と言っていたのには少し違和感を覚えました。「忠誠心」ということを本当に理解して言っているのでしょうか。「忠」とは自己を無にして誠を捧げるという意味です。今の閣僚たちに本当にその覚悟があるのでしょうか。

筑紫哲也氏は、「忠誠心の対象は総理ではなく国民である」と言っていました。現行憲法においては、天皇は「日本国民統合の象徴」であらせられます。であるならば、天皇への忠誠心は即ち日本国民への忠誠心なのであります。「君民一体」が日本の国柄ですからそれは当然であります。天皇を君主と仰ぎ忠誠を尽くすことが日本国及び日本國民の安定と道義の根本であります。

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2007年2月20日 (火)

千駄木庵日乗二月十九日

今日は父がやっと退院しますので、午後はその準備をしました。夕刻、病院に父を迎えに行き、連れて帰りました。病院にいる間は、何があっても医者と看護士がすぐ来てくれるので安心なのです。しかし、父にとってみれば、病室に閉じ込められた形で毎日を過ごすのは大変の苦痛です。だから一日も早く帰りたがります。

家族としては父が家にかえって来て喜ぶ姿を見るとうれしいのですが、また何か容態が変化して、家族の手に負えなくなると、救急車で病院に連れて行ってもらわねばなりません。それが不安です。

夜は、水曜日に行なわれる「萬葉會」の講義の準備。

                〇

昨日書いた中川自民党幹事長の「忠誠」発言が今日も面白おかしくテレビで取り上げられました。しかしこれは実に重大な問題だと思います。中川氏は「閣僚と官僚は総理に絶対的忠誠を尽くさねばならない」と言いました。この「絶対的」という言葉が問題です。「相対的忠誠」を総理に対して尽くすというのならある程度分かります。「絶対的」とは何があっても逆らわない、言う事をきくということであり、総理がどんなに間違った事をやってもそれに従うという事です。これは総理大臣の独裁を許すという事につながりますし、間違いであります。

安倍総理の祖父である岸信介氏は、東條内閣の商工大臣として、戦争を早期に終結させるために、東條総理に「絶対的忠誠」を尽くさず、辞任し、東條内閣を崩壊せしめました。岸氏はそれが、天皇陛下および国家への忠誠であると信じたからであります。

この時、当時の東京憲兵隊長の四方諒二という軍人が岸氏邸を訪れ、軍刀を音を立てながら「閣僚は総理が右を向けと言えば右、左を向けと言えば左をむけば良いのだ。総理の意見に反対するとは何事だ」と言って岸氏を脅しました。それに対して岸氏は「黙れ兵隊。日本において右向け右、左向け左という力を持っているのは天皇陛下だけではないか。お前のようなわけの分からない兵隊が言うとは何事だ、下がれ!」と言って追い帰した。岸信介氏はまことに腹の坐った政治家であり、かつ尊皇精神が強固な政治家であったのであります。

日本国民が「絶対的忠誠を尽くす」のは、天皇陛下に対してのみであります。

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2007年2月19日 (月)

千駄木庵日乗二月十八日

午後は、今週火曜日に行なわれるある勉強会における小生の講演の準備。「天皇の大御心と維新」という大変なテーマで話させて頂きます。

夕刻は、父のお見舞い。

帰宅後も講演の準備。

             〇

報道によると、自民党の中川秀直幹事長は、今日行なわれた仙台市における講演で、「閣僚・官僚は総理に対し絶対的な忠誠、自己犠牲の精神が求められている」と語ったという。これはまことにおかしな発言である。閣僚・官僚は総理大臣の臣下ではない。上御一人日本天皇の臣下である。閣僚・官僚は天皇陛下に対し奉り絶対的な忠誠を尽くすべきなのである。

最近の保守政治家は、わが國の國體の本義を全く理解していない人が多い。政権党の幹事長にしてこのようなことを言うのだから、まったく世も末と言うべきである。総理大臣も国務大臣も等しく天皇の臣下であるから「大臣」と言うのである。ゆえに「絶対的な忠誠」の対象は天皇である。江戸時代、徳川御三家の水戸藩の藩祖徳川光圀は、「水戸藩の忠誠の対象は朝廷である。征夷大将軍は旗頭である」と言ったという。徳川御三家筆頭の尾張藩の家訓に「もしも、朝廷と江戸の将軍の間で対立が起ったら、わが藩は朝廷に従う」とあったという。中川幹事長はこうしたわが國の歴史をよくよく学び直すべきである。

