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2006年12月 4日 (月)

千駄木庵日乗十二月三日

午後一時半より、明治神宮會館にて、「温故知新會講演會」開催。講演内容は次の通り。

井上順理素行会会長が講演し、「神の定義は、本居宣長の『尋常でなく優れたる徳のあるもの』という説が定説となっている。何であれ、普通でなく特別のものを神というというのが定説。八百万の神々には善神のみならず悪神もいる。真理を探究するのが西洋の学問。日本の学問は先人の教えを学ぶ。真理の中から道を学ぶのが日本の学問。東洋の学問は道を極めること。真理には悪も善もある。真理の中から良いものを発見する。『人類普遍の原理』などを持って来ても何の役にも立たない。教育の淵源は國體にある。わが國の歴史・伝統のエキスを子供たちに伝えるのが教育。日本は外国から佛教・儒教・漢字など多くのものを輸入し発達させた。日本文明は世界に発信する力を持っている。」と語った。

夕刻、父のお見舞い。

帰宅後、書状執筆など。

私は、日本国に生まれてきたことを限りなく、幸せに思う。自然は美しく、気候は穏やかであり、文化は洗練されており、食べものも美味しい。こんな國は世界に花いと思う。外国の文化・文明を柔軟に幅広く輸入し、そしてそれをより高度なものに育て上げてきた。

佛教も儒教も漢字文化も外来のものであるが、今日においては、その輸入先よりもわが國において、より高度な文化として花開いている。近代科学技術文明も、欧米から輸入したが、欧米以上の優れた文明をつくりあげている。

こうしたことの根底には日本民族の伝統精神がある。日本伝統精神は柔軟に外来文化・文明を受容しながら、独自性を喪失しない強靭さも持っている。これからの日本もこうした歴史に学び、優れた特性を生かして、日本文化の素晴らしさを世界に示し、世界の平和と幸福に貢献すべきである。

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