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2007年1月31日 (水)

千駄木庵日乗一月三十日

午後は、上野公園にある東京国立博物館にて開催中の「悠久の美―中国国立博物館名品展」・「ニュージーランド国立博物館名品展―マーオリ楽園の神々」そして本館の常設展を参観。

前漢時代(紀元前二世紀頃)の「祭祀場面貯貝器」(支那古代の祭祀の模様が彫られている貝殻を貯めておく器)には、人間を木に縛りつけて殺し神に捧げる様子が描かれてました。また数千年前の色々な瓶や器が展示されていましたが、それはみな肉を貯蔵しておくためのものでした。日本と支那とは同文同種だという意見がありますが、文化の基本は大きく異なると思います。わが国で肉食が日常化したのは明治以後です。弟橘姫のように海の神への鎮魂の為に自らの意志で海に飛び込むという事はあっても、人間を木に縛りつけて神への生贄にするという事は古代日本では行なわれませんでした。支那人を蔑視することがあってはなりません。佛教・儒教・漢字など多くの文化・文明を支那から輸入しました。しかし、日本と支那とは違う民族であり、全く異なる文化を持つということを正しく認識すべきであります。

夕刻、父のお見舞い。帰宅後は書状執筆。

               〇

日本は外来文化を吸収し高度なものとして独自の文化文明を創造して来た国であります。これからは、そうした日本文化の素晴らしさを世界に向けて発信していかねばならないと思います。詳しいことはここでは書けませんが、「萬葉集」を勉強していますと、つくづくそう思います。

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