日本国民の絶対的な忠誠の対象は、天皇陛下以外にあり得ない。この事は強く主張しておきたい。

今朝のサンデープロジェクトで田原総一朗・手島龍一両氏は、防衛庁の機密漏洩に関連して「検察のマスコミに対する情報のリークも罰せられるべきだ。マスコミは情報欲しさに検察応援団になっている」と語っていた。まことのその通りである。検察だけではない。警察のマスコミへの情報リークもひどいものがある。民族運動家が何か公安事件起こすとその人を英雄や殉教者にしないために、イメージダウンになる情報をマスコミに流して報道させる。また、民族運動内部に対してもあることない事イメージダウンになる情報を流す。これは絶対に許されざる事である。

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2007年2月18日 (日)

千駄木庵日乗二月十七日

午前、「政治文化情報」三月号発送完了。購読者の皆様には、月曜日にお届けできると思います。

午後は、諸雑務。

夕刻、父のお見舞い。

帰宅後、書状執筆。

                 〇

明治以後の日本は、近代化に成功し、破竹の勢いで発展し、欧米列強に伍して世界の強国の仲間入りを果たしました。これは、日本民族が、根底に強靭な民族意識・自主精神を保持しつつ、外来文化文明を柔軟に包摂する事が出来たからであります。こうした日本民族の特質は、近代になって養われたのではありのせん。古代以来わが國は儒教・佛教などという外来文化・文明を取り入れつつ、日本独自の国つくりを行って来ました。こうした事は、わが國の誇るべき歴史であります。

近代日本の成功と発展は素晴らしかったのですが、その後、大東亜戦争敗戦という悲劇が起こりました。なぜこのような事態になったのかについて、小生は悩み続けて来ました。小誌「政治文化情報」の三月号では、結論を出せたわけではありませんが、このことについて論じさせて頂きました。

日本近代の栄光と挫折を正しく解明することができれば、今日の日本の混迷も打開することができると思います。いづれにしましても、復古即革新即ち日本の傳統精神への回帰が大切であると信じます。

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2007年2月17日 (土)

千駄木庵日乗二月十六日

午前は諸雑務。

午後二時より、内幸町の日本プレスセンターにて、「アジア問題懇話会」開催。荒木和博拓殖大学教授が講演し、「今回の六者協議の合意は受け入れられない。『北が逃げられない仕組みをつくる』と外務省は言うが、基本的に北の現体制の延命を前提としている。ゆえに『しおかぜ』に対する政府支援を受けないことにした。拉致問題の解決は北朝鮮の体制転換なくしてはあり得ない。拉致されたとは思われていなかった曽我ひとみさんが帰国したので、失踪した家族がいる人から、北朝鮮に拉致されたのではないかという問合せが『救う会』に殺到した。妻に頼んで失踪者のデータベースを作成したもらったら、同じ時期に同じ仕事の人が拉致されている実態が明らかになった。偶然ではないと思った。そこで、『救う会』を辞めて『特定失踪者問題調査会』をつくった。朝鮮半島の問題に関わりたくないというのがアメリカの本音。北が核を持っていても米中は核抑止力を持っているから困らない。しかし核兵器の拡散は心配。米中は、北が『核物質を他に売らない』という約束をすれば良い。日本がアメリカをあてにするのは間違え。結局、真の東アジアの平和をつくる国は日本以外にない。北は好い加減な國。こちらが過大評価しなければ北を封じ込めることができる。金正日は物事の決断ができなくなっている。自衛隊が北に行って拉致された人々を救出するという選択肢を持つべし。その為に私は陸上自衛隊予備一等陸曹になっている。北と南の十三歳の子供の身長差は二十センチ。北で栄養失調で死んだ人の数の三分の一は子供。北から核を取ったら貧乏な独裁国家しか残らない。だから北朝鮮は最後の最後まで核を持ち続ける。北朝鮮を一番嫌っている國は中国。金正日は中国が大嫌い。アメリカは中国に『北朝鮮は、胡錦濤組系金正日一家なのだからお前のところでうまくコントロールしろ。そうでないとガサを入れるぞ』と中国に言っている。その脅し文句は、『北が核を持つと日本も持つぞ』という事。しかし中国の影響力には限界がある。先軍政治とは軍しか頼れない政治という意味。」と語った。

この後、父のお見舞い。帰宅後は、「政治文化情報」発送準備。

                  〇

荒木氏の主張は大いに賛成できます。北朝鮮問題の根本的解決は、金正日体制を崩壊させる以外にありません。その爲には如何なる手段も用いるべきです。私はかねてより、アメリカがかつてパナマのノエリガに対して実行したように日米の特殊部隊がピョンヤンを急襲して、金正日を拘束し、裁判にかけるべきだと主張しています。それを実行すれば北朝鮮民衆が一番喜ぶと思います。

強盗を相手に、話し合いだの交渉だの協議だのを何時までもだらだらと続ける必要はないと思います。それにしても、小沢一郎も菅直人も鳩山由紀夫も国家民族の安全の根幹に関わる北朝鮮問題・拉致問題について何ら発言をしないのは全くおかしいと思います。

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2007年2月16日 (金)

千駄木庵日乗二月十五日

午後一時半より、豊島区立千早地域文化創造館にて、「萬葉會」開催。柿本人麻呂の吉野讃歌などを講義。

この後、父のお見舞い。

午後六時より、「九段下沙龍」開催。同志と当面する諸問題について討議。

帰宅後、「政治文化情報」発送準備。

                 〇

またまた筑紫哲也氏批判で恐縮ですが、彼は今日もおかしな事を言っていました。政府は家父長制を維持する教育を行っていると批判し、教育は地方に任せるべきで、政府が管理するのはおかしいと言うのです。

「家父長制」というのは左翼用語です。筑紫氏は明らかにマルクス・レーニン主義者なのです。家というもの、家庭というものを大切にすることは、人間が幸福にそして道義的に生活していく基本です。家庭崩壊が今日の青少年の道義精神の低下の根本原因です。筑紫氏は、家・家庭というものをも否定し破壊する思想の持ち主なのです。

また、その地方地方の特色とか地域の歴史を子供たちに教えるのは大事です。しかし、教育の基本は日本国という共同体の中において子供たちを育てて行くことです。それには、国家の行政機構が教育行政を管理するのは当然であります。

これまでの所謂戦後教育は、左翼イデオロギーに支配され、日本の歴史と傳統を否定し、家庭を否定し、親兄弟を大切にするという道義の基本を否定する教育が、左翼教員組合によって行なわれてきたのです。それを援護し支持して来たのが筑紫哲也に代表される左翼偏向マスコミ人なのであります。その罪は実に深いのであります。

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2007年2月15日 (木)

千駄木庵日乗二月十四日

午後は、諸雑務。夕刻は、父のお見舞い。

帰宅後、「政治文化情報」発送準備。

               〇

筑紫哲也氏が先ほどのニュース番組で「異常気象は戦争が起りやすくなる。憲法改正の国民投票法が制定されようとしているが、日本も戦争がしやすい国家になるのではないか」という意味の事を言っていました。「異常気象によって國民投票法制定が行なわれるようになり、國民投票法の制定が改憲に直結し、その改憲によって戦争がやりやすくなる国家になる」と言うのです。「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺を思い出しました。

異常気象が戦争を起りやすくするというのは、俗耳に入りやすい言葉ですが、一体どのような科学的根拠があるのでしょうか。今後行なわれるであろう憲法改正によって戦争が起りやすくなるという議論も全く根拠が示されません。現行憲法は理念・思想が外国製であり、制定過程も外国製であり、さらに時代に合わないところがあるという事は明白であり、一日も早く改正されなければならないと思います。そしてそれは、わが国に対する侵略戦争を事前に食い止める国家体制をつくるための改憲であります。即ち、戦争を防止し、日本とアジアの平和を守るための改憲なのであります。

筑紫氏は時代錯誤の『戦後平和主義』=戦争誘発の似非平和主義の信者であると思います。

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2007年2月14日 (水)

千駄木庵日乗二月十三日

午後は、諸雑務、父のお見舞い、など。

午後六時より、衆議院第二議員會館にて、『日本再生の会平成十九年度全国特別総会』開催。西村眞悟氏が講演し次のように語った。

「拘置所にいた時、BC級戦犯の方々の苦労を思えば何程のこともないと思った。取調べの検事は私に『西村先生に会えて良かった。私の人生にとって良い機会だ』と言った。子供の物を含む多くの物が押収されたが未だに返却されていない。何が狙いなのか。家宅捜査の時、女房が『汚いところですいません』と言ったら捜査官は『本当に汚いですね』と言った。日本はダッカ事件でテロリストに屈服した。昭和五十年代初頭、北朝鮮工作員による日本国民拉致を封印しないで、全警察と自衛隊に警戒情報を流していたら、その後の横田めぐみさんなどの拉致は起らなかった。日本に向けて核弾頭を配備している中国に金を貢ぎ続けた。日本は六ヶ国協議で名誉ある孤立をして、断固として署名すべきではない。日本は核兵器を持つべし。弁護団から『裁判中は核の事を言わないでくれ。核アレルギーを持つ裁判官だったらどうする』と言われている。韓国の盧武鉉は日本で言えば福島瑞穂を総理にしたようなもの。インドの核保有について日本が批判した時インドは『日本はアメリカの核の傘の下にいる。中国とパキスタンが核を持っているのだからわが国が核を保有するのは当然だ』と反論した。日本も核を持ち、北朝鮮を潰さなければ拉致問題は解決しない。第一次大戦後、ドイツの歴史と傳統を敵視したフランクフルト派の共産主義者がヒトラーの政権掌握後アメリカに移りCIAの前身OSSに所属した。彼等が日本の占領政策を行い日本の歴史と傳統を破壊ししようとした。無所属になって本当に議員になったという気がする。」と語った。

横田滋氏は、「石原都知事ではないが、拉致問題に関して西村眞悟先生は余人を以て代えがたい政治家である。裁判所は無罪にしてもらいたい」と語った。

高池勝彦弁護士は、「今回の事は、何としても西村氏を逮捕しようという意志が先行しているように思える。組織的犯罪処罰法違反については裁判所はきちんとした判断を示した。」と語った。また、ある弁護士は、「検察は、無罪判決が出ると必ず控訴する。面子の問題であり、起訴そのものが間違っていたということになるからだ」と語った。

終了後再び父の入院している病院へ赴く。

                〇

これまで私は西村氏の演説を沢山聞いて来ましたが、今日ほど魂の入った演説ははじめてでした。それだけ、決意を固くしているのだと思います。参会者も感動していました。西村氏ほど清貧の政治家を私は知りません。今回の事は本当に残念でした。逆境に負けず戦っている西村氏に心より敬意を表します。今日は、小田村四郎・加瀬英明両氏など再生の会役員をはじめ、田久保忠衛・岡崎久彦・増本照明の各氏などが出席しました。西村氏に対する期待がまだまだ大きい事を実感しました。何とか、次回の選挙でも生き残って、国家民族のために活躍してほしいと思います。

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2007年2月13日 (火)

千駄木庵日乗二月十二日

午後は、萬葉集講義の準備。

夕刻、父のお見舞い。

帰宅後は、資料整理。堆積する一方の資料整理は大仕事です。

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戦後の総理の中でこの吉田茂氏と岸信介氏の二人を評価しています。この二人の大政治家を私如き者が評価するなどと言うのはまことにおこがましい話しですが、本当にそう思います。

詳しくは書けませんが、吉田氏については、民族派や真正保守派の中では、所謂『護憲安保体制』を作り出した人として批判する人が多いのです。しかし、実際には、吉田氏は自主憲法制定論者であり、自主防衛体制確立論者だったのです。占領下の総理でしたから、アメリカの意向を無視するわけにはいかなかったのであります。吉田氏は独立したら、改憲を実行できると考えていたのであります。そして、岸信介氏に自主憲法制定に向けての『憲法調査会長』の役目をになわせたのは吉田茂氏でした。ところが岸総理退陣の後、池田・佐藤両総理が、憲法改正を棚上げにしてしまったのであります。

また吉田氏が尊皇政治家であった事は、今上陛下の立太子の礼の時の壽詞で『臣茂』と奏上した事でも分かります。

安倍氏と麻生氏は、岸・吉田両氏の血を引く政治家なのですから、しっかりとやってもらいたいと思います。

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2007年2月12日 (月)

千駄木庵日乗二月十一日

午後は、父のお見舞い。病院関係者と打ち合わせ。

帰宅後は、書状執筆。今週行う萬葉集講義の準備など。

              〇

今日は紀元節・建国記念日です。祖国日本の悠久の歴史を偲ぶ日ですが、大新聞・テレビはまったくと言って良いほど、この大切な日の事を無視しています。困ったことです。政府主催の記念行事も何時の間にか行なわれなくなりました。政府がこんな事だから駄目なのです。自分の国に誇りを持てなくなった民族は滅びの道を歩むことは歴史が証明しています。

NHKは、紀元節にかかわる歴史教養特集番組を放送すべきです。それをしないNHKはやはり偏向していると言われても仕方がありません。それでいて視聴料を払わない人に罰則を課そうとしています。そんな事をする前に自身の姿勢を正すべきです。

神武天皇が大和橿原の地に都を開かれた日が今日なのであります。稲作国家日本の平和な精神を世界に恢弘して世界の平和を実現するというのが、日本建国の精神である『八紘一宇』の意味であります。決して侵略思想ではありません。

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2007年2月11日 (日)

千駄木庵日乗二月十日

午前、「政治文化情報」三月号原稿を書き上げ、印刷所に送付。

午後は、父のお見舞い。

午後六時より、神田学士會館にて開催された『憲法懇話会』に出席。

この会は、筧克彦・三潴信吾両先生の学統を継承発展させる研究会です。竹内雄一郎・高乗正臣・慶野義雄諸先生をはじめとした憲法学者及び憲法を学ぶ大学院生と共に憲法学者ではない小生も参加させていただいております。今日は、筧克彦著『国家の研究』の輪読を行いました。また三潴信吾先生の講演テープを聞きました。竹内先生の講話があり、また小生が『言霊と和歌』について少し話しました。

憲法学は本来國體論・国家論がその基礎になければならないのです。近代憲法學は西洋から来た学問であります。日本國體・日本の伝統を成文憲法に出来得るかぎり正しく表現する事が大切であります。また、西洋の国家観と日本の伝統的国家観とはかなり異なります。と言うかまったく異質です。現行占領憲法はルソー以来の契約国家論を踏襲していると思います。アメリカ製であるからそれは当然です。

現行憲法がアメリカ製であるという事は制定過程がアメリカの強制によるものであったというだけでなく、内容・中身もアメリカ製であるということであります。フランス革命やアメリカ独立革命の思想を基盤としているのです。一日も早く、悠久三千年の歴史をもつ天皇國日本の伝統的國體観・国家観にもとづく憲法を制定すべきであります。

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2007年2月10日 (土)

千駄木庵日乗二月九日

お昼に、父のお見舞い。介護及び病院関係者と今後の事について相談。

午後二時半より、衆議院第二議員會館にて、『日本再生の会』役員会開催。小田村四郎会長・西村眞悟衆院議員を中心に討議。

終了後、ある衆院議員事務所訪問。懇談。

夜は、「政治文化情報」原稿執筆。

               〇

福澤諭吉の「文明論之概略」という本を読んで驚いたのは、人間が自然を支配し破壊するのを当然の権利とし、天地自然に神が宿るという日本傳統信仰を否定し、古人に学び伝統を尊重する精神を否定し、君主を敬うことを否定していることです。さらには、日本人は、支那・朝鮮人などアジアの人々に対して、欧米人と同じような態度で接するべしと主張している事です。

かかる思想が近代日本に歩みをおかしくしたのです。福澤のような人物の肖像が日本銀行券に用いられているのは納得できません。近代日本をおかしくしたのは、福澤のような誤れる進歩主義者・欧化主義者であったと思います。次号の『政治文化情報』はこのことを詳しく論じました。ご一読下さいませ。

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2007年2月 9日 (金)

千駄木庵日乗二月八日

午後は、原稿執筆。

夕刻、父のお見舞い。

夜もずっと原稿執筆。

                 〇

政治とは権力闘争である事は承知している。しかし、国会は国民の税金で運営されているのである。そして今日の日本は、有史以来の危機に直面しているのである。一人の大臣の失言をとらえて、鬼の首でもとってように騒ぎ立て、政権を揺さぶっている民主党をはじめとする野党は許し難い。私は自民党が良い政党だと思っているからとか自民党権力を守るためにこんなことを言うのではない。拉致問題・核問題・領土問題・憲法問題・経済問題等々国会の場で緊急に討議しなければならない問題が山積している。政治家たる者、その使命と責任を果たしてもらいたい。

小沢民主党と国民新党は、社民党や共産党と共闘している。社民党は北朝鮮の手先の政党である。共産党は、人類を惨禍をもたらした共産主義を信奉する政党である。このような政党と共闘する事は許せない。

小沢一郎はかつて政官財の癒着構造のただ中にあって自民党幹事長として政治権力を揮い政治資金を集めていた男であるにもかかわらず、改革者面して自民党批判をしていること自体が許せない。しかも、この重大な時期に、正しい政治理念と政策に基づく自民党批判ではなく権力奪取したいがための権力闘争・政争を仕掛けているだけである。小沢一郎という男が政界からいなくなる事が政治改革であるとつくづく実感する。

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2007年2月 8日 (木)

千駄木庵日乗二月七日

午後は、原稿執筆。

夕刻、父のお見舞い。

午後七時より、文京シビックセンターにて『守れ!わが領土国民決起集会』開催。主な登壇者の発言は次の通り。

田久保忠衛氏「領土問題は国内で異論があってはいけない。麻生氏が二分の一論を本気で言ったのなら、次期総理として不適格。政治家は北方領土問題をオモチャにしてきた。『岸氏は安保をやり遂げ、佐藤氏は沖縄返還をやり遂げた。自分は北方領土だ』と思って、ロシアに擦り寄った。国土の尊厳性を忘却している。中国は阿片戦争来の屈辱を晴らすために一貫した戦略でやってきた。近代日本は強かったが、中国は弱かった。戦争の負けたことにより戦後日本は弱くならなければいけないと思った。戦後日本は後ろの方へ進んで行く。中国は前に進む。その交叉するところが日中の最大の問題。ウィークジャパン(弱い日本)からストロングジャパン(強い日本)に変るべし。吉田茂さんは立派な軍隊を持つ事を望んだ。強い国を志向した。国家のバックボーンたる国軍を持つべし。」

中山嶺雄氏「シベリアで十万以上の同胞が殺された。大多数の国民はそのことを知らない。北方領土の日を二月七日に設定したのが間違い。江戸時代初期松前藩は全千島を領有していた。樺太は間宮林蔵が発見した。弱体化した徳川幕府がロシアの侵略を認めた日が二月七日。ソ連が日ソ中立条約を破って北方領土を奪い取った八月九日を北方領土の日とすべし。ロシアと中国共産政府は潰しましょう。北京五輪を中止させよう。」

佐藤優氏「スターリンによる拡張主義の犠牲者が日本。米英はその共同正犯。南樺太全千島はわが固有の領土。北方領土の日である今日、産経新聞以外の社説は北方領土問題に触れていない。北方領土は取り引きの材料ではない。バナナの叩き売りではない。チェコの初代大統領でロシア問題の専門家は、「ソ連は帝政ロシア時代の軍服を裏返しにして着ただけ」と言った。ロシア連邦は中長期的には崩壊していく。日本の領土問題は竹島と北方領土しかない。尖閣は中国による難癖。問題の存在を認めてはならない。『三つの領土問題』と言うのは中国を喜ばせるだけ。中国と尖閣問題で交渉してはならない。真の保守とは親米保守ではなく親日保守であるべし。三島返還論や面積二分論は外務省内部から出ている。ロシアと戦略的パートナーシップを結んで幸福になった国はない。北方領土はロシアマフィアのしのぎの場になっている。イスラム過激派とつながっている。先住民族の地位が劇的に変化し、先住民族に土地の第一義的権利があるという事になって来た。現在日本国民であるアイヌ民族の土地を回復するという主張をすべし。ロシアの少数民族も日本の味方になる。バイカル湖以東にロシア人は七百万人しかいない。北方領土を手放した方がロシアの国益になるという理論構築をすべし。」

               〇

わが國の外交が弱腰なのも、教育の荒廃も、何時までも外国製の亡国憲法を押しいただいているのも、とどのつまりは、近代日本の歩みに対する誇りを喪失し、日本は侵略国家であった、悪い国であったという自虐史観の呪縛から解放されないところにその根本原因がある。これを払拭せずして日本の真の再生はない。

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2007年2月 7日 (水)

千駄木庵日乗二月六日

午後は、「政治文化情報」三月号の原稿執筆。

夕刻、父のお見舞い。

帰宅後も原稿執筆。

              〇

今日の日本は、共産支那による領海侵犯・主権侵害・内政干渉・軍事的脅威に晒されている。北朝鮮の核攻撃脅威にも晒されている。ロシアは北方領土を返還しないばかりかわが国良民を射殺したり船舶を拿捕したりしている。かかる国家の存立に関わる重大問題に対して如何なる対処をすべきかを、国政に参画する政党およひ政治家は真剣に国会の場で討議しなければならない。そして具体策を策定しなければならない。

大臣の失言をとらえて、審議をストップさせたり、国政を混乱させ、あわよくば政権を奪取しようとするのは、全く国家の危機を正しく認識していない証拠である。否、小沢一郎は、国家の危機をどうするかよりも己の政権欲の方が大事なのだ。だからこの欄でも繰り返し書いているように、北朝鮮や共産支那と同根の革命政党社民・共産とも手を組んでいるのだ。それに乗っている綿貫民輔という人も全く困った人である。

ある民主党代議士は、「民主党は難民キャンプのようなもの」と言っていた。理念も政策も全く異なる連中が行くところが無いのでただ集まっているだけという意味であろうが、全くその通りと思う。否、いまの政治家には与野党共に、立派な理念政策を持っている人が何人いるであろうか。

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2007年2月 6日 (火)

千駄木庵日乗二月五日

午後は、父のお見舞い。夕刻、知人と懇談。

帰宅後も原稿執筆。

                 〇

人間とか人生にはツキというものがあります。小泉内閣は、何時もツキがあったと思います。ピンチに立たされるかというような状況になっても、そうはならないようなことが起り救われました。そして、小泉内閣時代の民主党は、ある民主党議員が言っていましたが「チャンスをピンチに変える」という事がありました。

ところが、安倍内閣は小泉内閣とは正反対で、まつたくツキがありません。で出しは良かったのですが、その後マスコミに叩かれ、世論に批判されるようなことばかりが続いています。

しかし、私はどう考えても、民主・社民・共産の連立政権よりも、自公政権の方がまだましだと思います。私は、安倍晋三氏にまだ期待しているからです。少なくとも小沢一郎が総理になるよりは安倍総理の方が良いと思います。参院選挙で与野党逆転すれば、自公政権が崩壊し、社民・共産と手を組んだ小沢内閣ができる危険性が高くなります。自公連立よりももっと悪い政府が出来るのです。

安倍総理は、内閣改造、党役員の更迭を断行してでも、この難局を乗り切るしかないと思います。それにしても平沼赳夫氏の健康状態が心配です。

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2007年2月 5日 (月)

千駄木庵日乗二月四日

午後は、原稿執筆。

夕刻、父のお見舞い。

帰宅後も原稿執筆など。

                 〇

加藤紘一氏の『テロルの真犯人』という本を通読しました。なかなか面白い本であることは確かです。「誇りのナショナリズム」を持つ為に神社を中心とした地域コミュニティーを再構築すべしという考え方は、加藤氏の本心であるとすれば正しいと思います。しかし、靖国神社・満州事変・支那事変・東京国際軍事裁判についての加藤氏の考え方には、全く賛成できませんし、基本的に間違っています。加藤氏は「戦前戦中の日本は間違った道を歩んだ。そして今日の日本も危険な道を歩みつつある」ということを強調していますが、共産支那の軍国主義路線、覇権確立の動きに対しては一切これを批判していません。やはり加藤氏は「媚中政治家」であるとされ、彼が共産支那と特別の関係にあるという疑念を持たれても、仕方がないと思います。

共産支那の脅威ということはいくら強調してもし過ぎるという事はないと思います。現に今日も共産支那は尖閣近海で領海侵犯を行って調査活動と称する主権侵害を行っています。今日唯今、日本の保守政治家が行なうべきことは、敵性国家の主張と歩調を合わせた日本批判ではなく、共産支那の軍事的脅威からいかにして日本を守るかその具体策を確立することであります。それは決して危険なナショナリズムの謳歌ではありません。

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2007年2月 4日 (日)

千駄木庵日乗二月三日

午後は、資料整理など。父のお見舞い。

午後六時より、文京区民センターにて、「生命線・台湾を守れ!国民決起集会」開催。講演者の発言は次の通り、

平松茂雄氏「中国は建国以来、朝鮮戦争・チベット侵略・インドシナ戦争・金門島攻撃などを行った。毛沢東は建国五年後に核兵器を持たないとアメリカに対抗できないと決断し『ズボンをはかなくても核兵器を持とう』と言った。そして日本は経済大国になったが中国は核大国になった。日本は中国をまともに正面から中国を見据えようとはしなかった。中国では、宇宙・核・海洋の三つが一体となって機能し始めている。中国大陸は北側が山と砂漠で、自然の要害となっている。近代以後、海からの脅威に曝された。それを突破するために重要なのが台湾と沖縄。中国は台湾・日本近海で潜水艦展開の準備をしている。そうなるとアメリカはお手上げ。日本は中国の言いなりになるよりは、アメリカに頼るしかない。」

西村眞悟氏「中国による台湾攻撃は日本攻撃に等しい。第三次国共合作は台湾を核としてアジアを制圧するために行われる。中国の本質は謀略に長けた力の信奉者。民主党は中共の対外工作の責任者を招いて講演させた。幣原喜重郎の協調外交路線の愚を繰り返してはならない。自国の存立の問題として台湾問題を考えるべし。中国は戦前から『反日』をスローガンとして成功してきた。子供を殺しても『あれは砂袋だった』と言い張るのが中国人。国家単位でも同じ。川で溺れ流されている苦力に子供が石を投げているのを見ても大人が叱らないのが中国人。集団的自衛権とは『他国に対する攻撃が自国に対する攻撃と認められる時に発動する自衛権』という意味。日本か今やるべきことは核抑止力を持つこと。」

帰宅後は原稿執筆。

                〇

今我々の運動がやるべきことは、国内の「媚中派」に対する糾弾である。政財官界に巣食う共産支那の手先のような勢力を徹底的に批判しその妄動を封じることが大切である。そのためには、支那という国・支那人という民族に対する誤れる贖罪意識と誤れる畏敬の念を徹底的に払拭する必要がある。共産支那こそ、アジア最大最悪の侵略国家であり、軍国主義国家であるという事実、支那人は肉食人種であり道徳観念が希薄な人が多いという事実を日本人は正しく認識すべきである。これは差別意識ではなく事実である。

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2007年2月 3日 (土)

千駄木庵日乗二月二日

午後、北区内のあるわが家の菩提寺に赴く。四宮家のお墓を清掃・拝礼。

午後二時より、執行された節分会法要に、両親の代理として参列。今日は旧暦の正月にあたります。

真言宗のお寺ですので、護摩が焚かれました。僧衣を身につけた数人の僧侶が太鼓と鈴に合わせてお経を唱え、私たち参列者も、般若心経を読誦しました。一種の宗教的エクスタシーと申しますか、法悦の境にひたることができました。弘法大師以来の信仰行事ですので完成されていてなかなか素晴らしいものでした。何か魂の躍動を感じました。

ご住職の法話の後、豆撒きが行われ、懇親会が開かれました。

夕刻、父のお見舞いと病院関係者と今後のことについて相談。

帰宅後は、資料整理、原稿執筆の準備など。

               〇

スターリン・毛沢東・金日成金正日親子・ポルポトの暴虐の歴史、日共や過激派の内ゲバや暴力闘争の歴史を見れば、いかに共産主義が人類に惨禍を蒙らせてきたかは、あまりにも明白であります。その残り滓が日本共産党であり、社民党なのであります。そんな連中と手をつないで街頭演説を行っている民主党・国民新党は、一体何を考えているのでしょうか。

小沢一郎は自分の政治資金に関する疑惑追及を回避するために、柳沢発言をしつこく追及しているとの説があります。また、民主党議員に朝鮮総連から資金提供を受けた人がいることが明らかになっています。いまの野党に連立政権を作らせてはなりません。

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2007年2月 2日 (金)

千駄木庵日乗二月一日

午後は、資料整理。その後、父のお見舞い。

午後六時半より、港区内にて、ある衆議院議員を囲む懇談会。

帰宅後、書状執筆。

               〇

柳沢伯夫厚生労働大臣が、あれほど謝罪し反省しているのに、未だに罷免要求を取り下げず、審議拒否をしている野党にはあきれ返ってしまう。ここを先途と政府与党を追いつめたいのだろうが、どうせ追いつめるのなら、日米同盟の根幹を揺るがすような発言を繰り返した久間防衛大臣を追及したらどうか。

柳沢氏の失言問題よりも、角田義一前参院副議長の朝鮮総連からの献金問題の方がよっぽど重要である。民主党および国民新党は、この問題を解明すべきである。また、社民・共産という国家を顛覆せんとする外国の手先との共闘は厳に慎むべきである。政治家・国会議員としての資質に欠ける人物が多数いるのが、民主党や社民党である。柳沢氏を責める資格はない。

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2007年2月 1日 (木)

千駄木庵日乗一月三十一日

午後は諸雑務。

その後、父のお見舞い。

午後六時より、新宿区内にて、生長の家出身の同志の方々と懇談。

帰宅後、諸雑務。

                  〇

柳沢大臣の発言は失言です。失言は、本人が否定し、反省し、謝罪すれば済む問題であります。はっきり言って、あのくらいの発言は、誰でしてしまうことがあります。それを何時までも責め立てる野党とマスコミはどうかしています。

まして況や、これまで北朝鮮や共産支那や旧ソ連という敵性国家・侵略国家・独裁専制国家の手先となって日本國を破壊せんとしてきた共産党や社民党が、民主党や国民新党と一緒になって騒ぎ、安倍政権を窮地に追い込もうとすることは許せません。

綿貫元衆院議長は神主であり、保守政治家です。その人が福島瑞穂などという極左の女と一緒になって騒いでいる姿を見ると実に腹立たしいかぎりです。綿貫・亀井両氏は一体何を考えているのか。

ともかく、一昨日も書きましたが、民主・共産・社民連立政権樹立は日本にとって悪夢です。安倍晋三総理が如何に期待はずれのことを言おうとも、野党による政権奪取は阻止しなければなりません。

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